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東京ゲームショー2023に行ってきたレポ


TGSに行ってきた

去る2023年9月23日、一般公開日1日目に東京ゲームショー2023に行ってきました。

大勢の人たち、これでもごく一部

本当に大勢の人がいました、これでもコロナ前の最後に現地開催した時の2019年よりは少ないそうです。
2019年 …全11ホール+国際会議場+イベントホール、26万人来場
2022年 …8ホール開催、13万人来場
2023年 …全11ホール+国際会議場+イベントホール、24万人来場

※2018年に至っては30万人近く来ていたらしい

※来場者数等は下記から引用
東京ゲームショウ2023、総来場者数は24万3238人。コロナ禍前の2019年には及ばなかったものの同等の数値まで回復【TGS2023】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com (famitsu.com)

東京ゲームショウ2023の総入場者数は24万3238人【TGS2023】:日経クロストレンド (nikkei.com)


一日中歩いても全部見切れない、恐らく4日間歩いても足りない

全11ホールとなると、1~8ホールと9~11ホールの場所がそれぞれ離れているので、かなりの広さになります。

そこに企業ブースやらインディーゲーム系会社、ゲーム系の学校のブース、イベントブース、など沢山あり、それぞれ待ち時間も発生するので、効率よく巡っても、1日や2日じゃ到底見切れません。

その日、その時間限定のイベントなどもあるので、全部見る事は時間があっても不可能なのですが、それを考慮しなかったとしても、全部見ようとしたら一週間くらいかかるんじゃないかと思うくらいの規模でした。
(出展内容は多種多様なので、全部見る人はいないですが)

会場マップ
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2023/assets/images/display/map/img_map-jp.png


同時開催のオンライン配信

開催期間中は、同時にオンライン配信も行われていました。
オープニング配信やエンディング配信、他には各種日本ゲーム大賞の発表など、気になる配信内容がたくさんありました。

TGS2023オンライン配信アーカイブ↓
TOKYO GAME SHOW/東京ゲームショウ - YouTube

オンライン配信も様々なコンテンツがありました


日本ゲーム大賞U18部門

18歳以下が対象の個人~少人数制作のゲームが審査対象の部門です。
昨年から引き続き出場している方や、一人で2作品分(うち1つはチーム参加)出場している方もおり、驚きました。

また、話を聞く限り、どのファイナリストもUnityを使用してゲームを作成しているとの事で、Unityのプラットフォームとしての強さが垣間見られました。

ファイナリストの方々の作品は、TGSの現地会場でも試遊する事が出来ました。時間の都合上、全ては試遊できませんでしたが、金賞の作品以外も、面白くて個性的な作品ばかりでした。

受賞作品一覧
日本ゲーム大賞2023「U18部門」 受賞作品 金賞「Music Runner」、 銀賞「 REWIND 」、銅賞「 ライフゲイムワンダラ」に決定! – 日本ゲーム大賞 U18部門 (cesa.or.jp)


日本ゲーム大賞アマチュア部門

応募要項としては、特に年齢制限などはないのですが、最終審査に残っていたのはいずれも専門学生の作品でした。

こちらも現地で試遊可能でした。
U18では個人~5人以内での制作作品だったのですが、アマチュア部門では個人、法人、団体問わず参加可能な事もあり、最終審査に残っていた専門学生ならではのクオリティのゲームが揃っていました。
もちろん、学生らしい個性的な作風のゲームが多く、アイデアの詰まったゲームばかりです。

受賞作品一覧
受賞作品 | 日本ゲーム大賞 (cesa.or.jp)


日本ゲーム大賞年間作品部門

こちらは基本的に、プロ・企業が制作したゲームが並びます。
モンハンやポケモンなど、誰もが知る作品が並ぶ部門です。

個人的には、「パラノマサイト FILE23 本所七不思議」が優秀賞を受賞した事に感銘を受けました。名だたる有名シリーズの作品が並ぶ中、単発で、かつ規模が大きいわけではない作品が受賞したというのは、純粋に作品の内容が評価されたのだと思います。私も9月に丁度プレイしてクリアしており、ゲームならではの、ゲームでしか出来ない展開に驚いていたところでした。

他にも、ゲームデザイナーズ大賞の審査委員長として、昨年に引き続き桜井政博さん(スマブラのディレクター・生みの親)が登壇したりなど、見所はたくさんありました。

受賞作品一覧
受賞作品 | 日本ゲーム大賞 (cesa.or.jp)

現地の様子

ゲームの試遊
インディーゲーム、学生制作ゲーム、企業ブースなど、様々なブースがありました。それぞれ試遊する事が可能ですが、有名なゲームや人気のあるゲームは結構並びます。全部を試遊する時間はないので、時間配分を考えて、ある程度絞って試遊しに行く必要があります。

Strayのねこ様、パッケージ版が出るそう

ステージイベント
イベントホールでは、連日様々なイベントが行われていたようです。
特に、一般公開日1日目と2日目(9月23日、9月24日)の開催時間終了後(17時以降)に行われていた、TGS2023×CRCUPストリートファイター6は、配信でもとても盛り上げっていました。(現地でみる場合は、別途チケットが必要)

コスプレエリア
屋外ですが、コスプレエリアもありました。クオリティの高いコスプレイヤーの人たちが集まって、写真の撮影を受けていました。

企業ブース
ゲームの試遊以外にも、企業の製品紹介、展示などを行っているブースもありました。

FF7のクラウドのバイク(ハーディ=デイトナ)


現地を周る際の個人的なコツ

冒頭でも述べましたが、現地はたくさんのコンテンツがあり、実際に見れるのはごく一部なので、行く時はある程度何をするかを決めて行った方がいいです。

例えば
・企業ブースで大手のゲームを試遊する(並ぶのに時間がかかる)
・インフルエンサーが出てくるイベントを見て周る(1つ1時間くらい)
・インディーゲーム、学生制作ゲームをたくさん試遊する
などです。

ある程度方向性を決めて楽しんだ方が良いと思います。
理由としては、見るものが多いので、何をするかを決めておかないと、結局はほぼ歩いて見て周るだけで終わってしまうからです。

今回の私がそうでした。

ゲームの情報であればインターネットで入手出来る時代に、わざわざ時間とお金と労力をかけて幕張メッセまで行ってくるのだから、それなりに収穫ないとコスパ悪いよな~、と思います。

あとは、言うまでもないですが、入場時の列はかなり並びます。
私は10時ごろに行ったのですが、その時点で群衆と言えるほどの列が出来ており、ホールに入るまでに40分ほどかかったと思います。
お昼ごろに見てみても列の規模は変わらなかったので、スムーズに入るのであれば、入場開始時間の30分~1時間前には並んだ方が良いかもしれません。

パンフレットとうちわ

感想

もっと沢山ゲームを試遊すればよかったな、と思います。
ゲームの展示会なので、実際にゲームをプレイできるのが醍醐味で、それが楽しいはずです。

大手のゲームを試遊するのも良いですが、気になったインディーゲームや個人制作ゲームをこまごまと試遊して周る、というのも楽しいかもしれません。

試遊であれば、現地に行かなくても体験版をダウンロードすれば遊べますが…

ただ、実際に現地を歩いて見て周らないと目に付かない面白そうなゲームもありますし、体験版が配信されていないものもあるので、そういったものに出会えるのが利点です。

とにかく、会場自体が物理的に広くて、コンテンツも多いので、見て周るのが本当に大変だ、と思いました。満遍なく多くを見ようとするよりは、歩いていて気になったものを見る、というのが良いのかもしれません。

その他

海浜幕張駅から幕張メッセに行く途中にあるカフェ・ベローチェに行きも帰りも寄ったのですが、内装や席の雰囲気が良かったです。
店内ではとても落ち着いて過ごせました。
※イベント終了後はカフェ・ベローチェにもかなりの人が入り、レジ待ちの列が発生しました。


TGS2023も楽しかった

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