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週末フォトグラファーの現状について 10

こんにちは、平井 @yuji87 です。

このタイトルでnoteを書くのは約2年ぶりです。

週末フォトグラファーを卒業し、週末は家族と過ごす時間がとても増えました。夜はなかなか寝てくれなくて大変なこともあるけど、この時期もあと少しと思うと寂しくなりますね。

今はもう写真の仕事をやってないのかというと、まったくそんなことはなくて今年になってから関西のスタートアップ企業の撮影をたくさんしています。写真はまだ公開できないんだけど、夏頃にはWEBと紙媒体でリリースされるので、そのタイミングで紹介すると思います! これを忘れるくらい面白い企画に取り組めてたら最高だなー。

キッカケは海外の企業から「ちょっとお願いがあるんだけど」とメールが届いたことです。元々は他の人に頼んでたみたいだけど、なかなか都合が合わなかったみたいで代わりを探していたようでした。ちょうど有給も消化したかったので軽い気持ちで引き受けたら、撮影先の方々がみんな面白くて次に繋がりそうな出会いもありました。

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職人さんの仕事風景をずっと撮りたいと思っていたんだけど、同じような企画を検討していた方とも話す機会があり、今かなりテンションが上がっています! 多分その影響で今「週末フォトグラファーの現状について 10」を書いているんだと思います。企画が実現したらこちらでも報告しますね。

撮影の仕事は会社の有給を消化しながら平日におこなっています。ボクにとっては会社でする設計の仕事も、個人でする撮影の仕事もどちらも本気です。副業という言葉を良く聞くようになったけど、趣味の延長みたいなニュアンスが含まれてるように感じるのでボクは使いません。趣味の延長が仕事になって良いねみたいなことを言われるときも、笑ってその場は凌ぐけど内心ははらわた煮え繰り返ってます笑

撮影の仕事をもらうために、ボクがどれだけ写真に時間を費やしてきたとか、その人はまったく考えていないだろうし、個人で全責任を負うというのが、どれくらい大変なのかも想像できないんだと思います。会社員だけしてると、その辺の感覚が身に付かないのかもしれません。経験しないと分からないですからね。

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撮影だけではなくて、日本の伝統文化を守る活動も始めました。令和4年に400周年を迎える「和歌祭」の400年祭実行委員になりました。キッカケは昨年、和歌祭実行委員の方々と知り合ったこと。懇親会に参加していくうちに、WEBでの発信を高めたいというニーズがあり、「それならお手伝いします!」という流れで今に至ります。400年祭だけでなく、今後500年、600年と受け継がれるものにするためのベースづくりももちろんおこないます。

じぶんに何ができるだろうとか深く考える前に、単純に面白そうという理由だけで決められたので、多分これからドンドン面白いことに繋がっていくはずです。そういう嗅覚は結構良いので。上の写真は今年のWEB告知用の素材です。和歌祭は階段の上にある紀州東照宮から神輿を下ろすところから始まるのですが、最初はたくさんいるお客さんも神輿を戻す頃にはほとんど居なくなってしまいます。写真はそのときに撮ったもので、そのときにはお客さんは数人しか居ませんでした。

だから、最後にも見せ場があることを知って欲しいという想いを込めて、神輿を戻す時の写真を使用しました。和歌祭を長年経験している人も見慣れた光景ではないので、告知を見たときに「あれ?いつもと何か違う?」と引っかかってもらえて、それが話のネタになれば良いなと思っています。

大阪の堺で雑誌制作をしている友人からも、お誘いを受けているので春からはまた色んな経験ができそうです。

人生何があるか分からないので、じぶんが大切にしたい軸をもって楽しんで乗り越えて行きたいですね!

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写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!