見出し画像

同世代だと なんだか嬉しい


俳優、お笑い芸人、歌手、アイドル、スポーツ選手、etc...

自分と同じ歳だと、ちょっと余計に気になるし、何だかちょっと嬉しいような、そんな気持ちになる。

誕生日も違えば、生まれた土地も違う。
同じ学校でもクラスメイトでもない。
なんてことはない、ただ同い年ってだけなのに。


自分と同じ時に、同じように時代の流れを生きて、見ていた人。

あの頃に流行ったドラマも、小学生1年生の時に見たのと6年生で見たのでは、きっと影響が違う気がする。

大きな時代の出来事も、同じ年頃に経験していて。

同じ頃に、悩んだりした時もあったんだろう。


同世代の彼らの話に出てくるエピソードの、
昔見ていたアニメやテレビの話、漫画や流行っていた食べ物、流行語やファッション、あれこれ。

「そうそう!そういうのあった、懐かしいな」って、同世代の話題に共感できるっていうのも、ちょっと嬉しい。

同い年とまでいかなくても、自分の年齢±2歳くらいまでは、何となく同世代の感覚がする。


兄弟姉妹がいると、きょうだいの年代の影響も受けるから、もう少し変わるかもしれない。



いま、お笑いライブでよく見にいくのも、ちょうど自分と同世代の芸人さんが多い。

(好きな芸人さんのピュートも、自分と同世代。)


もちろん年上も年下もいるし、面白さに年齢は関係ないのだけど、
それでも流行ったドラマの名場面の小ネタとか、あの頃のテレビ番組とか、通ってきたサブカルチャーの話とか、同年代だから余計に身近に感じる。

ポケモンは初代だし、変身するのはおジャ魔女ドレミだったし、大ブームだったごくせん、花男とか、高校の時にあったスライド式のガラケーとかね。

上手く言えないが、同窓会に行って、昔のクラスメイトの楽しい話を聞いているような、そんな感じがする。


多分、世代の違う人のあるあるとかを聞いても、「そうなんだ!知らなかった」とか「(伝聞で)聞いたことある」とはなるけれど、自分の実体験との共通項としての面白さとは違うものだ。


私は「共感できる」とか「分かる」と嬉しいと感じるが、
同い年、同世代だと「共感できることが多い」「知っていて分かることが多い」から余計に嬉しいのかもしれない。


反対に、一回りも若い周りとのジェネレーションギャップに悶えることもあるし、一回り以上も年上の話題についていけず頭に はてなマークを飛ばすこともある。


「ゆとり世代」だなんて悪し様に散々に呼ばれて、好き好んでこの時代に生まれたわけじゃないのにって思って捻くれていたけれど、
同世代でいることに赤の他人ながら嬉しくなる。

こんなに凄い人がいるんだなって。

自分自身が何者でもなくて、
何者にもなれなかったからこそ、
余計に同世代の誰かがまぶしく見えるのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?