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音声教材作りに使えるクラウドアプリRevoicerがすごい

以前衝撃を受けたのがDeepL、そして最近授業作りに使っている人工知能ChatGPT。そしてテキスト読み上げで感動的なクオリティを誇るのがRevoicerです。

Revoicerとは

こちらを見れば一目瞭然です。たまたまYouTubeを見ていたら広告で入ったのがこちらの動画でした。これまで私はSpeechBlasterというクラウドアプリを使っていて、それでもまあまあ満足したいのですが、こちらは桁違いのクオリティでした。もうはや、人間なのかAIなのかすら判別できないんです。

特徴は
・80以上の人間発音AI音声合成
・英語と40カ国語以上の言語に対応
・音声の種類、ピッチ、速度をカスタマイズできる
・クラウドアプリでダウンロード不要

声のバリエーションはプロ用でなくても十分!

同じ英語でもアフリカンからインドまで!訛りが豊富なのも面白いところ。共通テストで「まさこさん」が登場したのも記憶にありますよね?ユニバーサルランゲージとしての英語です。いろんな訛りで学ぶのも面白いはず。江藤はアフリカンな英語が結構好きです。日本語はともかく、英語については間違いなし!

有料で、現段階では66ドルのようです。日本円で1万円ですから、高いと思う人には高いのかもしれません。でも、江藤にとってはこれがあればナレーションやリスニング教材が全て自作できるのでお買い得かなと思いました。

何がすごいのか

ここまでは、へー、なるほどという程度だと思います。ですが、ここ半年ほどでこの分野がどのくらい変わったかを聞いていただければ違いが分かるのではないでしょうか。

まず、こちらは間も無く行われる本校の高校入試のリスニングサンプルです。本番では人間が話したものが使われますが、この2022年秋の時点ではSpeech Blasterというクラウドアプリで音声を作成しました。

https://www.otani.ed.jp/2023listen_english_sample.mp3

そしてこちらが私が昨日、つまり2023年1月に作成したものです。授業で使う会話文を作成し、Revoicerで音声を作成し、ビデオエディターでくっつけて作りました。割と単調な声のトーンのものを使っていますが、かなり人間に近いと思いませんか?

Emotion-basedにトリハダ

このアプリは、新世代の人工知能「エモーションベース」音声合成エンジンを搭載しているそうで、かなりの精度で感情を反映させることができます。
AIの声のトーンに感情を追加。フレンドリー、ウキウキ、悲しみ、素っ気なさ、ささやき、シャウト、恐れ、感動など、ワンクリックで変更できるんです。

公式サイトでは声の変化を確認できますので、聞いてみてください。

YouTubeはこちら

雰囲気を見ていただけるようにYouTubeにアップしてみました。さらに、テキストを作って、さいごにクラウドにアップしてリンクをシェアすると言う流れも見ていただけます。

さいごに

もはや、勝てる気がしません。このサイトのアフィリエイトでもなんでもないのですが、みなさんにも知っていただきたくてご紹介しました。人の声の温かみや臨機応変な対応、個性は確かに大事です。しかし、ちょっとリスニング教材を追加したいときや、お手本の読み上げなどにさくっと対応してくれるのがこのようなアプリです。今後、いろんな授業作りに使っていくつもりです。2023年3月の講座でこの辺りを詳しくお話ししますね!

オーガニックラーニングでは年間を通して様々な講座やワークショップをしています。いつかお会いできるのを楽しみにしています。




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