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人が起こした問題は、人の手で解決することができる

「制度を変えていくことも大切ですが、人が起こした問題は必ず人の手で解決することができるんです」

少し前、中野さんの講演会に参加させていただいた際、60分ほどの講話の最後におっしゃっていた↑この言葉が強く印象に残っています。(中野さん、言葉が違っていたらすみません!)

私たちNPO法人キーデザインが行っている取組みは、フリースクールもLINE相談窓口も不登校情報サイトも、どれも行政からの助成金・補助金はありません。

正直、自主財源だけで、経営を続けていくのは難しいところがあります。

シングル家庭や生活保護家庭の対応をすることが日常茶飯事ですし、そもそも心身ともに疲弊していたり、過去に支援者(社会)から裏切られた経験を持ったりする方にとって、お金を払ってまで支援を受けようとはならないからです。

深夜帯じゃないと対応できないケース。
無料じゃないと利用することができないケース。
何年という単位で支援に入らないと解決できないケース。
どんな制度も仕組みもあてはまらないケースがたくさんあります。

民間でないとできないことが現実には溢れています。

もちろんより多くの方に支援を届けるために、制度化のためのアクションもしています。ですがそうそう簡単に制度は変わるものではありません。

もし制度が変わることがあったとしても、制度の狭間で困っている人はいつの時代もいます。

そこで必要なのはやはり”一人ひとりの手”です。

少し臭いかもしれませんが
「あなたに幸せになってほしい」
そんな一人一人の良心が
真につながり合うことで
困っているたった一人の幸せを
取り戻すことができます。

「誰も助けてくれない」
そんな孤独な中にある人を救うのは

「あなたをひとりにしない」
という愛情を持った”人の力”なのだと思っています。

”支援”という仕事に関わり始めてやっと10年ほどです。
大学生だった20歳の頃から、学生の「死にたい」「消えたい」という声を痛いほどに聞いてきました。

まだまだ私も成長していかなければいけません。
どんなに年月が経っても、自分の課題解決能力を超える課題を抱えた方と出会います。

そのたびに自分の無力さを痛感し、それと同時に多くの心強い味方に出会い手をとりあって支援にあたってきました。

ひとりでできることには限界があります。でも多くの方の力をお借りできれば、実現できると思っています。

私たちが目指す社会は「ひとりにならない社会」です。
「家族をひらき、子育てに伴走する」ということを実践し、その社会に1日も早く辿り着けるように尽力します。

クラウドファンディング6日目。
目標400万円に対し、11%456,000円とまだまだゴールまでは遠いです。
ご支援いただいたみなさん、本当にありがとうございます!
そのお気持ちが本当にありがたいです。
「支援がありました」の通知が届くために、「もっともっと頑張ろう」と勇気をいただいています。

ぜひこれをご覧になった”あなた”も、ご支援いただけますと幸いです。
またご支援いただいた方は、SNS等でのシェアなども大歓迎です。
どうぞよろしくお願いします!!!

▼クラファン詳細はこちら
https://readyfor.jp/projects/keydesign2024

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