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芦田愛菜さんの格言におののくなかれ

みなさんこんばんは!前回投稿から早めに書き上げることができたので、
またご無沙汰にならないうちに投稿いたします。

日本の夏はまだまだ暑いですね、毎日救急車が走り回って、熱中症の人を運んでいるのか、コロナの急病人を運んでいるのか、大忙しですね。私も負けないように頑張ります。

さて、、
今回は、前回ご紹介させていただいた「放っておく力」の本から、
”過度な期待を手放す”
という言葉をご紹介させていただきました。
期待しすぎない事が本当に大切だということです。

イライラだったり怒りとか悲しみとかちょっとしたことって何か、
過度な期待をしすぎていることから生まれてると思うんですね。

例えばどこかのお店に行った時「何でこのサービスはこうなんだ!」と
店員さんに怒る人は、店員さんとかお店に対して
自分をちゃんと尊重してもらうことに過度な期待をしすぎている。

他にも、タクシーに乗って
「運転手さんの接客が悪い」と怒る人がいる。
ちょっと小雨の中や暑い中、1000円でタクシーに乗せて移動させてくれるだけで感謝なのに、何をどこまで期待してるんだということです。

そういう意味で言うと、いかに期待値を高くしすぎないか
というのがすごく大事です。

人はいろんなこと、社会に対して期待したり自分自身に対して期待したり
他人に期待しすぎたり。

ありとあらゆる人間関係のトラブルっていうのは期待値が高すぎることによる問題なんです。なので人を雇う時に一番最初に大事なのは、
”過度な期待をしすぎないこと”
もちろん本当に大事なものは期待してもいいし
そこをしっかり見ていくことも大事だけど、
自分が変えられないものに期待をしすぎてはいけない。

それこそうちの社員が動かなくてどうのこうの、、、と言う社長は
自分の1/20の給料の人に一体何を求めてるんだと。求めすぎだと思います。
だけど、あまりに求めなさすぎているのも、もちろん違う。

求めてるものがあるんだったらそれをちゃんと適切な期待値を持って、
「こういう風にして欲しい」ってことをしっかり伝える。

「最低ここだけやってくれ」と期待していることを定めて明確にして
その擦り合わせを伝える。
そういう意味で言うと、その期待値をコントロールしてマネジメントしていく。その手法を、「期待値マネジメント」と呼びます。

期待しすぎるというのは、
一方的に自分の願望を押し付けるということなので
そこを考えすぎないということが本当に大事じゃないかなと思います。

子役から大ブレイクし、医学部にも進学がと噂されている、芦田愛菜さんが「信じる」とはと聞かれた際に、このように話されています。

「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」
「だからこそ人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは、『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えたときに『それもその人なんだ』と受け止められる、『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思ったんですけど」
「でも、その揺るがない自分の軸を持つのは凄く難しいじゃないですか。だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ、成功した自分だったりとか、理想の人物像だったりにすがりたいんじゃないかと思いました」

映画『星の子』(10月9日公開)の完成報告イベント

なんと達観していることでしょう。私も精進します。

そろそろまとめに入りますが、先日のブログでもご紹介したように
=============================
過度な期待をしすぎず、
多少どころか思った以上に放っておく。
あとは会議なりの、社内でちゃんとした仕組みに入れておく。

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そして自分の感情に振り回されるほど、他人に期待するのは絶対違う。
一歩というか二歩くらい離れた距離で、”上手くいけばラッキー”ぐらいのさらっとしたゆるい感覚で委ねて、でも放置しすぎるわけではない。
それが適切な部下との接し方なのなと思います。

そういう感覚で人とやっていくことができたら
うまく人を雇い、やっていくことができるんじゃないでしょうか。

なかなか完璧は難しいですけど、上手くいけたらより良いマネジメントができ、より良い会社になるんじゃないかなと思います。

今より一歩、もしくは10%だけでも他人への期待を減らし
イライラとか、意味のないストレスみたいなものが
減らせるようになったらなと思います。


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