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育児と仕事を両立するために必要なのは「夫の協力」

こんにちは。
一ノ瀬 結衣です。

私は産後6ヶ月で開業し、現在は0歳の娘を自宅保育しながら、Webライターとして活動しています。

夫の仕事は激務で、ワンオペ育児をしながらWebライターとして活動中。
私の母は他界しているので、近くに頼れる人がいません。

育児と仕事の両立には「夫の協力」が必要でしたが、夫は産後から子育てに非協力的でした。

そんな夫が、今では家事も育児も積極的にしてくれるようになったんです。

今回は、子育てを夫婦2人3脚でできるようになったきっかけをお話ししたいと思います。

少し長くなってしまいますが、お付き合いいただけると幸いです。

出産後から育児に参加しなかった夫

妊娠・出産する前は、家事はすべて私が行っていました。

料理や家事をやりたがらず、分からないことは私にすぐ聞くなど、なんでも私を頼っていた夫。

私もそんな夫を甘やかしてしまい、何もできない夫にしてしまっていたのです。これは私も悪い…💦

しかし、妊娠・出産後は、夫に至れり尽くせりの生活が終了し、子供中心の生活に変わりました。

出産して私が入院しているときから、夫は自分のご飯を準備するのが大変だとか、家事をしていたから寝不足だとアピールしてきました。

産後、ボロボロになりながら必死に赤ちゃんを育てている私の心配よりも、いつも自分が大変だアピールばっかり。

いやいや、私は誰の付き添いもなく1人で出産して、初めての育児に困惑しなら今頑張っているのに…
命を懸けて出産した私よりも、自分自分の夫に嫌気がさしました。

夫よ…
出産直後にやっと来たと思ったら、病院の駐車場で家族に電話して1時間以上も放置された私の気持ち、忘れてないからな!

そして、退院の日に不安でいっぱいになって精神的にきつかったときも、夫は「寝不足で大変だった」と八つ当たりしてきたことも覚えているからな!!

産後1ヶ月もせずに、「友達が出産祝いしてくれるから飲み会に行ってくる」と、私と娘を置いて出かけたことも根に持っているよ~!
出産祝いって…私が産んだんですけどね!!!笑

産後はホルモンバランスが崩れ、1人で育児をして精神的にギリギリだった私。
2週間健診での問診で先生からイエローカードが出されて、要注意人物に認定されていたほどです。

しかし、夫は「仕事が忙しいから休みはゆっくりしたい」と、寝室で育児をしている私を避け、別の部屋でアニメを見たり昼寝したりしていました。

何度も「育児に参加してほしい」「1人で育児をするのが孤独でツライ」と夫に訴えましたが、分かってくれず…

娘が新生児のとき、私は産後うつに近い状態だったと思います。
とにかく孤独でつらくて、もう本当に無理かも…心が折れていました。

泣きながら夫に「お願いだから育児も家事も協力してほしい。父親になれないなら出て行って」と言ったこともあります。

それからは夫は、私の顔色をうかがってゲームやアニメを見ないようになりました。笑

「いやいや、そうじゃなくて家事と育児をお願いしたいんだけれど」と言いたかったのですが、そこはぐっとこらえる私。

男の人は妊娠も出産も自分で経験していないから、急に父親になれと言われても自覚が持てないんですよね。

わかっているんだけれど、1人で育児なんて無理!!
「私も母親になって初めてのことだらけで大変なんだよ」ということを、夫に理解してもらえないのがつらかったです。

仕事を始めてから夫との衝突が増える

少しずつ娘が夜にまとまって寝てくれるようになって、自分の時間も持てるようになったのは、生後3ヶ月くらいだったと思います。

少しずつ自分の運営しているブログの更新を再開し、家事や育児のルーティンもできていました。

夫が休みの日は1時間くらい娘を見てもらって、食材や日用品の買い物に出かけることもできるように。

それから産後6ヶ月で開業届を提出して、Webライターの活動を始めます。

しかし、自宅保育しながら仕事をするのは、想像以上に大変でした。
娘が寝ている時間に仕事をしたくても、すぐ起きてしまうこともあり、なかなか執筆時間が確保できない。

家事も育児も仕事も、24時間以内でこなすには、自分の睡眠時間を削るしかありませんでした。

毎日寝不足になりながら、仕事も育児も両立できるように頑張る日々。

納期が迫っているときには、夫の夕食が作れないときも多々ありました。
すると夫は、「育児や家事に支障をきたすなら、仕事辞めれば?どうせそんなに稼げないんでしょ?」と発言。
これに私はブチ切れました。

こんなに頑張っているのに、「俺も協力するよ・応援するよ」じゃなくて「仕事辞めれば?」の発言をするなんて…ありえない!と。

ここから、夫婦関係がイッキに悪化していきます。

育児・家事・仕事…ついに迎えた限界

夫に協力してほしいと思うのはもうやめよう。
「自分1人で育児も家事も仕事も完璧にこなしてやる!」と決意。

夫には一切弱音を吐かず、家事も育児も仕事も淡々とこなしました。
夫とは険悪な状態で、必要最低限の会話しかしていません。

ある日、おふろに入っていろいろ考えていたら、突然過呼吸を起こしてしまったんです。
夫も私の異変に気付いて、すぐに袋を持ってきてくれました。

実は、私は過去にも過呼吸を起こして、病院に通っていた時期があったんです。
夫も対処法がわかっていたので、すぐに対応してくれました。

8年以上症状が出ていなかったので、完全に油断していました。
ここで、自分がもう限界だということを知ります。

夫もビックリしたようで、反省していたようです。

夫婦での話し合い

それから、夫ときちんと話し合います。

夫には、なぜ今仕事をしているのか理由を話しました。

  • 物価高でお金がかかること

  • 予想以上に貯金の減りが早いこと

  • 娘の将来のためにも貯金したいこと

  • 保育園入園までにいくら稼がないといけないのか

  • 数年後には扶養を抜けて働くのを目標にしていること

  • 仕事の状況や収益について

すべて話すと、夫は「そうだったんだ。知らなかった」とびっくりした様子でした。

夫は、私が趣味の延長でお小遣い稼ぎをしていると思っていたようです。

今まで私は夫に「家事や育児よりも自分の趣味を優先する女」と思われていたのか、とショックを受けました。笑

夫婦間で会話が足りていなかったんですね。
私も、夫に「働く必要がある理由」を伝えていませんでした。

きちんと話し合ったことで、夫も家事や育児を意識的にしてくれるようになったんです。

夫がワンオペ育児に挑戦!

相変わらず、育児・家事・仕事に追われて忙しい日々を送っていた私。
全く自分の時間が取れず、精神的に参っていました。

そんなある日、疲れがピークに達します。
夫に「今日1日、人間としての時間が欲しい。1人の人間になりたい。」と言い残し、娘を夫に預けて出かけました。

そして向かった先は、服屋です。
産後、出かける時はずっと娘と一緒で、試着ができず服を買えませんでした。
1人の時間ができたら、服を試着するのが夢だった私。
4時間のショッピングを存分に楽しみました。

いつもは出かけるときに何時に帰ると伝えていましたが、今回はわざと帰宅時間を伝えていませんでした。
なぜかというと、夫にもワンオペの大変さを知ってほしかったからです。

帰宅時間が分かっていれば、それまで娘の世話を何とかやり過ごすせます。
いつ帰ってくるのか分からなければ、娘の世話・食器洗い・食事・お風呂をすべて自分でやることに。
その大変さと孤独さを夫に知ってほしかったんです。

たくさん試着して、お気に入りの洋服も購入できた私は、4時間後に帰宅します。

すると、夫は「やっと帰ってきてくれた…本当に何もできないんだな。トイレすら自由に行けなくてつらかった」と疲弊していました。笑

いや、出かけたのはたった4時間なんですけど?と思いましたが、分かってくれたのでよかったです。

結果、めちゃくちゃ協力的になった夫

たった4時間のワンオペ育児を経験した夫は、それからめちゃくちゃ協力的になりました!
ほんと、ビックリするくらいに。

私が料理をしているときに、食器洗いをする夫。
まさか結婚10年目で、2人でキッチンに立つ日が来るなんて…

夫は、育児と家事の大変さを身をもって体験したことで、「私を手伝っている」から「夫婦で協力する」という意識に変わったようです。

今では、夫自ら娘のお世話や家事をするようになってくれて、私も仕事の時間が増えました。

夫は「仕事の調子はどう?」「娘見ているから少し休んだら?」と声をかけてくれます。

以前は「育児も家事も協力してくれなかった夫」が、ここまで変わるなんて…とびっくりですよね。

育児と仕事を両立するためには夫の協力が不可欠

産後、夫とは何度もぶつかり合って、喧嘩が増えました。

しかし、きちんと話し合うことが一番大切だったなと今は思います。

育児も家事も仕事も、全部1人でこなすのには無理があります。
私は過呼吸を起こしたことで、もう限界なんだということを知り、人を頼るようにしました。

自宅で仕事をしていると、「育児の合間に仕事ができてラクそう」と思われがちです。

「スキマ時間で仕事ができる!」という言葉をよく聞きますよね。
しかし、実際にやってみると、「スキマ時間=自分の休憩時間」ということを知りました。

スキマ時間に仕事をするということは、自分の休む時間が無くなることだったんですね。
いや~、本当に大変ですよ。

今は大好きな映画やドラマ鑑賞ができず、毎日育児と仕事に追われています。

それでも、Webライターとして続けているのは、書くことが好きだからです。

そして娘の将来のためにも、お金を稼ぎたい!というのも理由の1つです。

夫が協力してくれるようになってから、夫婦の絆がより強くなったような気がします。

育児・家事・仕事は1人では無理です。断言できます。
だから、夫や周りに協力してもらいましょう!

長くなってしまいましたが、今回はこれにておしまいです。

今回は夫婦の揉め事を赤裸々に公開してしまいましたね。お恥ずかしい…💦

ですが、今もどこかで育児や仕事を1人で頑張っているママさんがいるはずです。

「1人じゃないよ、大変だよね。私も同じだよ」と伝えたくて、すべてを書き綴ることにしました。
参考になれば嬉しいです☺️

それでは、またお会いしましょう✨

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