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≪Vol.138≫不測の事態だけど、再開は大変

再三のご紹介ですが、
僕は「外国人留学生」を組織した会社を運営しています。
なので、今でもありがたいことに毎日のように外国人と仕事をしているわけですが、

やっぱり「コロナ」時代になったので、
外国人需要って減っているのは間違いないことです。
特に、僕の場合は「観光産業」を中心にビジネスしていたこともあり、
よりその需要はなくなりました。

僕の場合は「観光」というよりは「人材」ビジネスだったので、
そういう意味では、ボリュームが減ってはいながらも、
「外国人」に対する需要はあったので、仕事は継続している。
という状況です。

「0から1」→「1から0」

さて、
コロナなので仕方ないことではあるのですが、
コロナ前はインバウンド需要という外国人消費者が多くいて、
外国人にスポットライトが当たっていたことは多かったのですが、
コロナになると、当然来日する外国人はいなくなるので、
その需要はなくなるわけです。

そうなると、
「外国人ビジネスやってもしょうがないなぁ」となるわけですが、
それで本当に「ゼロ」にしてしまう人も結構いるようには思います。
もう丸っきり「外国人分野」へは手を付けない。
という場合も結構見受けられます。

これも普通ではあるのですが、
「0から1」にするのもなかなか大変ですが、
「1から0、そしてまた1」にするのはもっと大変です。

世界的な不測の事態ではあるのですが、
そうは言っても人間の心の構造が変わるわけではなく、
町のお祭りだろうが、飲み会だろうが、出社だろうが、
一度無くなってしまったのを、また再開するとなると、
普通に0→1のチカラよりもっと力を入れて、再開しなければなりません。

一度低コストを経験するとコストを上げられない

まだ、先のことはわからないのですが、
外国人部門(インバウンドなど)も、
「コロナ前はインバウンド対応やってから、また同じようにやったらいいだろう」と思っていると、
確実に「前やり始めた時より、大変になるだろうと思います」

大変な理由は「インフラ」だと思うのですが、
どんなビジネスでも初期投資や仕入れコストが、
スタート時はめちゃ高いと思います。

それが、だんだん必要・不必要がわかってきて、必要なものだけを仕入れるようになって、またスタッフが育ってきて、
段々だんだん、仕入れコスト(人件費含む原価)が下がっていくわけです。

それが、また「一旦振り出し」になるわけですから、確実に低コストで出来ていたことが高コストからスタートになってしまいます。
そうなると「あれ、、、採算合わないなぁ・・・」となってきて、
思ったより大変だなぁとなってしまうのですが、

お金持ちの話でよく言う「生活レベルを一度上げたら下げられない」のと同じで、一度「低コストを体験したら、もう高コストに戻れない」となってしまったりします。(しているのをお見かけしたことがあります)

だからと言って、
「外国人対応を止めるな!」とは思わないのですが、
社会の流れに乗る部分と、規模は小さくしても継続させておく部分と、
意識的に分けて、継続しておけば、再開してもきっとスムーズに再開できるな、と思ったという今日の話でした。

私も外国人との交流を継続してやっていたりするので、
お金をかけずに、繋がっておく、情報を仕入れておくことをおススメいたします。

今週も最後までありがとうございました!

いただいたサポートは、TOKYO GLOBAL LABという弊社の外国人留学生が日本のインバウンドの課題を解決するための活動に活用させていただき、皆様の役に立つ情報を提供いたします。よろしくお願いします。 https://tokyo-global-lab.com/