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映画+音楽ライブというとんでもない企画


つい先日、渋谷のTOEIという映画館で「New Neighbors」というイベントがあった。

そのイベントはhomecomingsというバンドのメンバーが厳選した映画を1つみたあと、そのまま映画のスクリーンの前でアコースティックライブを行うといった内容のものだ。

これがまたとんでもなく最高な企画だったので、
感想と考察を記したいと思う。

開始は土曜おそめの19:30から。
homecomingsのライブを見に来ているのに、場所は映画館。
500円を払って受け取るのはドリンクチケットではなく、ポップコーンとメロンソーダ。
なんだか不思議な感覚にどきどき、わくわくしながら席に着く。
椅子がふかふかで最高。A列とB列の間の間隔が広い。足を伸ばせるほどだ。

ゆっくりと薄暗くなって上映が始まる。

「GHOST WOLRD」

舞台はロサンゼルス郊外、高校の卒業式で、一人の卒業生のスピーチからはじまった。式が終了し、女の子二人が会場から出てくる。
海外の卒業式でよく被っている、日本ではあまり馴染みのないあのひし形の帽子。(被ってみたかったな。あの「THE 卒業式」みたいな)
を地面に叩きつけ、ドクターマーチンの風のゴツめのブーツで踏み潰す。

他の女の子とは一線を置いて、毒をはいて、バカにして笑っている。
そんな女の子2人の高校卒業後のすれ違いのストーリーだ。かなり個性的な女の子だが普通に友情に悩んだり、恋愛に悩んだり、進路に悩んだり。
環境に左右されながら、自分の周囲をぐちゃぐちゃにして、うまくいかない現状と葛藤していく姿がなんとも若くて、自由でいい。

その後、10分程度の休憩の後、ライブが始まる。

「映画のエンドロールを見ているような感覚で聞いてくれたら嬉しい」

とボーカルの畳野さんが言う。

ふかふかの椅子に座って、土曜の夜、素晴らしい映画の後22:00からのhomecomingsの歌をきく。
思わず聞き入って心地よくて寝てしまいそうだった。(眠くはなかった)
私は映画はエンドロールまで居座り、その映画がよくても悪くてもその1時間、2時間見た物語に浸るタイプなので、まさに最高のエンドロール、この非日常感、特別感はものすごいものだった。

「映画+ライブと言う新しい音楽の楽しみ方」を
「Homecomigs」にあったやり方で提供したことが素晴らしいと思う。


もちろん、homecomigsの音楽はパンクやメタルのように激しくないから
ことても雰囲気にあっていたかと思う。
しかし、パンクやメタル、ロックどんな音楽でもライブハウスで俺たちの音楽を感じてくれればいい!だけじゃ勿体無い。
私は他にもだいすきなバンドがいるが、ただライブハウスに通い詰めるだけでは飽きてしまうのだ。(申し訳ないことに。。。)


音楽 × コンテンツ の掛け算で、
もっともっといい音楽が広まるきっかけになるはずと思う。


消費していくのは勿体無い。です。

以上、初noteでした。



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