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社会問題にもスケジュール帳は必要

皆さんは、スケジュール帳をお持ちですか?
紙媒体でなくても、何かしらの管理ツールを使用している人は多いと思うます。

やっぱり、スケジュール管理って物凄く大切だと思うんです。

色々予定を詰め込むタイプの僕からすると、一目でどういう予定がいつ何処であるのか分かるとすごい助かります。

人って一度に覚えておける情報量は限られていて、それをさらに分類するとなると余計に難しくなります。


国際協力でも実は同じことが起きています。


どういうことかと言うと

世界に存在するスケールの大きい社会問題って物凄く沢山あって、実際一人で解決しようと思っても情報が多すぎて具体的な問題が何で、どう言う方向を目指しているのかが分からないんですよね。


例えば、貧困問題があったとしたら、その具体的な問題は、経済的かもしれないし、文化的かもしれないし、政治的かもしれない。貧困ひとつ取っても、無数に具体的な問題はあって、貧困問題と同じスケールの問題も数多くあります。


先ほどの話でいうと、まさに予定を詰めすぎて具体的な日時や内容、場所がわからなくなっている状態です。


こういう状態の時にスケジュール帳があると便利だという話をしましたが、実際、国際協力の問題に対してもスケジュール帳の役割を果たしているものがあります。


それは、何か。



SDGsです。



SDGsとは何か。

  ご存知の方は多いかもしれませんが、物凄く簡単に言うと、今あるスケールの比較的大きい社会問題を分類し、具体的な問題に対する目標が定められています。


1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
10.人や国の不平等を無くそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.作る責任使う責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう


上記の17の目標と、169のターゲットが示されています。これは、2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)の後を継ぐ形で2015年に策定された2030年までの行動計画です。


僕はSDGsを知って、漠然と社会問題に対してのイメージを持っていたけど、具体的な問題を目標と共に提示されると、どういう方向に世界が向かっていて、それに対して自分がどういう関わり方をしていけば良いのか考えやすくなると思いました。


でも、正直これが全てではありません。実際、SDGsに乗ってない問題でも深刻なものは数多くあり、SDGsが全てとまでは言いません。

また、目標を立ているものの日本においてはまだこの認知度も低く、問題解決のために、活動をしている人も数多くいる訳ではありません。

でも、社会問題という複雑なモノを分類しわかりやすく提示したという点において、意味があるものではないかなと思います。


このSDGsをキッカケに社会問題について関心を持ち始めるのも良いことだと思います。是非一度、目を通して世界の問題を整理してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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