いかくん

ガンジス川の下流

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最近の記事

バグの集合

基本的に頭が痛いしご飯を食べてはすぐに吐いてしまう、毎日薬を乱用しているし、それがないと仕事にもならない。 人間はバグが多すぎる。私の取り柄は快便だけです、精神安定剤を飲むのをやめたら凄く快便になったんだ、汚い話でごめんなさい。今でも個人輸入の薬を飲むけど、おおむね快便です。 そもそも人間の体や精神は本当にバグが多い、私の周りなんかバグだらけなのによく生きてるなこいつ。という奴ばかり。 家庭もバグってるし本人の精神も身体もバグってる。本当、全知全能の神が創造したと思えな

    • 頼むから髪の手入れをしてくれ

      美容師をしている。スタイリストだから一連の作業はすべて1人でできる。この記事はただの愚痴だ。 お客さんというのは本当にワガママだ。月に一回来店してカラーもカットもトリートメントも…そしてヘアオイルをつかってブローやスタイリング、家での手入れも欠かさない何て人はうちのお店には1パーセントの奇特なひとしかいない。ドライヤーすらしないのに何故、カットだけでツルツルピカピカ、自然乾燥でまとまる髪にしてくれとみんな言うのだろう。年末で年に一度しか美容室に来ない人が一気にくるようになっ

      • グルーヴのチカラ

        ヒット曲を書いて、誰かに曲を提供して、ドラマのタイアップを取って、印税を貰いてえ。コンペで選ばれたい。どうやったら人に聞いてもらえるんだろう?どうやったらyoutubeの再生回数が伸びるんだろう?なんであの人はろくに楽器もできないし理論も学んでいないのにコネで曲を書いてもらって売れ(おっと失礼)そんなことばっかり考えていて 私は音楽の本質をすっかり忘れてしまった。 安定した正社員を捨ててまでフリーランスのミュージシャンになり、演奏が楽しくて、バンドの仕事はおろかホテルの片隅

        • 俺の幸せはお前の幸せじゃない

          誰でも好きな人や大切な人が幸せなら幸せだろう。でもあくまで大切なのは自分の幸せと、その大切な人の幸せを全く別のものとして捉えることだ。最たる例は親子関係において。 もちろん親は子の幸せを願うものと知ってはいるが、それがいきすぎて、子供の人生にコントロールが入ってはいけないと思うのだ。 ある程度の年齢までは仕方ないと思うけど、子供には子供の、独自の道を切り開く力があるし、親と子の価値観は別物だと思う。 だから親の価値観で子の人生をコントロールしても、それが子にとって幸せな

        バグの集合

          1人で飲むのがクソ楽しい

          昨日は適当に空いている人を呼んで集まる忘年会だった。社会不適合者の私は暇なので待ち合わせ時間より10分早く着いて、先に居酒屋に入店した。 少し迷ったけどとりあえず1人で飲み始めることにして、その他の社会適合者の皆さんは仕事の帰りのため少し遅れる連絡をチラホラもらったので 軟骨唐揚げも注文した。 みんな案外遅れてきて30分くらいは1人だったのだけど、たまたま持っていた村上春樹春樹氏のエッセイを読みながらお酒を飲むとこれがめちゃくちゃ楽しい。 何が楽しいのかよくわからんけど

          1人で飲むのがクソ楽しい

          今年は色んな人に会いすぎて疲れた。年末まで余計なエネルギーは消費しないで好きな人とすごそう。

          今年は色んな人に会いすぎて疲れた。年末まで余計なエネルギーは消費しないで好きな人とすごそう。

          やっぱり幸せはここにしかない

          今月も先月もマジでお金がない。お金がない上に口内炎になった。辛い。同居人がいないとお金なくて死ぬところだった。生きててよかった。お金ないけど。 いろんな人がいろんなところで言っている話だけど、お金がたくさんあれば、恋人ができたら、マイホームを買えば、職場が変われば、〇〇が手に入れば、〇〇できれば、幸せになれる、なんて全てただの幻想だ。ほんとに幻想だ。 四年前は正社員で働いてちょっといい給料もらって、まあまあ欲しい服買えて貯金もできてたけど鬱だったしどうしようもなく年金とか

          やっぱり幸せはここにしかない

          星の見えない場所

          疲れた、そろそろ限界だ。 連日の情報過多にさすがに参ってしまった。なにせのんびりとした沖縄人で、その中でもマイペースな方と言われるので(自分ではきっちりしている方だと思うのだが)、一週間ほど予定がつめつめで、色んな人に会ってたくさんの情報が入ってきてしまうと本当に疲れてしまう。 自分が気になるものに検索をかけて情報を得たり Twitterやインスタの鍵アカとかで、私的な投稿をするのと見たいアカウントだけフォローするのはいいのだが、実名のFacebookとかは本当に疲れる。

          星の見えない場所

          ネットによって現実が多様化している

          最近ふと思った事があるのだが。 インターネットの普及やユーチューバーの台頭によって個人の時代の到来をひしひしと感じる昨今、今やネット1つで大金を稼ぐ人達が多く活躍している。youtubeもそうだが、ブログや、投げ銭のあるライブ配信アプリなどそのツールが最近は色々ある。 人々がそれぞれに様々なネット上のコミュニティを持ち、その中でのインフルエンサーみたいな人達が沢山いる時代なんだなあと思う。 こないだあるロシア人にあったけど、普通の人かと思ったらめちゃくちゃ有名なユーチュ

          ネットによって現実が多様化している

          大体の人生における思考のクセは大体母親との関係に回帰する

          タイトル通りの話を明け方まで家人としていた。 私は心理学者でもなんでもないただの人なのであくまでも私の個人的な経験に基づく見解をここにつらつらと書き綴っていく。 私の母親は今でこそ断言できるが今はやりの毒親だ。マンガに出てくるみたいな強烈な毒親ではないが何が毒親なのかは子供にとってそれが毒なら毒なので、程度の問題はさておき毒親なのである。 それもジワジワ回ってくるタイプの毒。 前も書いたけどうちは父と離れて、母親の実家に出戻りし、そこに居候していた。だけど、そもそも母親の

          大体の人生における思考のクセは大体母親との関係に回帰する

          ぺこのこと

          ぺこは2016年の8月に保護施設から引き取ってきたオス猫だ。本名は、イー・ペイコウという。 子猫の頃にどこかのアパートの駐車場に、段ボールに入れられて捨てられていたらしい。 2016年の夏、鬱だった私は、突如猫と一緒に暮らしたいなと思い、猫トイレやゲージを一通り用意して、保護施設に向かった。ぺこはその頃生後3ヶ月で、保護施設には大体同じくらいの歳の子猫たちがたくさんいた。 ぺこはやんちゃだがよく寝る子猫だったので、ゲージの中から私に猫パンチを繰り出しながら寝落ちしていたのを

          ぺこのこと

          家族について

          うちはかれこれ20年近く別居家庭だ。 物心ついた時から両親の仲の良い姿を見たことがない。 私の兄弟は、下に妹と弟が1人ずつ、彼らはうちの家庭が最悪だった頃、まだ幼かったので当時状況を理解していたのは長女の私だけだった。 そんな三兄弟を連れて母親は実家に出戻るという、沖縄にはありがちなパターン。 私が9歳になった頃(確かその頃に家を新築した)から徐々に綻びが見え始め、10歳になった頃には家庭は完全に崩壊していた。夜になると必ず喧嘩が始まり、父か母のどちらかが車でどこかに走り去

          家族について

          夜のコザの町について

          沖縄市にある、おおまかにコザと呼ばれる地域は 沖縄に住み慣れた人間でも訪れるたびに独特な場所だと感じる。 高校生の頃通ったギター教室があるパークアベニューと呼ばれる通りはなんとも言えない寂れ具合と哀愁が漂い、老舗の時計屋や楽器店、インド人の店、かと思えばオシャレな石けん屋さん(今もあるのかなあ)が雑多に立ち並ぶ。 ギターを担いで歩けばアメリカ人のお兄さんに何か弾いてよ!と声をかけられ、楽器店付近をうろつけば内田裕也みたいなロッカーのおじさんに声をかけられ仲良くなる。 パ

          夜のコザの町について