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【第6話】ドラマ「たとえあなたを忘れても」神戸街歩き弁護士の雑感

第6話では、ロケ地のほか、美璃の作曲についても触れたいと思います。


茜は阪急御影駅の近くに住んでいる?

茜がかつての同級生と出会ったり、1人で思いを馳せたりするシーンには、繰り返し阪急御影駅の沿線が登場しています。このことから、茜の家は、阪急御影駅の近くにあるものと推定されます。

御影エリアは、かつて美璃がピアノを教えていた場所でもあり、空と初めて出会った場所でもあります。

このドラマ全体の中で、御影エリアが大きくクローズアップされていることがうかがえます。

新神戸駅の変わった事情

美璃が母親を東京に見送ったのが、神戸市営地下鉄の新神戸駅です。新神戸駅は、新幹線駅としては珍しい、JR在来線が接続していない駅です。そのため、新神戸駅へは、バスか地下鉄を利用することになります。

美璃の作曲

ロケ地とは関係ありませんが、美璃の作曲についても少し触れます。

この曲は、美璃が、挫折を乗り越えて、再びピアニストへの夢を取り戻そうとする思いがうかがえます。

前半で大きな盛り上がりを見せた後、後半で短調的な表現へと遷移するのは、過去のプレッシャーと挫折を表しているように感じました。そして、終盤の穏やかなメロディが、空との出会いを通じて、再びピアノを純粋に楽しむ心を思い出しつつある美璃の心境を表しているように感じました。

神戸の美しい街並みと、シリアスなストーリー、そして、穏やかで少し物悲しい挿入曲の雰囲気が、見事にマッチしているのも、このドラマの見どころの1つです。

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