静かに静かに静かに・・・。
そっと、大切に。
喜びや平和や希望や夢を、あなたの周りの人たちに手渡していきましょう。小さな光を手渡すように。
あなたから小さな光を手渡された人の心には小さな光が灯るでしょう。

あなたがたは長い時間、大きいことや偉大なことを追いかけてきましたが、本当に大切なことはこういった小さな光かもしれません。
そのものの価値は大きいか小さいかや偉大かそうでないかで決まるのではありません。

いのちや魂は目に見えないものです。
あなたたちが本当は体験したいと思っている愛や平和や希望に満ちた未来も目に見えないものです。
目に見えないものを何とかして目に見える形にしようとする必要はありませんし、それらを声高に叫ぶ必要もありません。
何か大きいもののように見せる必要もありません。

目に見えないものは見えないからこそ、静かにそっと、大切に扱う必要があります。そのようにして手渡していけばいいのです。

例えばあなたがそうやって平和や穏やかさや喜びや希望を誰かにそっと大切に手渡しても、あなたが評価されることはないかもしれません。それは静かな行為であり、目に見えないものだからです。ですからこれは、そもそも周りからの評価を求めない人々によってなされなくてはなりません。平和や喜びや光を手渡すことそのものが喜びであるという人々によって。

そういったあなたがたの静かな行為は、やがてさざ波のように広がっていき、あなたはある日突然、世界が変わったことに気づくでしょう。

声を大にしたら世界が変わるわけではありません。
一人の英雄が世界を変えるわけでもありません。
派手さや大変な危機や、ドラマティックな展開も必要ではありません。
世界を変えていくのは、小さくても一人一人の日々の誠実な、内なる真実と愛に基づいた行為なのです。

今、多くの人が途方もない無力感のなかで生きていますが、あなた方の内側にはその無力感と同じくらいのパワーが眠っています。全てのことは表裏一体なのです。

内なる希望と、世界を平和にしたいという内なる神聖な欲求とあなたの存在の核心である愛に従って、あなたが今、なすべきことをしてください。
内なるパワーを使って、静かに、そっと。

ー宇宙の女神意識より