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コロナでタダでは転ばない日本再発見の旅

僕は海外にずっと住んでいて観光業を営んでいたがコロナの影響で壮絶なロックダウンを経験し仕事を失い7年ぶりに日本に帰国した。

母が営むパン屋に転がり込み日本の田舎で寧静な生活に満足すら覚えていた。

しかしその寧静な生活は長く満足を持続させることはなく、せっかく日本にいるなら日本の本質に出会いたいと仕事の合間に日本各地を巡った。

始めて訪れた北海道で余市蒸留所に行きマッサンに出会った。

日本古来の生一本なその人にすぐに惚れ込み、同じく海外で活躍し、同じくパン作りに人生を捧げる母とも重なりただただ心が震え寒さすら忘れた。

僕が求めていたのはこういう日本だ、こういう日本人だと素直に感じた。

自分の信じたものを貫き本当に良いものを例え海外であろうとも学び、それを本国に持ち込み日本の最良の風土でそれを活かす

その情熱には今やインバウンドが無くなった北海道においても日本全国から日本人が訪れる

これぞ本当の観光、光

和洋折衷




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