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文章が書けない・・・はプラモデルで克服できる。

読書感想文を書こうと思っても、筆が進まない。
書き始めても、気づいたら数時間経っていた。

僕もずっと文書を書くのが苦手で、
時間ばかり掛かってしまうのが悩みでした。

今回はそんな悩みを、

「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
を参考に解決していきたいと思います。

主眼と骨子を用意する

早く文章を書くためには、
文章を書く前に「主眼と骨子」を準備する事が肝要です。

主眼とはテーマのことであり、
主眼を達成するための骨組みが骨子です。

例えば今回の記事で言うと、
主眼はタイトルである、
「文章が書けない、はプラモデル化で克服できる。」
であり、

骨子は、
タイトルを説明するための各トピックです。

悩まず書くためにはプラモデルを用意する。

主眼と骨子の説明として、
本書の中で「プラモデル」という例が出されていました。

なぜプラモが簡単で間違いないのか。それはあらかじめユニット化されたパーツが用意されていて、箱絵で完成イメージを確認したのち、取説の指示通りに組み立てるからです。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング p22

図工が苦手で、5段階中2だった幼い自分でもプラモデルなら作れました。

それは、
①完成イメージ(箱絵)
②パーツ
③説明書
が揃っていて、作る際に迷わないからです。

誰でも作れるプラモデルの仕組みを応用すれば、文章も楽に書けそうです。

構造シートで整理する

文章をプラモデル化すると、以下の3つとなります。

①タイトル(箱絵)
②トピック(パーツ)
③順番(説明書)

本書ではプラモデル化するために、構造シートというフォーマットが用意されています。

以下構造シートを作るステップを抜粋します。

①紙の上方に大きく線を引いて、テーマ(主眼)を書く欄を作ります。
この段階では空欄のままとします。

②箇条書きで、書こうとする話題を列挙していきます。

③並んだ話題を眺めながらこれから書く文章の主眼を見定め、
テーマ欄に書き込みます。

④どの話題から切り出していくべきか、主眼に準じるよう吟味し、項目の左横に順番を数字で書き込んでいきます。

⑤紙を替え、テーマ欄に主眼を書き込み、順番通りに並べ直します。
もししっくりこなければ、また順番を吟味して書き込み、紙を変えてやり直します。

⑥アピールしたい優先度を、項目の右側にABCの3ランクで格付けしていきます。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング p34

今回の記事も上記のフォーマットをもとに構造化しました。

・箇条書きで記事にしたいトピックを挙げる

・トピックを眺めながらタイトルを決める

・どのトピックから書くのか、順番を決める。

・紙を替えて、順番通りに並べ替える

・右端に、優先度順にABCを決める。

こんな感じで主題、骨子を決めて書き始めました。

構造化シートでかなり文章が書きやすくなる

実際この方法で書いてみて、かなり文章が書きやすくなったのを実感します。

主眼に合わせて、
必要ないトピック(優先度Cのもの)は削り、
説明しやすい順番も予め決めておく。

そうすることで、迷わずに書くことができる。

今まで2時間くらいは執筆に使っていたのですが、
今回は1時間かからずに書く事ができました。

構造化シートを使うと確かに、書くのが早くなりそうです。

まとめ

今回は文章はプラモデル化で早くなる。
についてまとめました。

プラモデルは誰でも簡単に作れるように、
文章も準備さえすれば楽に書けるようになる。

速く書くということに限れば才能とは関係なく、
単純に構造化し慣れているかどうかだなと思います。

これからこの構造化シートを実践し、
速く楽に文章を書けるようになりたいと思います。

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