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朝の挨拶200707 読むRadio

皆様おはようございます。7月7日の火曜日。本日は七夕ですね。国や地域によっては、旧暦の8月7日を七夕で祝う習慣もあります。
日本でも7月と8月に七夕があるので、和菓子屋さんでは、季節の上生菓子に”七夕”をイメージした菓子が、7月と8月で装いを変えて並びます。興味を持たれた方は、お店…は難しそうなので、ウェブからのぞいてみてはいかがでしょう。

和菓子の世界を知る入り口の本

・坂木司『和菓子のアン』、『アンと青春』(光文社文庫)
・猪狩そよ子『和菓子のアン』(全3巻、白泉社)

猪狩そよ子『和菓子のアン』は、坂木司先生の同作品をコミカライズした作品です。坂木先生は猪狩さんの描いたアンちゃんをいたく気に入ったそうで、”自由に描いてください”とのお話。繊細な和菓子の描写がとても素敵です。みつ屋で働く従業員や、デパート・食の裏事情など、業界話も盛りだくさん。一番お気に入りのエピソードは”おはぎ”かな。

昨日の午後は太陽が主役でした。湿度は60を切るほど。ただ寝室内が27℃を超えて寝苦しいです。エアコン様の力はまだ借りぬ。笑

朝のルーティンの時間

本日も、梅酢を炭酸割でいただいています。甘酒を暑気払いに飲む方もいると思います。我が家は梅流ですね。酸っぱさで身体が目覚めます。

天気はくもり。5時の気温は23℃ 湿度65。昨日よりちょっと肌寒い。

今ものすごい衝撃を受けています。この前紹介したばかりだったのに…。
エンニオ・モリコーネさんのご冥福をお祈りいたします。たくさんの映画音楽をこの世に送り出してくださり、ありがとうございます。これをどう受け継いでゆくか、ですね。

西日本、東日本にかけて前線が停滞していますね。局地的に大雨が降る地域もございますので、身の危険を感じたら避難するなど、早めの行動をとられるよう心がけてください。それしか言えないのが辛い我が身です。

好きな音楽家:篠原美也子

篠原 美也子は、東京都出身のシンガーソングライター。2002年に結婚、現在は1児の母でもあります。メジャーデビュー前は、”誉久美”という名で音楽活動を行っていました。1993年4月、シングル「ひとり」でデビュー。1993年~1995年の2年間、篠原美也子のオールナイトニッポン水曜2部でパーソナリティーを務めています。1998年にメジャーレーベルから引き上げるまで、シングル10作、アルバム6作を発表。

1999年から、ライブイベント『東京百歌』を中心にライブ活動を開始。

2001年、アルバム『新しい羽根がついた日』をリリース。収録曲「place」は、盗作された一件もあるので、篠原美也子のいつまでも大事にしたい曲、歌への愛が皮肉にも評価された形になっています。

2003年4月6日、TBC東北放送レギュラーラジオ「篠原美也子のありえない日々」スタート。2009年まで6年続いて終了。
2010年にセルフレーベル「SKYBEANS RECORDS」を立ち上げ、第一弾のアルバム『bird alone』をリリース。
2013年、デビュー20周年記念アルバム『青をひとつ、胸に抱いて』をリリース。篠原美也子・榊いずみ・加藤いづみの3人が参加した企画シングル 「MAMA DON'T CRY」 をリリース。宇都宮徹壱主筆のメールマガジン「徹マガ」で月一の連載「篠原美也子の月イチ雑食観戦記」を執筆し始める。
2015年、エッセイ集『スポーツに恋して 感傷的ウォッチャーの雑食観戦記』を刊行。
現在も様々なライブや音源の発表を行っている。

メジャーにいた5年間より、インディーズで活動している期間が長くなったので、当時ラジオを聴いていた人、音楽活動をやっている人は知っているかなぁ。私の周りでは1人しかいなかったので、マイナーと言えばマイナー。でもピアノと歌、それだけで長く活動されているので、知っている人、好きな人はいると思います。

ひっかかりを感じる人は、”中島みゆきと同じ、二番煎じ”と揶揄することが多い。私は両人共聴いているけど、篠原美也子は篠原美也子、中島みゆきは中島みゆきで、芯にあるのは異なると感じている。ひっかかりを全部取っ払って、素直に歌を聴けば、篠原美也子の良さがわかると思う。ラジオから歌が流れてきた時、”すごい力強い詩”と意志の強さを分けてもらえたことを今でも覚えている。

「ひとり」

1993年4月、1stシングル。1stアルバム『海になりたい青』に収録。
アマチュア時代の苦労を歌ったものといわれています。”何をしても誰かに似ているようで少し怖くて”ではじまるこの曲は、答えを出していません。降り続く雨に自分自身を投影して、”朝はくる”、そこからどう動きだすかは自分次第、というメッセージがあります。

「心のゆくえ」

1stアルバム『海になりたい青』に収録。
上京し、日々に追われていくうちに易きに流れる無念さを歌っています。学んできたことが、必ずしも将来につながるわけではない。”抱いた夢だけそのままに暮らしに追われ…”、夢を語り合ってきた友人も故郷へ帰ってしまう。夢の数だけ舞台が用意されているわけではない。"生涯かけて問いかける"、流されても、未来に希望を持って生きる強さが描かれています。
アルバムには「ひとり」も収録されています。

「誰の様でもなく」

1993年10月、2ndシングル。アルバム『満たされた月』に収録。ラジオから流れてきた曲です。
時代の移り変わりに翻弄されながらも、”時代のせいにするな”という力強いメッセージの数々が胸を打ちます。飾らない真っ直ぐな言葉は、聴いている人にも真っ直ぐ伝わってきます。”銀幕のスター”というフレーズが懐かしさもあり、時代を映し出しています。
シングル盤はピアノをメインにバンドも加わり、ドラマティックに仕上がっています。

「ありふれたグレイ」

1994年10月4thシングル。同名のアルバム『ありふれたグレイ』に収録。
選べば選ぶほどありふれた色になってしまう。自分らしくいるため、あえて流される勇気を持つといった、ジレンマを抱えつつもそれを愛する、愛おしさがたくさん詰まっています。

「名前の無い週末」

1995年9月5thシングル。アルバム『河よりも長くゆるやかに』に収録。
何をしても、何を言っても意味をなさない時、やりきれなさに立ち止まって泣いてしまったり、人を傷つけてしまうこともある。ボロボロになりながらも、週末の人が行き交う街の中、”ちゃんと息もしてる、足も動く。まだやれる”と自分の色を取り戻していく様が描かれいます。街の鮮やかさに気づいたとき、胸の内、感情の愛おしさに改めて気づく繊細さも持ち合わせています。

「満天」

2002年、インディーズ2ndアルバム『Bird's-eye View』。「満天」は2曲目に収録。1曲目「夜間飛行」のピアノがジャズっぽさもあってカッコイイんだけど、YouTubeで音源が見つからず。こちらも素敵な曲なので、聴いてみてください。

CD情報

「誰の様でもなく」は、アルバム『満たされた月』に収録されていますが、アルバムバージョンは、ギター一本でしっとりと弾き語りです。

本日はここまで

篠原美也子の世界、いかがでしたでしょうか。
メジャーを離れて、現在はインディーズで活動されていますが、聴く人の心に真っ直ぐ届く飾らない歌が、変わらずにいてくれることにただ感謝です。
ジタバタあがいてどうしようもないとき、前を向いて立ち上がる力を与えてくれる、勇気づけられる人は多いのではないでしょうか。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!

今日も元気に過ごしましょう。笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。 Have a fine day.

200707 YUHUA O.

あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!