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上司なら知ってほしい!部下の”漫然ダラダラ仕事”がなくなる、プロジェクト化”のすヽめ

こんにちは、yuiです。

IT系では当たり前のプロジェクト単位の仕事ですが、
まだまだ世の中では少数派だと思います。

本日は、
・部下が考えて動いてくれない
・どうもよくわからないけど、忙しい
という上司の皆さんに向けて、
プロジェクト化についておすすめする記事になっています。
(分かりやすく書こうとした余り、非常に長くなっていますのでお時間のある時にどうぞ。)

AI時代を乗り越える仕事術に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!


プロジェクト化の最大の目的は、”目的意識を言語化する”仕組みづくり

「プロジェクト」に馴染みが無い人も多いと思うので、まずは定義からどうぞ。

目的を達成するために臨時で構成される組織やその業務のこと

デジタル用語辞典

1番のポイントは、”目的を達成するために”という点です。

ビジネス界隈では、 「目的を意識しろ」と、言われることも多いですよね。(きっと、私から改めての説明は不要でしょう・・・)

ここをある意味、”自動的に”言語化して
共有・意識させるのが、プロジェクト化なんです。

プロジェクト化は、今後マストな仕事術

私は10年ほどIT企業で働いていたため、長らくプロジェクト単位で仕事をしてきました。
事務職に転向して、これからの時代、”プロジェクト化”した働き方はどの職場でも必要だ!!とひしひしと感じています。

これは、
「IT業界のが進んでるよ!」
な~んて話ではありません!!

少ない人数で、確実に結果を出して、主体的に働いてもらうにはめちゃくちゃ重要なんです。そう、生産性が上がるんです。
どこもかしこも、人で不足ですからね・・・。

人は、変化を好まない。責めてもどうにもならない

そもそも、大多数の職場では、

・昔から続いているから(前任から引き継いだから)やってる
・よくわからないけど、やってる(仕事というより作業)
・そもそも仕事に疑問なんて持ってない

こんな事、多いんじゃないでしょうか。

特にサラリーマンなんて、仕事に関わらず給与が固定ですからね。
仕事の目的なんて考えずに作業をする人が多くても、責められません。
まあ、「ほとんどの人はこう考えているだろう」と思っておくのが無難です。

AI時代に、ライバルに負けない組織づくり

ですが、AI時代、
・1人1人のメンバーに、自律的に動いてもらう
・みんなで考えながら協業する
という働き方は必要不可欠。

でないと、機械にも、AIを使いこなすライバル会社にも後れを取ってしまいます。(さらには、自分で考えて動く部下が欲しい!は上司の永遠の憧れかとも思いますw)

プロジェクト化した仕事は、必ず目的に紐づきます。
なので、メンバーの考える力を養ってくれますし、上手く回せば回すほどメンバーが自律的に動く組織に変わっていきます。

長期的な目線を持つなら、やってみる一択でしょう。
(偉そうにすみません。ですが、それだけオススメできるんです。)

プロジェクト化のキモは、目的・ゴールの共有がされること

プロジェクトにすれば、目的・ゴールが分かる。共有できる。

ここからは、なんでメンバーが自律的に動くの?を深堀していきます。

まず、最初にプロジェクトの定義に立ち戻ります。

目的を達成するために臨時で構成される組織やその業務のこと

「目的を達成するために」
ココがポイントだと、お話しましたね。

そう・・・
プロジェクト化するにはまず、
そのプロジェクトが達成するべき”目的”が必ず必要になるのです。

例えば、こんなものでしょうか。
・商品を100個売る
・売り上げを前年比10%UPする

必ずしも数値ができるものでは無いので、こんなのもアリかと思います。
(メンバーと一緒にこれを数値化するとどんな目標になるのか?を議論できるとカンペキです!)
・社内の風通しの良さを改善する
・お客様満足度を上げる

よくある定型作業も、こんな目的にしても良いかも。
(まずはこのレベルでOK!)
・2023年の定例作業を漏れなく対応する

あんまり深く考えず、最初のうちは「言語化できれば良い」と考えてもらえれば。
何よりも、”やってみることが大事”ですからね。
上司に必要なのは、この目的を作るところです。

目的・ゴールが分かれば、人は動ける

分かりやすくするために、一つ具体例を挙げさせてもらいます。

「山登れ!」
と言われても、めちゃくちゃ疑問が頭を飛び交いますよね。
これが、目的・ゴールが無い状態だと思ってください。

一方、
「山登れ!
 目的は富士山の頂上から、綺麗な朝日を眺めることだ!」
と言われたらどうでしょう。
(”富士山の山頂から朝日を眺めるプロジェクト”を発足するぞ!でも良いかもですね。)

「登る山は富士山だな」
「朝日を見るんだな」
という点は、しっかり伝わると思います。山登れより具体的ですね。

更に、できる人なら
「朝日を見るから、天気が良い日じゃないとだめだな」
「綺麗な朝日なら、冬の方がいいかもしれない」
「富士山に登るのには、登山グッズが必要だな」
「登山用品は使ったことが無いから、事前に使ってみたほうがいいかもしれない」
等と、思考を発展させてくれるでしょう。


仕事においては、意外と「山登れ!」の指令しか出していないことも多いと思います。”プロジェクト”して、目的・ゴールを共有すれば、人は今までよりも動けるようになることは間違いありません。

私の経験上、やる気があるけど空回りしがちだな~というタイプに効きます。部下育成にお悩みの方にもオススメ。


ココがおすすめ!プロジェクト式仕事術

まだまだ語り尽くせないですが、最後にこんなメリットもあります!という点を簡単に挙げてご紹介だけしていきます。

期限が切られるので、終わった事を祝えてモチベアップ

延々と続く仕事に、いつまでもモチベーションを保てる人はなかなかいません。今日も、明日も、明後日も・・・1年後も5年後も延々続いてたら・・・。そりゃ転職もしたくなります。

私も仕事は好きですが、さすがにゴールの見えない仕事はツライ・・・

無理矢理にでも期限を切ることで、
「終わりましたね~!!」「お疲れ~!!」
と一息入れることができます。

やっぱり、達成感があったほうがメリハリがつきますよね。
部下も労ってもらえた方が嬉しいハズです。

結果を評価しやすいし、振り返りもしやすい

目的・ゴールが明確ゆえに、結果についても明確です。

出来たか、出来なかったか。
これがしっかり分かるので、評価するにも分かりやすい。
(より明確にするには、目標の数値化がポイント)

振り返りも、なぜ目標・ゴールに到達できなかったのか?という観点で考えやすいです。結果的に、角度の高い振り返りになるでしょう。特に、若手にとっては振り返り内容が絞られるので、振り返りがしやすいです。

タスク実施に迷いがなくなる

プロジェクト化すると基本的にタスクは目的に紐づきます。
(今回はプロジェクト → タスク に落とす点は説明をしていません。悪しからず。)

なので、そのタスクを実行する事=目的に近づくことに。
そのため、
「これやって意味あるのかな?」
「何のためにやっているんだっけ?」

みたいになりにくいんです。

”目的達成までに不足している部分”を見える化しやすい

目的・ゴールが分かると、必然的に不足部分も見えやすくなります。(もちろん、仕事によっては経験が必要ですが。)

山登りの例で言うと、
登山グッズの使い方が分からなそう という点です。

他にも、人によっては体力が足りないかも等、出てくるかもしれません。
先に不足部分が分かれば、その後の段取りもしやすいです。

管理しやすいので、上司の仕事も楽になる

ここまでに挙げた通り、

評価はしやすくなるし、
タスクの実行もしやすいし、
不足部分も指摘しやすいし、
何より部下がある程度考えて動いてくれる。

これで上司が今より大変になるハズがないですよね!!

いかがだったでしょうか。
プロジェクト化について興味をもっていただけたら、ぜひともこちらもオススメです。


これからも、プロジェクト管理・タスク管理などのネタを投稿していく予定です。フォローもしていただけると嬉しいです!

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