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思い上がりで離れた手

幼馴染だから安心しすぎてたね。
黙っててもぼくの気持ちは伝わっていて、君の気持ちも不変で、じらしても平気でぼくから離れることはない、なんてね。
今は誰かの隣にいる君に、あの日渡しそびれた指輪が、いつまでもぼくの手の中で孤独に光るよ。

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