親切の話
趣味というか性分でたまーにお節介するんです。あんまり知らん人に。
(今日もサムネイルに素敵なお写真をお借りしています)
なんか、自分が誰かの目の前で困ってる時に助けてもらえる世の中だと嬉しいからって理由で、目の前に困ってる人がいるとなんかしたくなるんですよね。ただただそういう世の中であってほしいから。
もちろん時間的、体力的、精神的、金銭的余裕がある時の話ですよ。先着一名だけの幸運!くらいの狭さの時もありますし。人間そんなもんよ。親切の範囲も効力も全然狭くていいと思う。
あとさ〜、これは私の美学なんだけど、恩着せがましくしたくない。親切にされてるなって気付かれないくらいがベストだと思う。だって気付かれたら気を遣われちゃうもんな。スマートに生きたい。
で、今日はなんでこんなことをわざわざ書いているかというと、親切してるから褒めてー!みたいな話ではなくて。
朝から何かひとつ親切をしておくとその日1日が充実するなという実感がある。人間って朝の気分を引きずる生き物らしいし、他人に親切にすると自分自身の幸福度が上がる生き物らしいから理にかなってるんだと思う。
しばらく体調不良でお休みしていたけど、先日の朝、久しぶりに祖母の家の掃除機がけに行ったらその日からものすごーーーく作曲が捗っている。これだ!と思った。これなのよ。私がしたい生活は。
で、1日1回、朝のうちに親切しよーと思ったら祖母の家の掃除機がけをするのが一番良い。よい一日のルーティン。もはや儀式レベルのご利益がある。というか彼女の存在自体がパワースポット説ある。(親切関係なくなっちゃった)
祖母は4年前から病気をしていて今はもう有効な治療方法をやり尽くしてしまったんだけど、4年前よりずっと明るくて元気なんだよね。日に日に無邪気な少女の輝きを得ている。
そして彼女は私の様々の活動を応援してくれていて、よく「まだお店は開いているのかい」「オンラインショップだから24時間年中無休でやってるよ。笑」みたいな会話をしている。
ネットで無形物を販売するイメージがどうにも湧かないらしく、最初は「店番しなくていいのかい?」みたいな認識だった。今はBGM集の自動販売機だよ〜みたいな説明をしたりしている。
あとゾロ目の日の存在を知っている。ここまでくると普通にファンだと思う。ありがとう。
■ おわりに
普段は祖母のことってほとんど書かないのですが、きっと何年か後に見返したくなるだろうな〜と思ったので些細なことでも書いておきました。きっと忘れちゃうだろうから。
未来の自分、これ見て思い出してくれ。そして目の前に特別困ってる様子の人がいなくても、朝から一つだけ親切なことしてみてくれ。
きっとおばあちゃんのご利益があるから。約束だよ。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!
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