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月経カップで10万円の節約ができる!愛用3年目レビュー

女子のみなさん!!!
突然ですが「月経カップ」知っていますか?

ナプキン・タンポンに続く第3の生理用品と言われていて、私は世界一周を機に使い始めました。

率直な感想は「快適すぎて生理を忘れる (笑) 」 

とにかく生理痛がひどかった私は、愛用3年目で生理痛もほとんど感じなくなり、生理期間も短くなりました!

また紙不足が問題視される今日、「ナプキンを買い続けなくてもいい生理」があることをお伝えしたくてこの記事をかきました。
少しでも生理のお悩みを抱えている方のお役に立てたら嬉しいです!


この記事はこんな人におすすめ!

* 毎月の生理痛がつらい・不快な人
* 生理の度にナプキンやタンポンなど持ち物が増える人
* 旅行中も快適に過ごしたい人
* 生理で節約したい人
* 地球に優しい生活を始めたい人

月経カップとは?

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生理中に膣内に入れて血液を貯めるシリコンカップのこと。
なんと最長12時間まで入れっぱなしオッケー!
トイレやお風呂場でカップに溜まった経血を捨てて、軽く水洗いをして、また挿入するだけ!
トイレもカップを入れたままで問題ないです。
慣れてくれば、わざわざ生理用の下着をつける必要もありません。
サイズは出産経験の有無で2種類。
ひとつのカップ(約5000円)で約10年間使えます!


怖くない!痛くない!簡単出し入れのコツ

はい、一番気になるのはここですよね?

私は月経カップを初めて見たのがハワイのスーパーだったので、
大きい!怖そう!痛くないの?と思っていました (笑) 。

結論。シリコンカップなので、処女でも誰でも女性であれば入ります!!!アフリカでは小中学生も使っています。

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まずは入れ方。

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手を洗ったら、カップを折りたたんでリラックスして入れます。
折りたたみ方は人それぞれ好みがありますが、いろいろ試してみると自分にぴったりの入れ方がわかってきますよ!

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この折り方(パンチダウンホールド)は挿入時に一番面積の少なく、側面を中に織り込むだけ!
膣の中は生理時とそうでない時では湿度が違うので、膣内を傷つけないためにも生理時以外に練習しないでください!笑

取り出す際には重要なコツがあります!!!
人差し指をカップの前側 (尿道側) に入れてカップを凹ませてから引き抜くこと。空気が入ることで、取り出しがスムーズになります。
力任せに引っ張ると、もれなく尿道に当たるので激痛です!笑
カップ下のステムは、膣の中からカップの居場所を把握するためのサポート役。
この手順で息を吐きながら抜くとスルンっと取り出せますよ!

お手入れ方法

生理期間中は、軽く水洗いやトイレットペーパーで拭いてまた挿入して問題ありません。
膣内には自浄作用があるので毎回ソープで洗わなくても大丈夫!
生理が終わっときに、鍋に水を入れて10分〜15分ほど煮沸消毒して乾かしたら完了です!
抵抗がある方は、水と月経カップを入れて電子レンジでチンするだけの消毒カップも便利です。
折りたためるのでかさばらず、旅行中も重宝します!

月経カップ使用10年で約10万円が節約できる!

平均的な数字で見ると、
日本人の初潮は10〜12才、
出産人数は1.43人、
閉経年齢は50才前後と言われています。
つまり生理期間は約40年間 (個人差あり) 。
1人出産をして生理が来ない約2年間を引いても約38年間

昼用・夜用を併用しながら1日に5枚ナプキンを交換しているとすると、
1回の生理で、
5枚×5日間=25枚

20〜25枚入りセットは約400円なので、
年間で、400円×12ヶ月=4800円
10年間ナプキンを使用し続けると、
4万8000円!!!


タンポン (1回で6〜8時間入れられる) だと、1日4本計算で
1ヶ月に4本×5日=20本
10本入りで約300円なので月600円
年間で600円×12ヶ月=7200円
10年で7万2000円!!!
圧倒的にタンポンが高くつきます。

さらに、年に1度サニタリーショーツ (1枚1000円計算) を2枚ずつ新調したら、
2000円×10年=2万円

生理痛がひどい方は薬も飲んでますか?
12錠で約500円、痛い時にだけ飲んで2ヶ月で1箱服用したとすると。
年間で、500円×6箱=3000円。
10年分で3万円。

というか、10年で60箱摂取はもうドラッグの域ですね。
その他、ホッカイロ・腹巻き・冷えとりグッズなどなど。
日本人女性の平均的な生理コストをざっくり足しただけでも、
10年で9万8000円〜12万2000円。

月経カップの費用約4000円(繰り返し10年使えます!)
サニタリーショーツを買う必要もないので本当にこれだけです。

ゴミがでなくて、お財布にも地球にも優しいですね!
もちろん、慣れないうちはナプキンと併用すると安心感があります。
ということで、
ナプキン・タンポンと月経カップでかかるコストは
10年で、9万4000円〜11万8000円!(約2500個のゴミも出している)
これだけの差がでます!
冗談ではなく、生理貯金で旅行ができます!

意外と知られていない、生理痛の正体

冷や汗をかいてうずくまるレベルの生理痛って本当につらいですよね。
しかも、ホルモンバランスの影響やストレスや食生活と、原因がはっきりわからなず鎮痛剤を飲む。私は数年前までこんなサイクルでした。涙

月経カップを使い始めて1年程たったある時、あれ?痛くない!とカラダの変化に気づきました。

調べてみると、
一般のナプキンには塩素系漂白剤や石油化学物質や香料や消臭剤がふんだんに使われていることがわかりました。

環境ホルモンは女性ホルモンにも悪影響な上に、デリケートゾーンの経皮毒の吸収率は腕の42倍!
生理期間約40年で1万回もナプキンを当てることを考えたら、経皮毒が原因の不調は少なからずあると思います。

もちろん、生理痛の原因が一概に1つだとは言い切れません
十分な睡眠・栄養を考えた食事・運動・ストレスを溜めないなど、気をつけることはたくさんあります。ただ、化学物質を肌に付けないことで、私のようにつらい生理痛や薬から解放される可能性があります。

月経カップのメリット・デメリット

<メリット>
・経済的
・繰り返し使えるのでゴミがでない
・生理が快適!
・血が流れる嫌な感覚がない
・蒸れない、漏れない
・下着を変える必要がない


<デメリット>
・出し入れに慣れるまで時間がかかる
・出し入れ時に手が汚れる
・慣れるまでが不安
・ちゃんと入っていないと漏れる


最後に

私は世界一周の際に、荷物を少しでも減らしたくて月経カップを使い始めました。
海外ではトイレにサニタリーボックスがない国もたくさんあるので、ゴミがでない月経カップに本当に感動しました。
そして、生理痛の軽減という副産物まで!今までの憂鬱な生理はなんだったの!笑

コロナ渦で世界が変わりつつある今だからこそ、カラダのこと・環境のことなど、今までスルーしてきた問題にじっくり向き合えるチャンスだと思います。

カラダにも地球にもお財布にも優しい月経カップ、かなりおすすめです!


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