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筆者が影響を受けた、よく聴いていたV系バンド15選

はい…、
筆者のnoteを見ている方はメタラー(特にメタルコア)が多数でしょうが、僕の原点は90〜00年代V系です。

本日はhide氏の命日です。
このタイミングで公開させて頂きます。

今回は主に影響を受けた、よく聴いていたV系バンドを書いていきます。
YOUさん主催のボカロV系カバー祭2024春の開催も近いので、書いていきます。
80年代の黎明期、現在に至るまでヒストリー形式で見て頂ければ幸いです。

筆者が主に影響を受けたバンド15選

1.X JAPAN

1982年結成。
知らない人はいないであろう、レジェンド。
高校生の時に聴いて凄く衝撃でした。
色々ありますが、筆者は復活を期待してます。
ただ、今は見守ろうと思ってます。

激しい曲は勿論、バラードも美しく儚いソングライティングで、高1の時はガッツリ聴いていました。
そこからギターも初めて、曲もコピー。

  • Silent Jealousy MV

激しめな曲はみんなは紅を上げるだろうけど、俺はSilent Jealousyが好きですかね。
美しくも儚く激しい展開、ギターソロが最高です。
バラードはENDLESS RAINが一番好きです。

  • ENDLESS RAIN MV

ちなみにメンバーのソロの中で一番聴いていたのはhideさんだね。
常に新しいサウンドを取り入れていて、遊び心万歳の作品で、当時の時代の最先端を走るクリエイターでした。
技巧派ギタリストではなく、プロデューサータイプのコンポーザーなのも共感出来ますね。
筆者が好きな曲を掲載しますか。

  • TELL ME

  • EYES LOVE YOU

  • HURRY GO ROUND

2.LUNA SEA

1989年結成。
言わずと知れた90年代のモンスターバンド。
90年代V系を語る上ではなくてはならないバンドだね。

古参のファンはIMAGE、EDENを上げる方もいるけど、俺はMOTHERとSTYLEが好きでした。
STYLEがなければ今の俺はいないと言っても過言ではない。笑

  • LOVELESS MV

  • G. MV

※セルフカバーアルバムのレビューはこちらの記事からお願いします!

V系の花形といえば、ディレイ、リバーブを深くかけたロングトーン、コーラスをかけたアルペジオ、クリーントーンでしょう。
SUGIZOさんとINORANさんのギターアプローチにはかなり影響を受けましたね。
そしてたまたまギターに飽きた頃に、ベースばかり弾いていて、Jさんのベースラインが更に好きになるという。

筆者お気に入りのロングトーンはこの曲。

そして符点8分のフレーズ。

多分筆者も含めて、符点8分のフレーズに影響を受けた人もかなりいるでしょう。
凛として時雨のTKさんのサウンドや、lynch.の悠介さんとか分かりやすい。
ちなみにIN SILENCEでは符点8分+2分音符のディレイを鳴らしています。

3.D'ERLANGER

初期の音源ですが、BASILISKの独特な世界観が強かったな。
最初は外タレかと勘違いしたぐらいのクオリティで、当時すぐに解散したのが惜しいですね。

CIPHERさんも好きで、ギターの構え方とかを真似ていた時期もありましたが、自分のプレイスタイルに合わないのでやめました。笑

1990年に解散し、その後はそれぞれ別のバンドを組み、2007年に復活。
現在も活動中。
復活してから更に深みが増してカッコ良くなりました。

2007年に復活した時は歓喜したものです。
2011年の品川ステラボール(D'ERLANGER TOUR 2011 -the Bizarre Feast-)で初めて見て歓喜したなあ。

4.SIAM SHADE

1991年結成。
LUNA SEAの後輩バンドで有名。

LUNA SEAとは違い、こちらはハードロック路線で、テクニカルな楽器隊と栄喜氏の力強いハイトーンボイスで多くの男性ファンも魅了したバンドです。
SIAM SHADEと言ったら、真っ先にこの曲でしょう。

・1/3の純情な感情 MV

これ書いたら歳バレちゃいますけど、るろ剣のエンディングテーマ。
この曲でSIAMを知った方もいるはずです。

ただ、他にも名曲揃いなので、絶対に聴くべき曲を紹介します!

・曇りのち晴れ MV

・Dreams MV

・Never End MV

アルバムだとSIAM SHADE Ⅳ・zero、
SIAM SHADE Vあたりがオススメです。

やっぱりSIAMのライブはすごく燃えるね。
男気溢れるスタイルから、男性ファン多しでした。

昔はテクニックを向上させようとDAITAパートを頑張ってコピーしていたものです。
DAITAさんのプレイを見てわかる様にテクニックだけでなく、ニュアンス等の表現の仕方も化け物で、完コピはかなり難しいす。
時間できたら再びSIAMカバーしようかな。

5.黒夢

1991年名古屋で結成されたバンド。
サブジャンルだとダークでいかがわしい雰囲気で有名な名古屋系。

名古屋のバンドはアングラ的な雰囲気の、いかがわしさがあって、そこに魅了されてハマってましたね。
名古屋系は黒夢が原点で、当時は筆者も清春さんが一番好きなボーカリストでした。
おそらく、清春さんに憧れてを抱いた人はかなりいるはず。

筆者は初期の黒夢に影響を受けていたが、FAKE STAR以降のパンクロック路線も好きでした。
後期だと筆者はLike A Angelが好きです。

当時は清春さんが好きだった事もあり、SADSもソロも聴いていましたが、やはり黒夢に戻ってきます。

6.Laputa

1993年結成。

黒夢のダークでハードな作風も個人的には好きだったけど、LaputaはHR/HMの要素が強いのと同時にギターの浮遊感あるフレーズに影響を受けてました。
個人的にはワンギターで一番影響を受けていたV系バンドでした。
Kouichiさんのギター、どんな風に弾いているのか気になりすぎて中古市場からバンドスコアを探したぐらい思い入れがある。
Junjiさんのベースフレーズにも影響を受けています。

初期とは一変して、後期はデジタルサウンドを軸とした作風に。

もう二度とakiさんの歌を聴けないのが凄く悲しいけど、2024年9月28日に1日限りの再結成。

7.ROUAGE

1993年結成。
1996年「Queen」でメジャーデビュー。

前述のLaputaと同時期に活動したバンドで、こちらは正統派V系って感じで好きで聴いてましたね。
僕がよく聴いていたのはQueenでした。

アルバムだとBIBLE、MIND、CHILDRENあたりはかなり聴き込んでて、アルバム毎に作風や歌詞が変わっていきましたね。

あとレア曲だけど、蜃気楼は最高す。
いつかはカバーしたいです。

余談ですが、だいぶ前に俺は利華さんが当時組んでいたdibsと対バンした事あります。
NirvanaのKurtを彷彿とさせるスタイルながら、ROUAGE時代の面影もあり、かなり感慨深いライブだったなあ。

8.BODY

1994年結成。同年解散。
D'ERLANGERのCIPHERさんがカムバックして歓喜したファンも多いでしょう。
たった一回の武道館ライブやっただけで解散しましたが、I LOVE YOUとSTILL MY LOVEを見て凄く懐かしい気分になる。
やっぱり瀧川節いいなあ。

  • I LOVE YOU MV

・Still My Love MV

解散後、後述のCRAZEに繋がります。

9.CRAZE

BODY解散後の1994年に結成。
JUSTY-NASTYの藤崎賢一さん、ZI-KILLのSEIICHIさんに、D'ERLANGERのTETSUさん、CIPHERさんで結成という夢にでも見た華やかな構成。
BODYは売れ線だったけど、CRAZEは何処かいかがわしさがあって、尖っています。
そこに惚れた男性ファンは多いでしょう。
そんな俺もそうでした。

筆者がよく聴いていたのは、この曲。

何もしていないぼっちの時によく聴いていた記憶がある。
ボーカルは藤崎さんの頃が一番好きでした。

その後デビューしてからボーカルが4人変わってます。

  • 藤崎さんver.

王道のビートロック路線は藤崎さん在籍時の楽曲を聴くべき。
BE CRAZYにThat's Lifeは凄く聴いたね。

  • 緒方さんver.

緒方さん在籍時も好きではあるけど、中でも好きなのは夢追い人でしたね。
変幻自在の歌唱と熱さで魅了してました。

  • 鈴木さんver.

在籍期間が短かったけど、鈴木さんの時はこの曲が好きでした。
鈴木さんも結構楽曲を提供していて、CIPHERさんと結構音楽的相性がいい感じだったと思う。
これからに期待していましたが、2000年に脱退。

  • TUSKさんver.

CIPHERさん以外、一時期のZI-KILLという構成になったが、この時のCRAZEの音楽性はハードコア・パンクっぽい楽曲が増えています。
これはこれで筆者は好きでしたが、初期に比べるともう別物と捉えた方が良さそう。
ただ、ライブでは過去のボーカリストの中ではTUSKさんが一番ファンに対してフレンドリーな印象がありました。
在籍期間も歴代ボーカリストの中でも最長でした。

そしてTUSKさんが2005年に脱退。
2006年1月9日、ボーカルレスでライブを行い解散。
その後のD'ERLANGER再結成に繋がります。

10.PIERROT

1994年結成。
1998年に「クリアスカイ」メジャーデビュー。
PIERROTは、初期のキリトさんの描く宗教的な世界観が好きだった。

アイジさんのオーソドックスなギターフレーズと、潤さんのギターシンセによるギターアンサンブルが当時新鮮で耳に残ってて、ギターでこんな風に出来るんだ!と。

LUNA SEAのSUGIZO氏と、BUCK-TICKの今井寿氏の影響が強いのも頷く。

他にないギターアプローチをしていて、後にも先にもPIERROTの様なアプローチをするバンドはいないと思う。

西武ドームのVHSも、テープが擦り切れるぐらい見てました。

11.DIR EN GREY

1997年結成。
言わずと知れたモンスターバンド、DIR EN GREY。
何よりVoiceの京さんの唯一無二の存在感は凄まじい。

  • 残-ZAN- MV

当時の初期〜鬼葬も昔ハマって聴いていたが、本格的にハマったのがVulgar、Withering to deathあたり。
個人的にサウンドの奥深さに興味を持つキッカケはUROBOROSとDUM SPIRO SPEROだね。

筆者はギタリストでメインコンポーザーの薫さんの影響も強く、UROBOROS時のレコーディングエンジニアのKONI-YOUNGさん、DUM SPIRO SPERO時のレコーディングエンジニアであるTue Mudsenのサウンドメイキングにも影響を受けてます。

・筆者が主に影響を受けたアルバム「DUM SPIRO SPERO」

・ゆらめき 再録版(19990120)

直近で出した33thシングルの
「19990120」は素晴らしかったです。

12.Raphael

1997年結成。
1999年に花咲く命ある限りでメジャーデビュー。

全員当時10代というのに衝撃的だった。
全員が当時高校生の年齢で、全員高校を中退してバンドに精を尽くした。

ギタリストの華月氏の書くジャーマンメタル、ケルト・アイリッシュの影響を受けた作風が好きで聴いてました。
当時はどうしたら10代であんないい曲書けるんだ?って思いながら聴いてた。

2000年に最年少で武道館ライブ(自身の高校卒業式と釘打ったライブを敢行)を達成し、これからの活躍に期待がかかりましたが、2000年10月31日にギタリストの華月氏が永眠。
惜しまれつつ2001年3月に活動休止し、2012年復活、2016年11月1日に解散。

13.lynch.

2004年に結成。
2011年にアルバム「I BELIEVE IN ME」でメジャーデビュー。

やはりライブを意識した楽曲が大半になるので、聴いていてテンションがぶち上がるのは勿論ですが、オルタナティブロックっぽいしっとりとした曲調もあるので、聴いていてすごく気持ちいいものです。

基本的に作曲者は葉月さん。
後ほど悠介さんが携わったりと、他メンバーも携わる様になります。

余談ではありますが、僕自身はボカロでAlliveをカバーしました。
それぐらいこの曲好きです。

悠介さんの曲は、しっとりとしたメロディとオルタナティブっぽさが魅力です。
メインコンポーザーの葉月さんとは対照的なのと、90年代V系、名古屋系の系譜をしっかりと受け継いでて良きですね。

アルバムREBORNからは全メンバー作曲をしていて、特に玲央さんの書く曲が気に入りましたね。
kein、9GOATS BLACK OUTを彷彿とさせる様なスタイルで驚きました。

Yugenという男はかつて、こういうバンドを目指していました。

・ライブ映像

何よりlynch.はライブがかっこいいよなあ。
なにせ、ライブに重点を置いたバンドですからね。

14.ギルガメッシュ

2004年千葉県で結成、2016年解散。

ギルガメッシュの素晴らしい所は、V系の垣根を超えて、ラウドミュージック、ミクスチャーロック等、多岐に渡るジャンルの作風を制作するところ。
初めて聴いた時、サウンドのクオリティーの高さにすごく衝撃的でした。
ドラマーのЯyoさんの作曲スタイル、Mixing、Masteringなどのサウンドメイキングには、かなり影響を受けてます。

アルバムだとMUSIC、NOW、MONSTERはかなり聴いた。
その中でも最近好きなのがDRAINかな。

2022年に出したengraveも最高です。

筆者は昔、Яyoさんを手本にPro Toolsのセッションファイルを纏めたり、Mixも手本にしていました。
なので、Pro Toolsを開いては独学でサウンドメイキングについて凄く研究してきましたね。

※余談ではありますが、今回はギルガメッシュのBreak Downをカバーさせて頂きます!皆様お楽しみに!

15.9GOATS BLACK OUT

2007年結成。
まず楽曲の芸術性の高さに驚いたのを覚えています。
アンサンブルがとにかく綺麗すぎるし、演劇を聴いている気持ちにさせてくれるバンドです。

おそらくですけど、カバーするとかインスト制作するとしたら全体的にクオリティが高すぎて時間がかかりそうです。

・sink MV

楽曲の方向性は90年代V系のゴシックさと、シリアスな世界観の演出と、王道V系を今風に踏襲しています。
かつては前述で紹介したlynch.に9GOATS BLACK OUTを融合したバンドをやろうとして頓挫した身でした。

惜しまれつつも2013年解散。

最後に一言

筆者が主に影響を受けたり、聴いてきたバンドをあげました。
自己分析して思ったのは、サブジャンルが多いV系の中で聴いてきたジャンルが、黒コテバンド、ラウド系、メタル系が多いなと。

他にも良いなと思えるバンドも結構ありましたが、主に好きだったバンドを厳選しました。
原点回帰でV系紹介してきましたが…多分まだ聴いた事ないバンドもいくつか遭遇するでしょうね。

国内海外問わずにメタルコアばかりでV系のイメージがあまりなかったと思うので、原点回帰でV系紹介してきました!

この記事を下書きしたのが今年の1月15日と、6000文字超えの大作になってしまったので、時間がかかりすぎました。
最後まで見て頂きありがとうございます。

それではまた!

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