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番外3「何者でもない私を認める練習をしよう」週刊連載「メタバースとコミュニティ」

週刊連載「メタバースとコミュニティ」
と題しまして書き進めているシリーズです!
これまでの記事は以下のマガジンから読むことができます。

今回はここまでの連載の時系列とは外れる番外編です。
今、私になにが起こっているのかリアルタイムな記録を残します。


コミュニティに積極的に参加すると自然と何者かになってしまう

タレント活動をしていなくてもVTuberじゃなくても、コミュニティに積極的に参加していくと自然と何者かになります。
「●●というコミュニティに参加してる人」
「定期的にイベントに出ている人」
「いつも●●のイベントを見に来てる人」
「イベントカメラマンの人」
「スタッフをしている人」
他者と関わる限りはどうやっても「あなたではない私」のロールが生まれます。
本連載で度々書いているように、役割があると人から必要とされる喜びを感じられたりプロジェクトへの思い入れが深くなります。
それによって居場所感、安心感を得ることができて自分を大切にできる・・・のですが、バランスを崩すとこれは逆に自分を犠牲にしてしまう可能性があるのです。

「何かしてないと認めてもらえない」を壊すカギ

自分が関わっているコミュニティもそうですが、立ち上げ当初というのは人も少なくやる事も無限にあるので常に何かしら考えたり、作業をしていることが多くなります。
そうやって走り続けていると走っている状態がデフォルトになり、さらにそれが深まると「足を止めたら誰も必要としてくれないんじゃないか」という思考になってしまいます。
その結果自分のキャパシティ以上の作業を請け負ってしまったり、やりたくないことをやるようになってしまいます。
これではハダカの写真を送っていた過去の私と同じになってしまいます。

ですが実際は連載の第一回目でも書いたように、何者でなくても受け入れてくれる人はいるのです。
人がロールを降ろし、何者でもなくなる鍵は「遊び」だと思っています。
みんなでワールドツアーをしたり、ゲームワールドで夢中になって撃ち合っている時はお互いが何者だったか忘れていませんか?
私は忘れます!!!!
と、いうことで2023年10月17日よりイベントコミュニティCLUSTARSでも遊びのためのチャンネルを作りました!
気軽にサーバー内の人に「遊びませんか~?」と呼びかけられるチャンネルです。
遊ぶことで少しでも手を止めて人と関わる楽しさを思い出すキッカケになれば幸いです。

VTuberの仲間たちとやっている
まだ何も決まってない(まだナニ)という番組およびVTuberコミュニティも、バーチャルライターのけいろーさんが運営しているサーバー内での遊びから生まれました。

また、入りやすいだけでなく出やすいand休みやすいand帰りやすいコミュニティにするため、各役職にまつわるシステムも少しずつ改良していこうと構想しています。

こうやって手を止めても遊んでくれる、帰ってきたときに歓迎してもらえる経験ができれば、今後も他者からの評価や「何かしてないと認めてもらえない」という思い込みに振り回されることなく自分の心の声を優先してあげることができるようになります。
また、世の中には好きで動き続けてる人(私)もいるのですがそういう人にとってもたまにこういう手を止める経験をすることで、また活発に動き出すときに「好きでやってるしな」と納得して暴れることができるのでおススメです。

実は今、由宇霧もペースを落としています

お陰様で関わっているコミュニティはどこもそれぞれの結果を出し継続していくためのシステムも整ってきました。
ここからは継続と発信のタームに入ると思っているのでこうやって連載をしたり、プロジェクトに関わる判断も即断即決から数日かけての判断に変更しています。
発足当初は1人で即決、即実行することが多かったですね。
すごい大変だった・・・けど楽しかったなぁ。
本当に連日深夜(もはや朝)までclusterやVRChatに集まって語り明かしていました。
うーん青春!!!

これはコミュニティの仲間が教えてくれたことなのですが、私は専業VTuberなので昼夜を問わず常にプロジェクトに目を向けて思考&決断することができます。
ですが、それゆえに働きながらプロジェクトに参加している人が流れについていけず疎外感を感じてしまう事があると教えてくれました。
緊急時にはこれまで通りアクセル全開で昼夜を問わず考えて実行するつもりですが、今は特にそのような急ぎの検討事項がないのでメンバーの意見が出そろうのを待ちながら数日かけて進めています。
とはいえ、メンバーが超絶優秀でいつもすぐにリアクションや作業をしてくれるのでとてもテンポよく進んでいます。
休んだって良いのよ・・・・!!!
できない日があっても変わらずに大切なメンバーよ!!
この仲間達にプレッシャーを与えないためにも、今は積極的に自分を甘やかそうと思っています。
他者に優しくするためには、自分に優しくしないといけません。
自分に厳しくしているとあらゆる最低限が上の方に設定されてしまい
他者に対して優しく最低限しか求めていないつもりでも怖ろしいパワハラをぶちかましてしまう可能性があります。
誰かに優しくするために、自分に優しくしよう。
やり方がわからないときは自分を他人だと思って接してみて。
凄く疲れた顔をしている自分を他人に置き換えて、あなたならなんて声をかけますか?
「今は仕事を投げ出して寝なよ!」って言う?
そしたら今日は仕事を休んで寝ちゃいましょう!
立派な体調不良です。

こうやって私も今はペースを落として(当社比)やりたいことをやって、食べたいものを食べて会いたい人に会って遊びたいだけ遊んでいます。

また充電が完了したあかつきには暴れちらかすから楽しみにしてて~!
そして、由宇霧に美味しいものを食べさせたい!という方はファンボックスやYouTubeメンバーシップでのご支援おねがいします!
(一番手数料が安くて効率よく支援できるのはファンボックスです)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

筆者 由宇霧(ゆうぎり)プロフィール

世界で初めて性教育の本を出版した特化型VTuber♨️
メタバースで居場所作りの探求中。
雑誌連載中「出張版 #特化Vの会」(VTuberスタイル)
Virtual ASOVIVA TV -ビバテレ-プロデューサー
メタバースイベントコミュニティ CLUSTARS運営
取材や講演会のご依頼は yugiri.staff@gmail.comまでご連絡ください。



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