こんにちは！ゆえこです。
11/26に開催された富士山マラソンに参加したので、その時の事を書いてみようと思います！

昨年は皆で仮装してわいわい楽しく走りましたが、今年は1人でのんびり走るつもりでエントリーしました！
結論から言いますと、

今回、23kmでDNFしてます。

今後の参考の為にも、
書き記しておくことにします。

富士山マラソン

コースについて

富士山🗻を眺めながら
河口湖&西湖の周りを走るコース。
高低差エグすぎますが、
のんびり走るには大好きな大会です。
東京からなら当日入り当日帰りできるのも
魅力的なポイントの1つ。

実際走ってみると、
もっとアップダウンの連続で、
平地はほぼない…と言っても過言では無い、
ハズ。

11/26大会当日

会場着まで

会場までは車で行きました。
車内で爆睡。
談合坂SAで朝ごはんを食べました。

納豆卵がけご飯に、豚汁、鮭！
最高でした。パワーチャージ！
(結果的には摂りすぎ。)
談合坂SAには、恐らく富士山マラソンに出られるのかなぁ。という方がチラホラいました。

談合坂SAを出ると、
空が明るくなってました。
目の前に富士山！テンションあがるー！

雨が降ったらただの修行でしかないので、
晴れてよかったです。

スタート会場着

事前申し込みしていた駐車場に停め、
シャトルバスで会場へ。
更衣室で待機している、
せいじさんとタカさんと落ち合いました！
ケンコスタさんともご挨拶出来て嬉しかったです。
ケンコスタさんとせいじさんがお知り合いでびっくりしました。
手荷物預けの所でケンコスタさんとはぐれてしまい、シューズ円陣をご一緒に出来なかったのが悲しい。

今回、有料(1500円)で
ゼッケンを事前配送にしておいたのですが、
本当に良かったです。

当日受付にかなり時間がかかり、
お手洗いも大混雑で、
ブロック閉鎖時刻に間に合わなかった人が続出したそうです。
手荷物預け袋も足りなかったとか。
なんなら完走タオルも足りなかったとか。

スタート～15km

9時号砲。
DJぽい人がかなり盛り上げてくれました。
周りとのハイタッチはしませんでした。

…と言うよりかは出来なかった。と言った方が正しいのかも。
昨年より、外国人の参加が多くて、
なんなら外国人の方が日本人より多かったのかもとすら思える人数比。
もれなく私の周りだけ日本じゃなかった。
(何やらよく分からない言語が飛び交ってた)
そしてなんか割と大きいどっかの国旗掲げてる人がいるんですけど。え？それ持って走るの？こわ…

今年は参加賞のTシャツが無くて
残念だったのですが、
海外からの参加者には
参加賞のTシャツがあったみたい。
外国人ウケしそうないかにもド派手な
富士山が描かれたTシャツでした。
昨年の富士山マラソンとえらい様子が違うよ…。どうしちゃったの？
誰かが脱ぎ捨てたビニールポンチョを踏みそうになるのを避けて軽くグネってのスタート。

GARMINのパフォーマンスコンディションは+5という見た事ない数値を叩き出していたのですが、テンションは下がり気味。
なぜなら

• 走行中、コース上のど真ん中でいきなり立ち止まり写真を撮り出す人多数。
  (気持ちはわかるよ富士山が目の前に見えて綺麗だよね。でも危ないのよ。)

• コースの沿道にある飲食店の自動販売機のそばに置いてある
  ゴミ箱にポンチョ捨てに行く人
  (普通に迷惑だし、
  もう少し先で衣類回収あるよ)

• 追い抜く時、わざわざぶつかって抜いてく人
  (私の周りわりと広いよ、
  なぜなら私は集団走嫌いだから)

• ブロック完全無視で待機。私は今回夏のBブロックでしたが、
  何故かCブロックはおろかDブロックの人が多数。何故。
  (おまけにその人達が前方で
  横一列になって歩いてる。
  せめて走って。)

• さっき見かけた国旗の人。
  まあまあ後ろから見てもかなりの大きさの国旗を
  やはり持って走ってる。靡いてる。
  あれ、誰か止めないの？

こんな感じで挙げだしたら枚挙に遑がない。
治安どうなってるの？

そして寒かったスタート地点、
2~3km地点辺りの市街地に入ると
まぁ、あっつい！
4:15のペーサーを務めている
なかのっちとスライド！あんな前にいるのか。
なんで4時間半のペーサーじゃないんだよぉぉぉ。と勝手な事を思う。
そしてここで発覚する

今回初めてアームカバーを付けて

こんな格好で走ったのですが、
締め付けがかなり苦手かも…
寒い時は薄手の長袖のシャツにして、暑くなったら捲る、
寒くなったら戻す、とかの方が私には合ってるのかもしれない。
数日前に行ったアルペンでOnの長袖Tシャツ買おうかと思ったんだけど、
ビックリする値段で諦めたんです。
あの生地感良さそうと思いながらぼんやり走ってました。
外してしまった事を後で激しく後悔する。

地元の方たちが応援してくれます。
とても嬉しい。
8km過ぎで吹奏楽の応援があって、テンションが上がったのですが
私が通過する時に流れてた曲が
まさかのABBAのダンシング・クイーン
(名古屋ウィメンズマラソンのゴール地点で永遠に流れている曲です。)
気分はそりゃもう

1人でそんなツッコミをしながら走ります。
そして最初の給食エイド！

スルーするつもりだったけど、
ボランティアさんが差し出してくれたので貰います。バトンの様にして走る。
このコッペパンどうしたかって？
河口湖大橋で待機してた家族に渡しました！

パフォーマンスコンディションが+5だったはだけあって、身体は軽く
平らな道がほとんどなくアップダウンばかりのコースを楽しんでさえいました。
実は、11月頭に故障して、ほとんど練習も出来なかったので、10kmかけて慎重にペースを模索します。
寒すぎても身体冷えそうだし、
速すぎて足がもたないのも困るし。
㌔6ちょいくらいで落ち着いたのでこのまま行くことにしました。
時折沿道に避けて富士山の写真撮ったりして、
15km通過。
順調だな、西湖に入ったらペース上げられそうだななんてのんきに考えていました。

15～23km

河口湖の北側を走行中。
恐らく16kmを過ぎたあたり。
気温も先程より暑くなくて走りやすいです。
鴨やら鷺やらが、ピューピューヒューヒュー鳴いている。可愛いな～
…ヒューヒュー？
ん？あれ？

持病に喘息があるのですが、
どうも発作を起こしてるぽい？
苦しいかも？あれー？最近調子良かったのに。
ちょっと落ち着こうと沿道に避けて富士山の写真を撮ってみる。

立ち止まって、
｢あ、やっぱりヒューヒュー言ってるわ。｣
そう実感しつつもなんとかなるだろうと走ってみる。咳き込む。
少し進んだところにあるエイドでアミノバイタルのジェルを貰う。沢山くれた3つとか。
苦し紛れに歩きながら飲んでみる。
そして考える。
んー。このまま歩いてると冷えそうだな走ってみようかな。→咳き込む。
あれー？これは困ったね。このご時世ゴホゴホ咳き込みながら走るのもなんか憚られるしさ。
なんて思いながら歩いたり走ったり。

21km地点のエイドでシャインマスカットを貰う。美味しい。わたしが元気なさそうに見えたみたいで、
エイドのボランティアさんが更に手のひらいっぱいにシャインマスカットくれた。
優しさに泣きそうになった。

その後待ち構えてる壁。という名の激坂。
学生さんたちの応援団の応援に力を貰いながら、歩いたり小走りして激坂をなんとか超える。なんとかなるかも、5時間弱ぐらいでなんとかゴール出来るとは思う。
そう思いながらトンネルを抜けて西湖に沿いに進んでいこうと思ったら。
結構な咳き込み。思わず立ち止まる。

そして
西湖からの向かい風！気温も低い！

なんで私、アームカバー家族に渡しちゃったんだろう。普通に寒い。このまま歩いたら絶対低体温症になるから、なんとか10km耐えようと思ったらまた結構な向かい風が吹いてくる(泣)

そんな訳無いんだけど、そう思った時に頭によぎる、takumiさんから貰ったリプ。

本当にそうなのかも。生半可な気持ちだと乗り切れないのかもと痛感する。
行くか？行かないか？初めて悩む。
多分このままガラガラの忠告を無視して無理にでも行けばゴールは出来る。でもその後の生活には確実に支障が出る。それも困る。
ゴールしてハイ、終わりなんて訳にいかない。

そう思った。ので、家族にLINEする
DNFすると。んで、誘導の人に棄権すると伝える。関門まで戻る。
さっきの応援団の学生さんが｢お疲れ様でした、ここまで頑張りましたね｣とめっちゃ励ましてくれる。泣きそうになる。
あの学生さんに幸あれ。
関門に戻る途中、娘からスカイプでメッセージが来る。

失意の中関門に戻りバスが来るまで待機する。
目の前では関門が閉まったというのに、ダッシュですり抜けていくランナー達と、
それを止めたいけれど止めきれない運営側の攻防を眺めるという、かなりカオスな状況の中、
またも激しく咳き込み救護のお世話になった。
関門時刻を過ぎ、閉めた救護所だったのに、
バスが来るまでテントの中で
休ませて貰えました。感謝です。

これで良かったのかなぁ、やっぱり行けば良かったのかなぁ、なんて悩んでいる間にバスが到着。救護の方にお礼を言ってバスに乗る。
思わず号泣…

スタート地点に戻ってきて、ゴールしてるランナー達を横目にチラリと見ながら、なんとも言えない気持ちと手荷物を受け取って帰路に着きました。

その後の話

体調→現在も喘息治療中。
足の甲→打撲してた。
喘息ばかり気になって、足の事なんて気にしてなかったのですが、
計測チップの付け方が悪く、足の骨に当たり打撲のようになってました。付け方要検討。
思い返せば、他にもいろいろな所でミスしてた。DNFに至るまでって、些細なひとつひとつのミスの果てに行き着くものなのかも。
ゴールは出来なかったけど、
綺麗な富士山を見られた事と、いくつかの収穫があった大会になりました。

大会自体はとても大好きな大会でまた出たいなと思うのですが、
今回、いろいろと思う事があり、
来年はどうするかちょっと悩む所。
湘南も出てみたいし…
改善されてそうだったら出ようかな。
あとやっぱり参加賞のTシャツは欲しいな。
昨年のシャツのクオリティは素敵だったから。
その分エントリー料も値下げもされてて、
運営側も色々と考えた結果なのかもとも思う。

日帰りで行けるのも最高なんだけどね。
エイドもとっても豊富だし、
スタート前とエイドにもアミノバイタルのジェルがあるのも本当にありがたい♡
あと富士山マラソンを経験すると、
暫くは坂が楽に感じるのもいい所！笑

おまけ

美味しいほうとう食べて帰りました！
ゴール出来なくて
色々な感情でしょんぼりしてたら、
ビール飲みなよと薦めてくれたので飲む事にしました。
勧めておきながら羨ましそうな視線を
めっちゃ感じましたが、
(運転あるから夫は飲めない)
その視線を浴びながら
頂いた生ビールの味はちょっと苦かったけど美味しかったです！

次の日に起こる修羅場なんて
この時は知る由もなく。

おにぎりとお味噌汁のエイドまでたどり着けなかったた事が心残りですが、

富士山マラソンの記事はここまでです。
読んでくださって
ありがとうございました！