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「アニメの世界に入る体験」でVRの新しい未来を開きたい!

はじめまして。
普段は3Dモデルの衣装デザイン&制作や企業広告漫画を制作している「つかはらゆき」と申します。
自身の総決算とステップアップをかけて「新たなクリエイティブをしたい!」という思い。1年ほど考えを巡らせていたことをお話しします。

#noteクリエイターサポートプログラム  の応募に際してのnoteです。

VRで行ける/会えるアニメ作品(動機・理由)

二次元の推しに会いたいと思ったことはありませんか。
推しに会いたいではなくても、あのアニメの世界に入りたいというのはどうでしょう?

今やそういう思いは「2.5次元ミュージカル」や「聖地巡礼」という1ジャンルや町おこしにもなっています。
アニメに詳しくない、もっと一般的なところでは「ジブリパーク」がもうすぐできたり、USJに「スーパーマリオ」の世界があったりします。

「呪術廻戦」と「喜久福」:好物としてアニメ登場したお菓子の実店舗でコラボが開催された

ただ現状、バーチャルではなく体験できるアニメの世界に「限界がある」と感じています。
先に挙げた「ジブリパーク」や「USJ」などにテーマパークや遊園地など実際の土地を使い来場してもらう形は、コストもそれだけ大きくなります。
そのためアニメに親しくない人も知っているような超大型コンテンツでないと作ることができません。

大抵の場合ファンが本当に行きたい「自分最高コンテンツ」や「推し」がいる世界はそこまで大型のコンテンツばかりではありません。
そこで「世界を体験する」現状の定番は「コラボカフェ」です。
ですが、カフェ内で作中の場面や衣装などの展示があり、作品やキャラクターのイメージをスイーツとして表現しているものです。
世界に「入った」という体験というものには無理があります。(妄想力でカバーしているのですが)

しかも「コラボカフェ」は限られた店舗でコラボレーションとして行われるので、多くの場合「期間限定」です。
常設のものもありますが、やはり基本的に大型コンテンツのものです。
「2.5次元ミュージカル」なども公演期間が決まっているのである意味「期間限定」ですし、そこでキャラクターと交流することはかないません。

コンテンツ終了(アニメ最終回や漫画連載終了、ゲームサービス終了)となれば、全ての「期間限定」が終わっていき、その世界の全てが終わったように感じることもあります。
実在する都市がモデルの場合、地域の人が協力的であれば「聖地」としてファンの集い続ける場所が残っているコンテンツもあります。ですが、実在しない場所やものはどうしてもそうはいきません。

コンテンツの大小、没入感のある世界、キャラクターとの交流、非実在世界の常設化…現実世界では叶えることが難しいことばかりです。

そこで考えたのが「VR」です。

VRは現実世界の体験や場所の代替利用が始まりつつあります。
東京大学のメタバース工学部が開設され学ぶことができたり「バーチャル渋谷」「バーチャル大阪」などの実在する都市を再現していたりします。

これだけ現実の代替利用価値を認められている理由は、視覚的にモニターなどの「分断」が少なく、オンラインの中でVRはより自分ゴトとして体験できることがあげられます。

こういったVRはもっと大きな可能性も持っていると思うのです。
それが「実在しない世界に行って推しに会う」自分ゴトとしての体験です。
「憧れた世界に行って推しと話し共に時間を過ごす」ことができ、いつでもどこからでも可能です。

アニメ・漫画、ゲームなどのフィクションの世界に入り、推しに会う体験として、VRの可能性を「新しい未来」として開いていきたいのです。

今回の活動では、大型コンテンツである必要がないということを前提に、わたしのオリジナル作品でVR空間とコンテンツ制作をして行きます。
そのオリジナル作品で、VR空間でキャラクターと話し交流する発想を知ってもらうことを目指します。
そして人気キャラクターと私たちファンがVR空間で交流することに繋げていきたいと考えています。

今までの活動について

こちらのnoteに自己紹介として今までの活動や制作作品をまとめています。

支援希望活動の内容

自作モデルをVRアプリ「cluster」で撮影したもの
VR空間は「たぬ@」さん制作のclusterワールド「最果てへの旅」をお借りした

1:制作全体像

舞台も人物も全て「VR空間」に実際に存在する、という作品(ストーリー)を作りたい。

「VR空間」を【舞台】として
「3Dモデル」がそれぞれ動いて【登場人物】となり
物語を展開していく「漫画・アニメ(動画)」制作をしたい。

2:支援希望の内容

今回制作の中で唯一「(ほぼ)初めて作る」部分が「VR空間」です。

今回の作品の制作過程を考えた時、特にアニメでは「VR空間」で「3Dモデル」を動かして撮影するということが考えられます。
アニメ制作過程で、従来メインだったのにあまり使われなくなることが「絵を描く」ということです。

人気作品を使わずに敢えて私自身が制作するならば、
私自身のライフワークでもあり、
私の作品だからこその、アイデンティティとなりえる「絵を描く」という部分は失くしたくない、むしろ積極的に取り入れていきたいと考えました。

登場人物の3Dモデルでは顔や衣装を描き込む過程があるので「私の作品」としてのアイデンティティを持ち得ます。
そんな中、舞台の制作の方法として出会ったのが「VRアート」です。

以前、機器をレンタルして実験的に制作した【VRアート作品】

VRアートは実際VR空間で絵を描き、その空間を作っていきます。
しっかりと「絵を描く」ということが制作のメインパートとして位置付けられます。
舞台が「VRアート」である作品であるからこそ「私の作品」として制作する意味があると考えています。
そういった理由から私が作る今回の作品では、VRアート制作が必須なのです。

作品舞台となる「VRアート」の制作について支援いただきたいです。

支援してほしい活動の時期や期限:活動計画と支援期間

活動のステップとビジョン

1)VR空間(VRアート)制作+3Dモデル制作

2)VR空間のワールド化
VRアートを実際のVR空間として発表をします。
clusterにアップロードを予定しています。

3)VR空間と3Dモデルを使ったビジュアル制作
制作したVR空間と3Dモデルを使用して、フォトアートを作ります。
アイドルフォトや漫画アニメのキービジュアルとして使用していきます。

4)制作アートの発表
作った写真集はアイドルフォト集としてコミケなどでの販売やWEB上ではNFTなどを利用して発表・販売していきます

5)ストーリーコンテンツ制作
ストーリーとして「漫画」や「アニメ動画」の制作します。

6)VR内でのイベント
ストーリー自体をそのまま再現する「舞台」やキャラクターが歌って踊る「音楽ライブ」を想定。

それぞれの制作の模様はnote、YouTube等で報告していきます。

支援希望期間

機器の支援をいただいて、その後は支援報告という意味合いで考えています。
支援いただいた後、報告を半年ほど太字で書いた部分「4)制作アートの発表」までを想定しています。

可能であれば、夏のコミックマーケットなどリアルイベントへの出展として一区切りのご報告ができればと考えています。

支援を希望する内容

主に制作機材の購入に対する支援金として支援を希望します。

VR空間の制作とその発表にはVR機器とそれをつなぐパソコンが必要です。
VRアート制作だけであればVR機器だけでも可能ですが、制作物の発表にはハイスペックのWindowsパソコンが不可欠となってきます。
パソコンはMacしか所有していないため必要な機材を揃えると考えると、まとまった資金が必要になります。

ですが、自身がフリーランスで活動する収入では生活することが限界で、この活動に限らず活動拡大や新規活動に対する資金がない状況です。
またフリーランスでは信用条件が厳しく、ローンも10万円以下のみしか通りません。

そのため機材購入に大きな壁を感じており、その支援をいただきこの活動を始めたいと希望しています。

希望総額:50万円
使用用途としては、以下の機材購入にかかる費用です。

Windows搭載ゲーミングPC

G-Tune HM-B-3060Ti [ Windows 11 ]カスタマイズ:26万円

VR機器

VIVE PRO2:18万円

モーションキャプチャ用WEBカメラ

エレコム UCAM-CX80FBBK:25,000円×2台

モーションキャプチャソフト

MocapForAll:9,999円

他ソフト・周辺機器

キーボード:4,000円
マウス:2,000円
blender:0円
unity(basic):0円
iriun:0円

ご支援いただいた結果、新しいコンテンツの「形」が見えるような制作ができることを楽しみにしています。

読んでくれてありがとう!心に何か残ったら、こいつにコーヒー奢ってやろう…!的な感じで、よろしくお願いしま〜す。