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『実在性』

スクエアアーティストMINAMI MIYAJIMAさんがPM4:44にオープンされたアート空間「JITSUZAISEI」。

3ヶ月間は住所非公開、クラウドファンディングで支援した人だけがその所在を知ることができるという宝探しのようなシステム。(非常に面白い!)

さて、そのオープン最初の展示(4/4-4/26)に私の推しであるアストロ温泉さんも出展されるとのことで、おおお!これは黙っちゃいられない(笑)

早速クラウドファンディングに参加、まるで宝探しの如く、東京から遥々大阪の某秘密基地を目指して旅立ったのでした・・・。

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不慣れな地で住所を頼りにオロオロしながらようやく辿り着いたそこには「此処に居るよ」って主張しているかのような立派な「JITSUZAISEI」があった。


さてここで、お得意の余談ですが、私の父はデザイン関係の仕事をしており、小さい頃からカラフルなものや不思議なもの、アートに触れる機会が多かった。家にはたくさんの絵が飾ってあったり、展示会にたくさん連れて行ってもらった。

私にとっては、アートのある暮らしが当たり前だった。

それがどうだろう・・・実家を離れて一人で暮らし始めてからは、すっかり「自身の暮らしを守ること」に必死で、なんとなくだけど、段々豊かな心が死んでいくのを感じていた。

・・・ここ数年かな、暮らしも安定して、ようやく〝あの頃の気持ち〟を取り戻した気がしている。目の前の幸せとか楽しさじゃなくて、普遍的な幸せを感じることができるようになったのは。

例え作家さんが作ることをやめてしまっても、作品は永遠に残る。それが時事的な作品であったとしても、そこに込められた想いは永遠に残る。今の想いをカタチにすることって素晴らしいと思うし、いろんなことを客観視したり受け止める強さがないと出来ないと思う。

私は作品を鑑賞する側なので、だいぶ感覚が違うかもしれないけど、自分のつくったものを発表することってすごく勇気がいる。自分と他人とでは考え方も感じ方も違うし。


つまり、想いを表現する、できるって素晴らしいと思うんだ・・・。


今回「JITSUZAISEI」に伺って、作家さんたちの想いやパワーを強く感じた。

4(四角)というコンセプトに沿った作品もあれば、(いい意味で)やりたい放題な作品もあって、本当に面白い空間だった。

いろんな作家さんの「実在性」を目の当たりにしたような感じがする。


さて、最後に、(ようやく本題!?)私の推しであるアストロさんが出展された作品をご紹介いたします。

もう、いつもなのですが・・・(いい意味で)アストロさんの作品は浮いてるんです。そういうところが大好きなのですが(笑)

ただ、実物を見たらわかりますが、細かいところまで丁寧に作り込まれていて本当に美しくて輝いてるんです・・・。そこにはただならぬ愛がある・・・。かっこいい。

なんと言ったらいいのだろう・・・世の中に決して媚びていないものづくりをしているアストロさんが大好きなんです。(そりゃ世の中を意識していることもあると思うんですが、そういう時にはそれについて正直に語ってらっしゃる気がする)

私にはこういう生き方はなかなかできない・・・本当にかっこいい。


いつだって、そんなアストロさんの「今」をこの目で見たいから、アストロさんの作品がそこに『実在』する限り、私は宇宙の果てまでだって行くのです。

(まあ、できる限り!笑)


MINAMI MIYAJIMAさん、素晴らしい空間を創ってくださり、本当にありがとうございます。こんなご時世ですが、パワーあふれる作品でいっぱいの空間にすっごく元気をいただきました。絶対にまた訪れたい・・・■□■。


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