ツボは効果あるのか?頚の痛みに対する経穴鍼~2017年論文要約~

2017年の香港中文大学の研究論文で、頚の痛みのある患者の腹部経穴(ツボ)鍼の有効性を調べた実験になります。
参加者154名(18~65歳)を77名ずつの2グループ(介入群とプラセボ群)に分けて、30分の標準治療を週に3回、2週間(都合計6回)を全ての患者が受けつつ介入が行われた。
評価は開始前のベースライン→2週後→6週間後のNorthwick Park Neck Pain Questionnaire (NPQ) スコア(機能的パフォーマンス評価)とVAS(視覚的アナログスケール)を採用。※基礎疾患及び慢性疾患、癌や妊婦、1ヵ月以内に鍼治療などを受けている人は除外された。
また患者は全て中国人で行われ平均年齢45.02±9.10歳、痛みの期間3か月~30年で、23名が介入前1週間前に鎮痛剤を服用していました。
結果ですがNPQの表がいかになります。

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