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気がつけば捨てる日記に「ありがとう」ってたくさん書いていた

11月6日(金)
本棚に思い出コーナーみたいなとこがあって、そこを眺める。見つめる。断腸の思いだ。

これを、捨てるぞ。
ゲームの攻略本です。わたしがゲーム?って感じで、実際全然やったことないんですが、これは綾辻行人さんの館シリーズのゲームなんですよね!
館シリーズはわたしのバイブルのひとつなので、当時ゲームも攻略本も買って、やってみたわけです。そういえばサウンドトラックも持っています。
熱く語りそうなのですが、今回こんな企画をしたんだ、がんばって捨てるんだ、捨てる、今日はこれを捨てるぞ。
長年持ってるだけで楽しかった。ありがとう。

11月7日(土)
本棚の思い出コーナーからまたひとつ。

わたし清春さん大好きで、完全に青春の1ページというか、1ページどころではないので、掲載された雑誌とかたくさん買ってて。
嫁ぐ時にかなり処分した気がするんですけど、持ってきたのもあります。
これも巻頭のロングインタビューなので大事にしていたのですが、このたびこれも気合いを入れて一冊捨ててみます。
これを一冊捨てたからって、若い頃の気持ちや時間が何か変わるわけじゃない、何か失くなるわけじゃないんだ。
ありがとう。これからもたまに思い出す。

11月8日(日)

わたしは。
この二日間で、味をしめた。
思い出コーナーの大好きだったモノを捨てると、その場所に、新しい大好きなモノを入れることができるのだ。
新しい思い出だ。愛だ。
わたしの「一日一つ、何かを捨てる」企画は、新たなステージに突入した。
捨てるモチベーションがなんだか変わってきた。

大きなものを手放せば、それだけ大きなものを手に入れることができるよ。
ほんとうに長い間ありがとう。

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