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コラム

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制作にまつわること。絵を描くのに向き合った言葉たち。日記。
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2020年9月の記事一覧

わたしの堕落論ーにごり

私がけっこう昔から好きなお話に「銀河鉄道999」の「ざんげの国」というものがある。 999の車掌さんが清らかで有名な「ざんげの国」で休暇をとっていたら、強盗に襲われてしまう。 清いイメージのざんげの国でそんなことが起きたなんて言語道断。 事実が悪評となって広まるのを防ぐために、なんと車掌さんとそれを知った鉄郎の記憶を抹消しようとする。 という話。 このラストのモノローグが秀逸。 もし聖人ばかりの世界があるとしたら、そこはたぶん「地獄」という名で呼ばれるであろう。善人もい

蚊に認められた

コンビニ行ったらヤブ蚊に2箇所も刺された。 なんで店内で襲われるのか…公園とかならまだしも… ちょうど今から4年前、私は超ブラックな働き方をしていた。 折しも過労死問題がニュースで取り沙汰されている最中だったので、会社側からは再三の「残業時間を減らせ」との命令がくる。 それは事実上「残業するならサービス残業しろ」という命令だった。 (上司からも、人事部からも、同じようなお達しがあった) そんな訳で、朝9時に出社して朝2時に退社するみたいな生活で 食事は1日2食、昼は外食で

「文化的」であろうとしている

みんなのフォトギャラリーが8月だけで50ものnoteで使われ、総回数にすると400を超え、いまだ読めていないnoteが10以上溜まっている… (えーん、ごめんなさい!) 400回御礼noteはまた別で紹介したいものがあるのだけれども ちょうど今日読んでいて気になったので、ちょっと書いてみようと思った。 思いつき文章に近いので、色々雑な部分がありますが。 タイトルでどのイラストを使ったかがわかって、さらに内容が深化しているnoteは大概おもしろい(intrestingの意味

こわい絵

ふわっとした感じの絵を描いているからなのか 一定の割合で「こわい絵」を見たいという人がいる… なんだろう?本質的に見破られてるのかな…笑 どちらかというと、幽霊とかそういう「こわい」より精神的に追い詰められてる「こわい」を描いていることが多いのかも。 今まで描いたものをまとめておきます。 「ばけもの」 「追っ手」 「人目につかない」 「壊心ノ一撃」 しかしアップするなら8月の納涼シーズンの方が良かったね…遅かった。 またこういう怖いのも描こうかなぁ…