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AppSheet初心者に贈る、ViewType使いこなしマトリクス表。これを使ってViewTypeの基本を知ろう

AppSheetでの画面デザインは、ViewTypeの選択です。
が、似たようなViewTypeもありどれを選んだらいいのか迷うところです・・・。今回は、各ビューがどんなものなのかさらっと理解をしていきたく、まとめてみました。

AppSheet初心者の人は、ぜひ画面設計の足掛かりにしてもらえればなと思います。

11種類のViewを知る

AppSheetで使えるViewは、現時点で11種類。
個人的にはtableが好み(一覧表示が好き)なのですが、デザイン性をもう少し素敵にすべく、他のViewの活用方法を模索中です。

公式のヘルプページはこちらです。詳細はこちらからどうぞ。


私なりに各ViewTypeについて整理した図がこちらです。
こう見てみると、ビジュアライズ系のViewが多いことが分かります。ココを使いこなせるかでイケてるシステムができるか決まりそうで、わくわくしますね!第1象限については、今後差の詳細もまとめていきたいと思います。

青:入力だけ
オレンジ:表示だけ
ピンク:表示も入力も可(他画面に遷移も含む)


第1象限:ビジュアライズ×利用用途広め

スマホデザイン向けののデッキビュー

テーブルビューと似た機能を持っているけど、イメージ画像を使ってより見栄えを良くしたものがデッキビューです。
イメージ画像+テキスト2つ+アクションを載せることができます。

いろんな設定ができるので、使い勝手はよさそう。
(テーブルと同様に)1デッキは行に紐づく情報となることが、カードビューとは差がありそうです。

このサンプルアプリは画像を使っていないのでシンプルな画面に。
ここにイメージ画像などを差し込むと、ビジュアルが良くなります。


イメージ画像を大きく載せられるカードビュー

イメージ画像+アクションを一覧で載せることができます。
カードのデザインも4種類あり、物によってはもう少し情報が載せられたりします。

デッキビューとの使い勝手が似てる気がするので、もう少し深堀したいところです・・・。

AppSheet Helpより


画像アリの場合のデフォルトのギャラリービュー

イメージ型・サムネイル型のデータがある場合のデフォルトのビューです。
他のビジュアル重視系のViewに比べてシンプルで、並び替えと画像サイズの変更くらいしかできません。
他で代替できるので、あんまり使い勝手はなさそう・・・?


第2象限:ビジュアライズ×利用用途狭め

見た目の分かりやすさをUPさせてくれるチャートビュー

各種のデータをグラフ化して表示できるViewです。
縦棒グラフ、横棒グラフ、ヒストグラムの3種類のチャートが利用できるとのこと。ですが、実際には円グラフなんかもあるので、もう少しいろいろできそう(円グラフも上記3種類のどこかに入るのだろうか・・・)

現時点では、こちらの13種類のチャートを使えるよう。


日付・時刻が必要なカレンダービュー

開始(開始日、開始時間)と終了(終了日、終了時間)が必須項目です。
表示形式は、日次・週次・月次の3つで、GoogleCalendarと似たデザイン。似てるだけじゃなく、GoogleCalendarとの連携も可能です。


位置情報が必要なマップビュー

XY型のデータが必須項目です。
こちらもGoogleMapと似たデザインかつ、GoogleMapとの連携が可能です。


複数のViewを1画面で見れるダッシュボードビュー

複数のビューを一度に表示できるビューです。
カレンダー、マップ、チャート、ギャラリー、デッキ、テーブル、詳細ビューをダッシュボードに追加することができます。

AppSheet Helpより


第3象限:シンプル×利用用途狭め

1行の情報を表示する詳細ビュー

1行(1レコード)の情報の詳細を表示してくれる詳細ビューです。
Viewとして設定もできますが、各テーブルごとに自動作成されますし、テーブル、デッキ、ギャラリー ビューで項目を選択すると自動で表示がされます。

編集するときには、基本、この画面を通りがちな気がします。

AppSheet Help より


値の入力はコレ一択のフォームビュー

今までのViewはすべて表示をするViewでしたが、値をユーザーから入力させたいときにはフォーム一択です。

複数ページのフォームを作成することも可能です。


画面を次々表示できるオンボーディングビュー

一連の紹介ページ、つまり説明文などを次々表示するような画面が作成できます。オンボーディング用と言うことなので、アプリの使い方とか、ルールとかを説明するようなイメージでしょうか。
一方的に情報を見せる時に活用ができそうです。

AppSheet Helpより


第4象限:シンプル×利用用途広め

一覧表を表示するテーブルビュー

とにかく一覧性を重視し、1pでいろんな情報を載せたいときに活躍してくれるできるビュー。デザイン性は乏しいけど、業務アプリを作る際には重宝します。
なんだかんだ使い勝手が良くて多用しがちなんですが、見栄えがぱっとしないのか悩みどころです・・・



いかがだったでしょうか?
たくさん種類のあるViewType、頭の整理にご利用いただければ幸いです。
今後もAppSheetについての記事を投稿予定ですので、ご興味がある方はぜひフォローしていただけると励みになります!

他にもビジネス系の記事を書いていますので、こちらもぜひどうぞ。


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