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あなたは、なんのために生きている?

電車に揺られて帰路に就く中、ふと、頭によぎったこのことば。

「わたしは、いったいなんのために生きているんだろう。」

そもそも、なぜわたしは生まれてきたのか。

母が産んでくれたから、わたしはいま、ここにいるわけなんだけど、
そうすると、なぜわたしを産んでくれたのかが気になるところ。

こどもの頃に母に尋ねたときには、「あなたに会いたかったからだよ」っていわれたけど、そもそも、いろんな細胞とか遺伝子の組み合わせで人間ができるわけだから、いま、この「わたし」ができるのは偶然でしかない。

ちょっとなにかがちがえば、男の子だったかもしれないし、背がもっと低くて痩せ型の子だったかもしれないし、明るくて元気で活発な超モテモテの子だったかもしれない。

そんな中、いろんな偶然が重なって、いまの「わたし」が産まれた。

「わたしに会いたかったから、産んだ」それは、完全にこじつけだよなぁ…
と思いつつ、母の愛を感じる。

となると、じゃあ、「わたしはなんのために生きているのか」が気になるところ。

別にわたしがいなくなったって、時間は進み続けるし、季節は移り変わる。

たぶん、家族と彼氏だけは悲しいと思ってくれるだろうけど、他の人にとっては「他人の死」というひとつの事象でしかない。

なにも変わらずに、ひとりひとりの時間が流れる。

わたしは、なんのために生きている?

仕事をして、社会に貢献するため?

家族や彼氏が、悲しまないようにするため?

いろんな経験をするため?

自ら命を絶つことは悪いことだから?

考えても考えても、答えが出てこない。

…だから、生きているのか?

だから、生きているのかも。

自分が生きる意味を見つけるために、生きているのかもって。

生きる意味をみつけたときに、「もっと生きたい、しにたくない」と思えるのだろうか。

正直、いまの自分は、いつしんでもいいと思いながら生きている。

それは、「あぁ… しにたい…」っていう本気のやつじゃなくて、「べつにいつしんでもいいかな〜」みたいな軽い感じ。

口に出したら怒られるから、あんまり言わないようにしているけど、実際そんなもんだ。

やりたいことはやれてるし、好きな物を食べてるし、趣味もあるし、毎日の生活を楽しんでいるから。

だから、自分がなんのために生きているのかがわからない。

でも、いざしぬとなると、ちょっと後悔がある。

まだ行ってない国に行って、見たことのない景色を見たい。美味しいものを好きなだけ、太るとか気にせずたべたい。彼氏と結婚してみたいし、自分のこどもにも会ってみたい。宇宙にもいってみたい。未来がどんなふうになってるのか、見てみたい。

となると、まだ生きていなきゃな〜と思う。

目的がないとつまらないし、これからは、自分の生きる意味をみつけるために、生きてみようと思う。

わたしの命が終わる前に、「わたしの生きる意味」を見つけられるといいなぁ。

「たのしかったな、こんな人生もアリだな」って感じで終われるといいなぁ。

まだ24歳だけど、いつ終わるかわからないからね、明日終わるかもしれないし、なんならいま乗っている電車が最寄りの駅まで無事に着かないかもしれないし。

後悔のないように、毎日を必死に、ていねいに、生きたいな。

あなたは、なんのために生きていますか?

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