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わがままリスト2回分の感想

『わがままリスト』とは

以前、「わがままリスト」という本を読んだ。やってみたいことを、出来るか出来ないかは考えずに思い付いたものを100個書き出してみようというものだ。『やってみたい』ことの他に

  • 欲しいもの

  • なりたい理想

  • 不道徳だけどやってみたいこと

も書く。『不道徳だけどやってみたいこと』とは面白い発想だと思う。

人は『夢詰まり』を起こす。やってみたいと思うことが多すぎて、何も動かない状態のことだという。小さなことでも、やってみたいと思う夢を1つずつ叶えていくのが大事だ、というのが筆者の意見だ。

1回目のリスト

本を読んですぐ、9月末に初めてリストを作った。70~150個書くことが推奨されていて「そんなに書けるかな?」と心配していたが、あっという間に126個になった。まとめて書いているものを小分けにすればもっと多くの項目になるので、本当はもっと多いとも言える。例えば、「旅行に行きたい」というものも、行きたい場所ごとに分ければ何項目にもなる。

自分の中にこれほどの欲望があることに単純に驚いた。

分析

筆者が言う正式なやり方としては、やりたいことを書いた後に

  • すぐに出来ることに印をつける

  • 出来ないと思うものには理由を書く

という作業がある。私の場合、次のような分類・分析結果になった。

  • すぐに出来ることは少ない

  • 「機会が来たらする(今すぐしなくて良い)」というものが多い

  • 食べたいものが多い

  • 「『大金持ちだったら』したい」と思うことが多い

  • 「『友だちと一緒だったら』したい」と思うことが多い

  • 普段は「仕事で成果を上げたい」などをよく考えるのに、仕事の欲望が一切無かった。(一生遊んで暮らしたい的なのが多くて、それが自分の本心なのだなと思った)

2回目のリスト

筆者曰く、毎月リストを書くのが良いらしいが、私は2回目のリストをさっき作った(約2か月後)。前回のリストを見ながら書く(写す)のはダメというルールに従った。

  • 73個

  • 書き出した後、前回のリストを見直して追加したいと思ったのは6個しかなかった。2か月前の希望と今の希望は結構違う。

  • 物欲がかなり減った

  • お金は欲しい

  • なりたい理想がかなり増えた

  • 食べたいものは相変わらず多い

という結果・傾向になった。「~が欲しい」という与えられる欲より、「素敵な人になりたい」「認められたい」「成し遂げたい」というものが多かったので、自分に必要なのは努力だと思った。

お金が欲しい、食べたいものがたくさんある、というのは、日々の生活で意識することが多いからだと思う。

2回目を書いた後に1回目を振り返った

振り返った感想

すぐに出来ることは少ないと思っていたが、リストを書いた後に出来たものや、書いたとおりではないが満足のいく結果になったものが14個もあった。

例えば、普段は映画館で映画を見ることは殆ど無かったが、「月に1回、映画館で映画を見たい」「沈黙のパレードが見たい」というものを書いた。リストを書いた後、一人で沈黙のパレードを見に行った。月に1回ペースではないが、1回見に行ってかなり満足した。

やりたいことが洗練されてきた

1回目のリストは、本当に思い付いたものを書いたので雑多な内容になっていたが、今回はリスト内容が洗練された気がした。

例えば、1回目には「飛行機のファーストクラスを利用したい」というものを書いた。先程見直したときに、たしかにやりたいことだと思ったが、リストには入れなくていいかと思った。「やりたいけど出来なくても良い」ことが増えて、それらは「やらなくても良いリスト」に入ることになった。

その分、「やりたいことリスト」に入るものは、本当にやりたい、自分にとって重要なことなのかもしれない。

今から3回目のリストがどうなるか楽しみだ。