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「鎌倉殿の13人」でそろそろ推しが出てくる雑記

そろそろ…とは言うものの、もう2回はちょびっと出てきているのよね。
とはいえ、ようやく推しの治世になったので本格的に登場を期待。

推し…後鳥羽院です。
大学3年生の時に彼の和歌に触れ、そのまま鎌倉時代の和歌文学に没頭。
卒論を後鳥羽院で書くまでになってしまった。
その前までは源氏物語やろうとしてたのに…

とか言って、最初に後鳥羽院に触れたのは「浅見光彦」なんですけどね…
小説の方です。

まさに、才能に、人生に、感じ取れる人間性に「魅せられた」と思う。
まぁ…天皇に向かって「推し」っていうとちょっと軽いか、ちょっと怖い人のような感じがするけど。

そう言ったわけで正直な話、大河の人気としてどうだとか三谷脚本として評価がどうだとか…ぜんぜん客観視ができないほどの感情満載で「鎌倉殿の13人」を視聴しています。
とにかく「後鳥羽院」という人物が(どう描かれるにしても)存在したのだということがある程度広く知られる、ということだけで胸がいっぱいなのです。

それとも少し別ですが単なる「知識」が「物語」になることの素晴らしさというのも「鎌倉殿の13人」を見ていて感じています。
先の展開は全て脳内に入っている(母に「原作知ってる小説のドラマ化みたいなもの」と言われた)のに、それでも胸に迫るものがあり…
このエピソードをここにこうやって!?みたいな驚きや「仕掛け」の素晴らしさみたいなものも見えてきて、史実を細かく知っている大河の楽しみ方を初めて体感しているんです。

目線が違うので(いわゆる宮方で京都側)鎌倉の話にはちょっと疎い部分の補完にも役立っているように思います。

すごい好きなんですよ…
既得権益がもう持ち堪えられなくなった時の「既得権益の頂点」にいた人の気持ちなど、そして頂点に行くまでに負ったトラウマとそこからの脱却という…
天皇ってもっと「超人的」な存在だったものが、後鳥羽院の軌跡に触れるにあたり本当に「人間らしさ」に溢れた方だったのだと感じます。

尾上松也さん演じるイメージの後鳥羽院


最後に。
もうひとつツイッターで楽しみにしているのが「鎌倉絵」「殿絵」のタグで展開される皆様の感想イラスト。
途中からですが、見ているだけじゃなくて描いてみようと思って参加しています。
その一部をまとめて載せておきます。

第7回
第9回
第10回
第12回
第14回
第15回(上総介広常を偲ぶ会)
第16回
第17回
第19回
第22回
第23回


読んでくれてありがとう!心に何か残ったら、こいつにコーヒー奢ってやろう…!的な感じで、よろしくお願いしま〜す。