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親孝行強化月間23年目

毎年4月には、このエントリーを書いてて、これを書くことで、今年は何年目か思い出せるので、僕にとってはほぼ備忘録となっています。

親孝行強化月間を知らない人もたくさんいると思うので、「親孝行強化月間とは何か」、僕が考える「親孝行強化月間の意味」、について、以下のnoteでまとめてますので、よかったら目を通してみてください。

ちなみに、昨年の親孝行強化月間では、こんな文章を書いてました。

昨年のnoteを見返すと「親孝行強化月間の対象となる社員がとうとう50名となった」と書いてました。

実は、今年は60名です。1年で10人も増えたのかと思うと、ちょっと恐くなりますね。(ちなみに、親孝行強化月間の対象社員には派遣社員、パートさん等も含まれます)

人が増えていくことは恐くもありますが、色々出来ることが増えたり、可能性が広がったりもするので、僕はポジティブに捉えてます。来年もまた、こんな人数になりましたと驚きながら、同じように親孝行強化月間を続けられてると良いなと思ってます。

毎年、親孝行強化月間で1万円を配布する時には手紙をつけてます。今年はこんなことを書きました。

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今年も親孝行強化月間の4月がやってまいりました。

この2年、コロナの猛威は、ほんとに大きく社会や人々の意識の変化をもたらしました。

「当たり前」だと思ってたことが出来なくなり、改めて「当たり前」の大事さを考える機会も多かったのではないかと思います。

当たり前のように出勤して、当たり前のように得意先さんと商談し、当たり前のように飲食店で談笑し。そういう「当たり前」がいかに有り難いことだったのかを思い知らされたのではないでしょうか。

ここ数年、ずっと同じことを繰り返し説明してますが、親孝行強化月間は、自分が今こういして生きて暮らしていることには必ず両親がいて、また色々な局面で支えてくれたり、助けてくれたりした人がいて自分がいるんだ。そんな「当たり前」のことに、たまに、年に1度はしっかり向き合ってみよう、その「当たり前」に想いを巡らせてみよう、という切っ掛けの場であり取り組みです。

僕自身、よく「なんでこんなことも出来ないのか」とか「もっとこうしてくれたらいいのに」なんて不満を社員の皆にも抱くし、世間の色々なサービスや仕組みにも感じます。

でもね、そんなことを考えて憤りを覚えたり不満が溜まった時に、冷静に考え直すようにしてるんです。その人が出来てることは何なのか、その人が今までしてくれてきたことは何なのかと。出来てないことばかりに目を向けるのではなく、今、出来てること、やってくれていること、当たり前に出来ていることは何なんだろうかと考えるんです。

「当たり前」のことって皆忘れてしまうんですね。見えなくなってしまうんですね。

「当たり前」だと思ってることも、実は当たり前じゃなかったりするんじゃないかなと思うのです。実は、それはものすごく貴重なことかもしれません。掛け替えのないことかもしれません。他では到底不可能なことなのかもしれません。そんなことをずっと日々意識し続けるのは大変です。

だからね。「親孝行強化月間」みたいな、こういうタイミングで、自分にとって自分たちにとっての「当たり前」とは何かを考え直してみて欲しいんですね。

そしたら、いままで感じてた不満だとか不平だとか、そういうものの見方とか捉え方とかも少しは変わるんじゃないかなと思います。

代表取締役社長 木村祥一郎

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