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(超ショート小説)そこに君はもういないのに

インコを亡くしてから一ヶ月経っても鳥かごが処分できない。
主のいない鳥かごにフードも水も入れたままで
「大好きよ」
と声をかけて涙が溢れた。
背を向けた時、背後から小さな声がした。 
「ダイスキヨ」

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