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Oneness

ワンネス。 一般的に言うと、全ては一つという感覚、概念。 世の中にあらゆる物質は原子レベルで見ると同じ素材で成り立っているため、原子レベルまで戻してしまえば全ては繋がっているというのが簡単に言うとワンネスという概念であり考え方である。 この概念の起源は分からないけど、70年代にOneness of Jujuという黒人のバンドがあるように、人種差別を受けていた黒人が好んだ思想の一つというのは間違いない。 テクノの始祖、デトロイトテクノにも近い感覚がある。 宇宙から見ると人間

    • はじめての直島5

      はじめての直島旅行記もこれで最後。 2日目の夜はベネッセアートミュージアムの地階にある日本料理一扇にて魚ちり鍋のコースを。 魚は土地柄やはり美味しい。 日本料理一扇の外には杉本博司の写真作品タイムエクスポーズドが並び、レストラン内にはアンディーウォーホールの作品が展示されている。 そして3日目。 朝食は前日と同じくテラスレストランでブュッフェ、ラインナップに変わりなし。 朝食後の散歩で海近くまで歩き、島の岸壁に飾られた杉本博司の写真を見に行く。 こんな場所に作品を

      • はじめての直島4

        1日目の夜はホテルから外に出てすぐの場所にあるテラスレストランで食事。 フレンチのコース。 ロケーションがとてもいいのと金額もそこそこするので、基本的に何食べても美味しい。 メニューの詳細は忘れました。 2日目の朝、同じくテラスレストランでブュッフェ朝食を。 メニューは普通に豊富で、和朝食ではない。 金額は¥3,000。 朝食を済ませた後はホテルの周り、琴弾地と呼ばれる美術館が多くあるエリアへ。 このエリア内には、地中美術館、李禹煥美術館、ヴァレーギャラリー、ベネッセ

        • はじめての直島3

          さて、ようやくホテルへチェックイン。 一度荷物を置いて、今回の旅行最大の目的である杉本博司ギャラリーを見に行こうと思っていたら、なんとBenesse Park Hotelの地下階に杉本博司ギャラリーはあったのである。 フロント前に地下に降りる階段があり宿泊客はいつでも見に行ける、というか通り道の様になっていて、そのギャラリーを抜けて外やレストラン方面へ出ていける作りになっている。 客室近くのエレベーターを使えばフロントを通らずB1Fへ降りることができて、降りたらもうギャラリ

          はじめての直島2

          13時オープンと同時にI♡湯で入浴。 とてもラッキーなことに貸し切り状態でゆっくりお風呂に入ることができ、大竹伸朗の手がけた内装をゆっくり見て楽しむこともできた。 I♡湯の内装はすごく細かい部分まで手がかけられていて、ガチャついているけどバランスいい感じ、大竹伸朗だなぁって感じでとても楽しい。 そこからバスで本村の農協前まで行き、ANDO MUSEUMへ。 築約100年の木造民家と安藤忠雄のコンクリートが調和した小振なミュージアム。 個人的に安藤忠雄建築は圧が強くてかっこ

          はじめての直島2

          はじめての直島1

          2022年12月末にはじめて直島に行ってきた。 10年程前にある地方の同じ様にアートで地方再生を図る場所に立ち寄ったことがあり、そこはアートに対する造詣の深さ、コンセプト、見せ方全てがあまりにもお粗末だったためアートを起爆剤とした地方再生に懐疑的になっていた。 地方自治体や公的資金が投入されると基本的に本質にフォーカスして仕事をするのが難しくなり、人間関係の中で政治が始まりゴミのような仕事が出来上がるというのが日本における構図となっているので、直島も同じ様なものだろうと勝

          はじめての直島1