「ビバヒル」で知った「Pretty good!」

とてもマニアックな話で恐縮です。
80年生まれの私が
90年代、中高時代、英語を勉強しながらよく見ていた
「ビバリーヒルズ高校白書、青春白書」は
いわゆる「青春もの」の大ヒットシリーズでした。

今のようなネットの時代ではないので
週に1度、NHKでの放送を楽しみに見ていました。
自宅のテレビで音声の切り替えがようやくできるようになった頃で
英語の字幕は見れなかったと思います。

そんなわけで、
英語にしてしまうと日本語がわからないので
日本語を見て、それからまた英語を見て
英語を見るとまた日本語を忘れるので戻って、、、
とVHSテープが擦り切れて
画像が劣化するぐらい行ったり来たりして見ていました。

そこで最初に触れたリアルな英語が
「Pretty good」というフレーズ。
主人公が学校で仲間に会うと
「Hey, How are you doing?」と聞くわけですが

みんな「Pretty good」と答えるのです。

そもそも、プリグーって聴こえるので
それが「pretty good」であるということを解読するのにも
数週間かかった気がします。

ええ?プリティグーってナニ ʕʘ‿ʘʔ

みたいなことになるわけですが、
周りの英語の先生は誰もそんなことを言ってないし
教科書にも出てこない。

これはビバヒル的若者言葉なんだろうか、
それとも、一般的に使われるんなんだろうか、、、
などと思い巡らせて
時々留学生に対して使って見たりなんかして。
もう、情報のソースが少ないから
自らが実験台になるしかなかった時代。
実験したところで手応えもよくわからなかったり。

この副詞の「pretty」は 
“まあまあ、かなり“ というような意味で
veryよりやや控えめなイメージです。

当時の自分への回答としては
pretty goodはビバヒル的若者言葉などではなく、
フツーに使われる「まあまあだよ、いい感じ」
みたいな返事だよ、ということになります。

たかが、pretty good
されど、pretty good
私にとっては、割と思い入れのあるフレーズです。

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