石川雄大 ~外国人と働く~

"日本一の外国人留学生組織"を掲げ、現在約40カ国650名の外国人…

石川雄大 ~外国人と働く~

"日本一の外国人留学生組織"を掲げ、現在約40カ国650名の外国人留学生・社会人の組織を作っています。 10年以上、芸能・日本人メジャーリーガーのマネジメントを経験。アメリカのトロント・ブルージェイズ傘下でプロ野球運営の勉強。その後、インバウンド事業に従事。

最近の記事

  • 固定された記事

<Vol.0>自己紹介

なぜ、今、日本に住む外国人600名とビジネスをすることになったのか?という経緯を勝手ながらご紹介させていただきます。 少々長くなるかもしれませんが5分程で読めるものにします。 生まれは愛媛県川之江市(現:四国中央市) 地元川之江高校に進学し、野球をずっとしていました。とても好きでした。 そしてご縁があって東京の明治大学に進学。ごく普通の大学生という感じでした。勉強したり、しなかったり。遊んだり、野球したり。 私はアメリカに28歳から行くことになるのですが、実は20歳く

    • ≪Vol.251≫日本とPL学園~外国人と働く~

      今回は野球に興味がある、または日本の高校野球を知っている人しかわからない話ですが、未だにYouTubeなどで語り継がれる「PL学園野球部」と、日本の未来についてです。 住みやすい国・日本日本ってどんな国なのかな? と思ったときに「日本に暮らしたい」って人ってまあまあいるんですよ。 世界から見ても移住したいランキングで上位にいます。 なんで? って考えた時に「住みやすい」んでしょうね。 そこで思うのは、 「経済発展をしている国」と「住みたい国」は違うので、一緒に考えない方

      • ≪Vol.250≫1~10まで受け止められるかどうか~外国人と働く~

        自分が親になると、親のありがたみがわかる。 なんてよく言われますが、その立場になってみないとわからないことが多いというのは、年々分かるようになってきました。 ちなみに僕は結婚もしておらず、子供もいないので、親になったことがある人ほど親の気持ちはわからないだろうと思います。 解決ではなく受け止められるかさて、その差ってなんだろう。 って思ったときに「1~10まで受け止めるかどうか」 という事ではないかと思っています。 「1~10まで受け止める」ということであって、「1~10

        • ≪Vol.249≫海外事業をする確率が高い~外国人と働く~

          普通の話ではあるのですが、僕の感覚値になってしまいますが、 日本に住む「外国人(帰化含む)」の皆さんの方が、日本で就職しても海外事業をする確率は高いように思います。 なんの根拠もないのですが、SNSを見ると日本人より圧倒的に「○○(国)へ行ってきます」と言った海外移動の記事を多く見かけます。 もちろん母国に帰国するといったプライベートなことも当然あるのですが、英語や母国語を活かして仕事をすることは多いのでしょう。 現状、日本人のパスポート保有率は17%です。 5人に1人も

        • 固定された記事

          ≪Vol.248≫時間を大切にするようになった~外国人と働く~

          なんていうのが、僕にとっては普通だったのですが、こういうのって今はほとんどない。 「いつまでやるのかわからないけど、手伝う」みたいなこと。 「まぁ、頼むよ」なんて言いながら仕事を受けたり、お願いしたり。 例えばお店だったら「ごめん、最後1人お客さん来たから、あと1時間延長でいい?」なんてことも普通だったような。 10年前の僕の感覚なら、これが普通だったというか、自分の仕事の場合は何時に終わるかなんてとても聞くことすらできなかったから、そういう働き方、働いてもらい方をしてい

          ≪Vol.248≫時間を大切にするようになった~外国人と働く~

          ≪Vol.247≫厳しい現実と生きやすいコミュニティ~外国人と働く~

          日本に住む世界中の外国人と共に仕事をしたり、遊んだりとコミュニケーションをとることが、一般的な人よりも僕は多いと思っているのですが、ご多分に漏れず、いろんな国の人がいるという事は「いろんな考え・文化・教育」があるので、「価値観の相違」がたくさんあります。 日本人が外国人に対して優位な状況もあれば、日本人が不利な状況もあったり、アジア人が不利だったり、欧米人が有利だったり、差別・区別的なことでもあるので、具体的に書くようなことでもないのですが、いろんなことが現実的にはあるもの

          ≪Vol.247≫厳しい現実と生きやすいコミュニティ~外国人と働く~

          ≪Vol.246≫親の小言を思い出し~外国人と働く~

          「英語は勉強しておけよ!」 先日オヤジが孫に言っていました。 ちょうど親父にとっての孫が、高校生から大学進学になるタイミングで、田舎を離れていくタイミングだったのですが、そんなときにこの言葉を贈っていました。 親父は僕にも、僕の兄にも、そういえばずっと「英語はやっとけよ」と言っていたような気がします。(30年前くらいから) そして、僕らは「ハイハイ」と言いながら、特に変わらない生活をし、大学生活の中で英語が話せるようになることはありませんでした。 親父の中では現在の

          ≪Vol.246≫親の小言を思い出し~外国人と働く~

          ≪Vol.245≫国際交流と転校生~外国人と働く~

          なぜ、外国人事業を僕はやっているのか? というのを何度も書くのですが、 というのが大きな理由です。 簡単に言うと「面白そう」「課題解決したい」の2点です。 そんな活動をしている中の一つに「国際交流」というのがあるのですが、日本人は結構、国際交流したいと思っています。が、恥ずかしいから出来ないという人が多数派です。 そして自分は出来ないけど、「子供だけにはどうかそういう経験を積ませたい」という親は結構多いです。 転校生の衝撃そんな取り組みを今、考えて作っているのですが、そ

          ≪Vol.245≫国際交流と転校生~外国人と働く~

          ≪Vol.244≫意図を伝える~外国人と働く~

          僕は野球が好きなので、野球関連のYouTubeを見ることがあるのですが、そこで言われることは「今の時代は昔とは違う」です。 いろんな理由があるのですが、僕の理解では「指示する意図がわからないと、若い奴はやらない」という事です。要するに昔で言うところの「やれって言ってんだから、やれよ!」っていうのは通じない。という事です。 それを見ていてよく感じです。 それは、一般社会でも変化が進んできている事でしょう。 最近の若者は・・・っていうワードは何万年も前から引き継がれている言

          ≪Vol.244≫意図を伝える~外国人と働く~

          ≪Vol.243≫やりたいことが見つからない人~外国人と働く~

          僕の経験で思う「やりたいことが見つからない」理由は、 第一関門として 「それは無理だよ」 「あんた何歳だよ」 と言った話が自分または他人から出て、やめることになります。 これはよくある話。 次に第二関門。 大人になるとよくある話。 「それって何の意味があるの」 「それって儲かるの」 と言った話。 第一関門で削ぎ落された夢ややりたいことの次に、もうちょっと現実的なやりたいことが出てきて、「どうやってやろうかな・・・」と考えていると、第二関門で自分や他人が出てきて「意味や

          ≪Vol.243≫やりたいことが見つからない人~外国人と働く~

          ≪Vol.242≫僕の生きてきた道とは違ってたが。。。~外国人と働く~

          会社を作って、初めて人を採用して、また僕の場合だと外国人を採用して、一緒に働いているのですが、僕が生きてきた道とは全然違っていました。 ネガティブな話ではないのですが、そもそも日本ならではの変なブラックは働き方があるじゃないですか。 お気持ち・お気遣い残業みたいなのとか、誰の責任なのかが分からなくて、みんなで助け合いましょう、みたいな連帯感なのか連帯責任なのか。 その中でも僕は割と「仕事が好き派」だったので、それがそれほど嫌ではなくて、勝手にジャンジャン働いていたタイプで

          ≪Vol.242≫僕の生きてきた道とは違ってたが。。。~外国人と働く~

          ≪Vol.241≫英語が話せたら80億人と話せるの巻~外国人と働く~

          英語が話せたら世界中の人と友達になれるぞ! なんて親や先生から言われたりしたこともあるんじゃないかと思います。 確かにそれって楽しそうだなと思ったりはします。 今、僕が外国人事業をやっているのも、シンプルに答えるのであれば、 「いろんな国の人が日本でいろんなことをしているのって面白いんじゃないか」と。 まぁ、そんなところです。 孤独が好きな一面もあるここからはちょっとややこしいのですが、自分と社会との距離感の話です。 上述したように自分が見えている世界には、そういう多様

          ≪Vol.241≫英語が話せたら80億人と話せるの巻~外国人と働く~

          ≪Vol.240≫意味があるかないかを説明する~外国人と働く~

          ちゃんと「意味があって」、ちゃんと「意義がある」ことが出来る方がいいと誰でも思っているし、それで「儲かったり」、「給料が上がったり」するとさらに良い。というのも誰でもわかっている。 でも、意味があるんだか、ないんだかわからないけど、やらないといけないこともあるし、 もっと言えばやってもほぼ意味はない、ということでもやらないといけないことはある。 よくあっちゃいけないが、よくある話だ。 意味ないと説明した方が結果がですでも、ココで僕が大事だなと思っていることは、「意味があ

          ≪Vol.240≫意味があるかないかを説明する~外国人と働く~

          ≪Vol.239≫なぜ働くのですか?~外国人と働く~

          大人になってからよく思うことなのですが、 ・夢は何ですか? ・なんで働いてるの? この2つは聞かない方がイイのかなと思っています。 子どもの頃は聞いてもいいけど、大人になると聞きづらいように感じています。 理由としては、 ・働かないと食っていけないでしょ って言う理由だけだと、なんとなく納得してもらえないし、自分で自分を納得させることも出来ないから、何となくでも「生きる理由、働く理由」が分かりやすい方がイイ。 こういうのってどこの国でもあるんだろうとは思いますが、日本は

          ≪Vol.239≫なぜ働くのですか?~外国人と働く~

          ≪Vol.238≫パスポートを作るとき~外国人と働く~

          日本人のパスポート取得率は「17.8%」。 これは多いのか?少ないのか? 日本人の内、6人に1人が取得していることになるのですが、僕のような仕事をしている人間から見ると、「え~!たったの17%なの」とはなる。 でも、現実は6人に質問したら5人は持ってない、となるわけです。 特に地方へ行くともっとそうなのかもしれません。 パスポート取得目的は、 「パスポートを取得する」=「海外へ行く」だろうとは思います。 「パスポート」=「身分証明書」の人は少ないのではないかと。 僕の想

          ≪Vol.238≫パスポートを作るとき~外国人と働く~

          ≪Vol.237≫全然うまくいってない~外国人と働く~

          外国人と働くをテーマに237回目の記事を書いていますが、 これまで4年以上236回も「○○したらうまくいきますよ」風な内容を書いているのですが、実際はそう簡単ではないのが現実です。 毎日、毎日いろんな国の外国人メンバーと過ごして、一緒に仕事していますが、「コレが正解」なんて教科書は出来ていません。 ただ「成功」はそれほどしていないけど、いろんな経験を繰り返しているので「大失敗」も起こりづらいだろうと思っています。「失敗」はしょっちゅうあるのですが、「大失敗」の前に止めるこ

          ≪Vol.237≫全然うまくいってない~外国人と働く~