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困っている私、困っている金融機関@現実世界の私、ICチップの中の誰か

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 急に冷えてきている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 結衣と申します。よろしくお願い申し上げます。

 さて、私は私のマイナンバーカードが証明する人物とは別人であることが判明したため、秋に誘われるがまま外出しました。
 金融機関に伺って部屋に通されてからは、すぐに手続の書類を書き終わりました。待ち時間にお茶を飲みながらいつも担当していただいている方に件のお話をしたところ、担当の部署に確認してくださいました。急な訪問にもかかわらず、とても丁寧な対応をしていただきまして感謝申し上げます。余談ですが、もう少しすると今年の春ごろに摘んで半年間熟成させた熟成茶を出すそうです。新茶もおいしいですが、熟成茶はまろやかで味わい深いですよね。どちらも好きです。閑話休題、その方の話では、金融機関のシステムは、利用者のマイナンバーカードを用いて当該マイナンバーカードに格納されている有効な署名用電子証明書に含まれる氏名と、金融機関のシステムに登録されている氏名とが完全に一致するかを確認し、完全に一致した場合は本人であると判定し、そうでない場合は本人であると判定せずに他の方法での本人確認(来店し身分証明書を提示等)を求めるメッセージを表示するそうです。つまり、私がオンライン申請で本人確認できなかった原因はマイナンバーカードの署名用電子証明書の氏名が代替文字のため、金融機関のシステムに登録されている氏名と一致しなかったためであると確定しました。
 その金融機関では、署名用電子証明書の氏名に代替文字が使用されている顧客が相当数いらっしゃるため、金融機関のシステムにも代替文字の氏名を登録したり、氏名以外の署名用電子証明書記載事項で本人確認できるシステムにしたりするなど、改善を検討しているそうです。私が事務手続ができなくて困ったように、金融機関も来店での対応が多くて困っているそうです。
 さて、原因が確定したので次の対応を開始しますが、その話はまたの機会に。

 金融機関を後にし歩いていたら、金木犀の香りがしました。たまには大学以外の場所に行くのも楽しいですね。

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