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第35回社会福祉士国家試験受験体験記🌸

はじめまして。第35回社会福祉士国家試験を受験したので体験記を書いていこうと思います。
今年受験された方お疲れ様でした。

前日の過ごし方

◉朝
4時に起床し、8時まで勉強してました。
10時から福祉教育カレッジが運営している「トゥモローV」に参加しました。
飯塚先生のお言葉に涙しました。
◉昼
試験会場が家から遠かったのでホテルに前乗りしました。道中はご飯を食べて、車の中でレビューブックを読み込みました。
◉夜
苦手分野である人体を勉強しました。この時がピークに勉強を投げ出したいと感じたときです。いっそのこともうやめてしまおうかとも思いましたが、あとで後悔しそうなので勉強はやめませんでした。この時が1番辛かったです。
でも私ならできるという暗示をかけながらやってました。
精神的にかなり不安定だったのでホテルに1人で泊まって良かったと思ってます。
◉就寝
22時には寝ました。当然眠りは浅かったので1時間おきに目が覚めました。本当に辛かった。
でも徹夜は絶対にダメなので目を瞑って横になってました。

試験当日

◉起床
5時に起きました。
5時から7時まで統計中心に勉強しました。
あとは苦手な論点と間違えた肢をまとめたものを見直しました。
◉朝ごはん
かなり軽めに食べました。お茶碗3分の1ぐらいのご飯とミニ鯖とお浸しと味噌汁。ホテルバイキングに1500円もかかったけど食べられませんでした。
◉試験会場
8時には入場しました。その頃にはあまり人がいませんでしたが、早く入場したので勉強が1時間ぐらいできました。
◉トイレ事情
女子トイレは長蛇の列でした。自分の番が回って来るまで最低15分はかかりました。
試験説明が9時半からだったのでその30分前までに済ませといたほうがいいです。
◉午前
試験前は緊張MAXでどうなるんだ自分⁉︎って感じでしたが、解き始めたら緊張はほぐれました。私の場合は1時間近く余ったので見直しやマークの確認をひたすらしてました。マークの確認は3回しました。
◉休憩
お腹が空かず食べませんでした。これはやめた方がいいと思います。でも変に気持ち悪くなるのが怖くてやめました。
休憩中は午前の問題で確実に正解できたと思った問題を数えてました。これは午後にあと何問間違えられるかシミュレーションするためです。
本格的な見直しは一切してません。怖くてレビューブックの午前の科目のページは見れませんでした。
◉午後
午前よりは緊張せずに解けましたが、午後の方が難易度上がったと感じ少し焦りました。自信を持って答えられた問題が少なかったです。
でも疲れは感じず集中力は途切れることなく解き終わりました。午後も1時間近く時間が余ったので見直しをすることができました。

自己採点

私は待てずにその日の夜までに自己採点しました。複数の会社の自己採点を確認しましたが、その日中に全ての解答が出揃ったのは私が知る限り1社のみでした。以下に詳細記載しますので来年度受験される方の参考になれば幸いです。
①大原
私は試験後まず大原の解答速報を確認しました。他資格の解答速報で大原が1番早いと有名だからです。16時の段階で問題55問まで解答が提示されていました。午前の解答が出揃ったのが18時でした。午後については21時前までに問題125まで提示されましたが、それ以降は翌日13時までに提示するとのことでした。実際は翌日の10時までには全ての解答の提示がされていました。
②藤仁館
こちらは全ての解答がその日の21時までに提示されました。しかし21時の段階ではサーバーがダウンしたため、落ち着いて確認できたのは22時以降でした。
③中央法規
午前についてはその日中に解答の提示がありましたが、午後は翌日の13時までに提示されていました。
④福祉教育カレッジ
午前午後共に翌日13時までに解答の提示がありました。

私は上記4社で自己採点しました。今年については解答が割れているのは1問だけでした。
※ここに記載のある会社については信用がおけますが、大幅に間違っている解答速報もあったので注意が必要だなと思いました(精神的なダメージが大きすぎる)。

自己採点の結果

前置きがかなり長くなりましたが、いちばん気になる自己採点の結果は以下のとおりです。
午前 72〜73点/83点
午後 61点/67点
合計 133〜134点
点数だけでいうと合格圏内だと思います。あとはマークミスさえなければ大丈夫かなと。
科目別の点数は以下のとおりです。
午前
人体の構造と機能及び疾病 4点/7点
心理学論と心理的支援 7点/7点
社会理論と社会システム 6点/7点
現代社会と福祉 9点/10点
地域福祉の理論と方法 8点/10点
福祉行財政と福祉計画 7点/7点
社会保障 7点/7点
障害者に対する支援と障害者自立支援制度 7点/7点
低所得者に対する支援と生活保護制度 6点/7点
保健医療サービス 5〜6点/7点
権利擁護と成年後見制度 6点/7点
午後
社会調査の基礎 6点/7点
相談援助の基盤と専門職 6点/7点
相談援助の理論と方法 20点/21点
福祉サービスの組織と経営 6点/7点
高齢者に対する支援と介護保険制度 9点/10点
児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 6点/7点
就労支援サービス 4点/4点
更生保護 4点/4点

人体と保険医療以外は満遍なく取れて良かった。本当に人体苦手だし最後まで点数上がんなかったですね。模試でも1点とか取ったことあるし。

感想

これは一受験生のリアルな感想です。もちろん人によって感じ方は違うと思うのでそこはご容赦ください。

◉試験難易度
易しめ。
試験中は昨年の問題と比較すると難しく感じました。角度が変わった問題が多かったからです。でも冷静に考えると比較的解きやすい問題が多かったと思いました。
ただ見たことのない人物や制度の出題も多かった印象です。
◉解きやすかった科目
①社会学
模試より捻った問題なく楽に解けた。
②行財政
基礎的な問題しかなかった。事前学習が活きた。
③社会保障
細かい論点がなかった。
④理論と方法
文体を聞く問題以外は解きやすかった。
⑤児童
かなり基礎的な問題だった。
⑥就労支援
奇問が全くなかった。
◉解きにくかった科目
①人体
結構難しかった。知らない論点多かった。
②現代社会
知らない人物ばかり。人物対策が全く役に立たなかった。
③保険医療
何と言っても包括払いと出来高払いの問題が難しかった。あれは実務ついてないとイメージしづらい。
④社会調査
確信を持って答えられる正解肢がほぼなかった。
⑤高齢者
介護の問題多すぎて過去問での対応困難だった。今後は介護福祉士とか住環境コーディネーターの知識も必要かも。
◉まとめ
奇問が多かった印象。人物対策してなくてもそんなに試験に影響ないかも?ってぐらい予想できない人物だらけでした。レビューブックに載ってない論点だらけ。年号対策はしてても損ないかも。人物より理論の方が問われてたように思います。あと新しい制度や国がイチオシしてる制度の頻出が目立ちました。読める環境下にある方は福祉新聞とか読んで傾向おさえるのありかも。
あと今回はこれが本当に正解でいいの!?って思えるぐらい誰でも知ってるような肢が正解な問題が多めでした。
ストレートに問われる問題をいかに得点するかが合否を分けると感じました。
私は共通より専門の方が難易度が高めだと感じました。

今後について

今後の目標は別に記事を書いてるのでご興味のある方は読んでいただけると幸いです。
私は飯塚慶子さんとカリスマ社会福祉士さんの動画を中心に勉強しました。このお二人がいなかったら私は社会福祉士の勉強を放棄してたかもしれません。お二人の魅力を今後記事にまとめたいです。私はまだ合格していると決まったわけではないので、合格できたら勉強法等について記事を書かせていただきたいと思います。
合格してるといいな。

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。拙い文章で申し訳ございません。
リアルな受験体験記を残したくて書きました。
今後も資格受験の際はリアルな体験記を書く予定ですのでそれも見ていただければ幸いです。




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