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コラム

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制作にまつわること。絵を描くのに向き合った言葉たち。日記。
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2020年11月の記事一覧

Vチューバー体験記「バーチャルメタモルフォーゼ」

+++++ ご覧いただきありがとうございます。 Vtuber・Vチューバーがニュースになったこのタイミングで私が現在活動しているVチューバーのお話、特に内面的なお話を発信できること、とても嬉しく思ってます。 私の場合はセラピー的な効果がありましたが、それは実際は専門家の指導・観察のもとメンタル的なケアを受けているからであり、すべての人においてそれが良いというお話ではありません。 ただ、別人になってみる・自分とは違う自分になるという体験がもたらすこと、そしてVtuber

CIVILIAN「吐きたい僕と世界のはなし」考察

そもそも何について書くのか…CIVILIANによる【コンセプトワンマン】が開催されました。 そのタイトルを「吐きたい僕と世界のはなし」といいます。 ただのワンマンライブではなく、単なるライブですらなく。 それはひとつの映画でもあり、舞台や物語であったように思います。 実際、舞台のブザーからステージは始まるのでよりその印象が強かったです。 ワンマンライブは「僕編」と「世界編」の2日にわけて開催されました。 そのライブ前に公開された4回にわたる同名の連載小説があり、その世界観を

よく眠りたい

はす向かいの家が建て替えの工事をしていて10月中旬から音がすごい。 いま住んでいるこの家も4年前くらいにリフォームしているのだから、お互い様ではあるんだが。 ひと月弱経って、それが明らかに「メンタル」に響いてきた。 もちろん仕事もずっと家でしているしがないフリーランスのため 仕事中にガガガガとずっと音が鳴っているのも相当のストレスではある。 そのため、近くの電源のある外食チェーンで仕事をしたりする。 だが、そこはそこで頭の弱い中学生が走り回っていたり 赤ちゃん連れで泣き声

強さじゃなくて。

「強いクリエイターになること」って、「技術的だけじゃなくて精神的にも人間離れしていくこと」なのかなあ というある方の呟きを聞いて思ったこと。 別に精神的に強くなる必要はないと思うんだよね。 「精神的に強い」って無痛覚にならないといけない感覚や感情を表現してはいけないという抑制であるような気がして。 それって「感性」の活かし方と逆方向へ行ってしまうと思う。 実際に私にはそういう時期があった。 でもそれとは別に精神的なダメージを減らす必要は確実にある。 それは作品が批判され

お誕生日会の思い出

って書くと、ほんのりほのぼのストーリーな気がしますが まったくそうではないので、期待した方申し訳ありません… ふと思い出した小学生の時の誕生日。 たぶんあれは友達呼んだ最後の誕生日会なんじゃないかな。 その時も「招待する」という行為がとてつもなく嫌で、集まってもらっても大して嬉しくないほどクラスメイトに「好意がなかった」のだと思う。 今思えばあんまり思考回路がおんなじ同世代の子供はいなかったのかもなぁ… どっちかっていうと「変わってる子」だったわけだから。 そんなこ