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WELLNESS CAMP 2024 in 南熱海

今回は
・ウェルネスについて
・現代におけるウェルネスについて
・WELLNESS CAMPについて

を軸にお伝えします。

特に、ウェルネスの概念だけではなく、現代におけるウェルネスをお伝えすることで、「ワークライフバランス」をはじめとする勘違いを生みやすい概念がアップデートされ、VUCA時代を生きる自身にとって、本当に豊かなライフスタイルが見つかることにかなり役立つはずです。

①「ウェルネス」という言葉の概念

そもそも概念的なものは、全体像を把握し、自分の言葉で解釈できればなんでも良いと思いますが、簡単にまとめると「ウェルネス」「ウェルビーイング」の意味は以下の通りです。

ウェルビーイング・・・個人が肉体的、精神的、社会的に満たされた状態
ウェルネス・・・個人が肉体的、精神的、社会的に満たされる実践

念のため、琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野から引用したものも載せておきます。(説明がとても分かりやすい)

ウェルネスとは、健康を身体の側面だけでなくより広義に総合的に捉えた概念で、米国のハルバート・ダン医師が『輝くように生き生きしている状態(1961)』と提唱したのが最初の定義です。その後、世界中の研究者らがウェルネスの解釈と追定義を重ね、人種、民族、国家、性別、性的指向、宗教、言語の違い、見地からの様々な解釈があります。また、社会情勢、時代によって人々のライフスタイルと価値観も変容していくなかでその概念も変化しています。

引用:国立大学法人 琉球大学

その中で、安心安全に長く生存すること自体が幸福だった時代の健康・幸福と、ほぼ全ての人が安心安全で暮らせるようになった時代においての健康・幸福と、AIを生活に実装し始めている現代においての健康・幸福は大きく意味が違うということ。

全ての人が可変の時代に生きているという前提を忘れてはいけない

確かに、人間の健康状態や、それに大きく影響を与える運動習慣、食習慣、また影響を与える環境として豊かな自然と触れ合うことなど、ウェルネスは不変の価値であることは間違いない。ただ、ウェルネス・ウェルビーイング領域で事業者や何かしらのプロとして提供する際に重要なことであり、ウェルネス・ウェルビーイングに関して自分ごと化する際にも重要なことが、可変(変わり続ける価値)と不変(変わらない価値)のバランス感覚を持つこと。(また後で、詳しく共有させてください)
このnoteを通じて、現代のウェルネスについての共通認識を深め、11月18日のWELLNESS CAMPにて「自分のWELLNESSを見つけるきっかけの1日」を過ごしていただければと思います。

②これまで感じてきた違和感

自分でウェルネスイベントをやろうと思った理由。結論から言うと、参加してきたイベントが同じようなものばかりで退屈だったからです。内容は何年もアップデートされていないものばかり、何より、登壇者や主催側がつまらなそうというか、あまりウェルネス・ウェルビーイングに見えなかった。

現在、ほぼ毎週のように至る所で開催されているウェルネス・ウェルビーイングに関するイベントには、ほぼ全て参加させていただいています。

参加するたびに思うのが、長時間、概念だったりヘルスケアや医療を中心とした説明を受け続ける参加者はもちろん、登壇者や主催者までも無表情なことがほとんどです。退屈な話は、受け取るのにも内省するのにもかなりの認知負荷がかかります。情報の少ない時代であれば別ですが、情報が日々勝手に脳に飛び込んでいる現代において、認知負荷が強いセミナー、つまり退屈なセミナーや授業、カンファレンスは本当にしんどいです。(もちろん、全てではないです。が、9割は退屈で、同じ人ばかりが出てきます)

自分の解釈にも偏りがあるかも?と思い、毎週いろんなイベントに参加してみたり、仲間と一緒に参加してみたり、登壇者や主催者と話す機会を頂けた時は積極的に質問したり話しかけに行ったりしてきましたが、強くなる一方だった自分が感じていた違和感。

「なんでそんなつまらなそうな顔で話すんだろう?」
「ウェルネスってこんなに枠にはまったことだったっけ?」
「そんな難しいスライドで話すようなことだったっけ?」
「本当にヘルスケアや医療がウェルネスなんだっけ?」
「そもそも、体系的にセミナーで学べるようなものだったけ?」

いや、そんなことはない。
たった1度の人生において、ストレス軽減や体調管理のような退屈なものではなく、この先の人生、自分が心も身体も充実感で満たされるような、ハードな場面が来てもしなやかに生きれるような、だからこそストレス軽減、体調管理なども包摂されていくような、そんなウェルネスなライフスタイルを生きる人と一緒にいたい。

そんなウェルネスをアップデートする場が、退屈であっては何も始まらない。その場にくるだけで感度が上がり、人生に興奮でき、自分のWELLNESSが見つかるきっかけになるイベントを人生かけてつくろうと思い、今回のイベントの開催を決めました。

③現代におけるウェルネスの提案

ウェルネスな状態とは「個人が肉体的、精神的、社会的に満たされる実践」な状態と冒頭でも共有しましたが、現代においてその状態を表すシンプルな指標が「明日を生きるのが楽しみな状態」です。

その生き方をするために重要なことが
1)可変と不変のバランス感覚を持つこと
2)自ら、明日やりたいことを設定すること

サウナと水風呂の両方があって初めて整うように、
全力を出せたあとほど上手く脱力を感じられるように、
乗り越えた苦労の数ほど喜びも大きく感じられるように、
対角の手と足を遠くに伸ばすほど、コアが安定するように、
海外へ定期的に行くことで、日本の良さを感じられるように
そして、自らエネルギーを出すほどウェルネスを感じられるように、

両端に触れ続けることで我々はバランス感覚を養っています。
だからこそ、簡単に我々はバランス感覚を失います。
(だからこそ、人って面白い・・・!)

序盤にあげた勘違いとして「ワークライフバランス」というワードをあげましたが、バランスは取ろうとして取れるものではなく、両端が拮抗したときに初めて取れるものです。つまり「ワークライフバランス」とは「ワークとライフのバランスを取る」ではなく「ワークもライフも全力を出すことではじめて取れる」です。

身体でも同じです。対角の手足を遠くへ離そうとすればするほどバランスを取れます。

そして、現代のウェルネスにおいて重要なことが、自ら生きがいを設定すること。

仕事でも良い。 趣味でも良い。学習でも良い。
何でも良いから身体が動くうちに、リミッターをかけることなく、自らの意思で全力で取り組める何かに死ぬ気で出会うこと。

たった1つで良い。仕事のことを考えても脳が動かないなら、それは本音だから、まず趣味に振り切ること。趣味でリミッター外してから、仕事でもやりたければ仕事でも同じようにやれば良い。

寝る前、明日にワクワクしているか?
誰かではなく、自ら、明日やりたいことを設定しているか?
その1つに出会うだけで、全てが変わります。
仕事、趣味、学習、必ずどれかに無意識はやりたがっていることがあります。

人生は、たった1つの強烈な目的があるだけで変わります。たった1つあるだけで人は、食べること、身体が動くこと、人とつながれること、この地球に生きていられること、起きる全てにおいて、日々、豊かさを感じる感度が上がりやすくなります。(モーダルチャンネル)

先日、日本有数のウェルネススポットである沖縄へ行った時のこと。

今まで探求し、考えていたことが、さらに確信に変わった瞬間でした。
104歳のおばあの楽しみは、毎日共同売店まで歩いていくことと、1年に1回孫と曾孫に会うことだそう。

まだまだ若い、我々の場合は何だろう?
ここでは、濁りのない本音が大切だ。
どんな夢中を軸に、どんなライフスタイルを生きていくんだろう?
この夢中と、心身ともに豊かさを感じられるライフスタイルを持つことこそが、現代におけるウェルネスそのものだと考えています、

【現代におけるウェルネスの提案】
ウェルネス=心身ともに豊かさを感じられる状態

1)可変と不変のバランス感覚を持つこと
2)自ら、明日やりたいことを設定すること

④ウェルネスエイトの活動

2022年9月創業 株式会社ウェルネスエイト

ここまで書いたことも含め、18歳からずっと探究し続けているウェルネスに自分の生きている時間を使うと決めたのが2年前。「動きたくなる毎日を」をテーマに株式会社ウェルネスエイト(Wellness8)は、創業の2022年〜2023年の1年間は、ウェルビーイングの概念にもある「個人が肉体的、精神的、社会的に満たされた状態」に忠実に、パーソナルトレーニングの提供、コーチングの提供、夫婦のパートナーシップカウンセリング(※妻と夫ではなく、2人の間にある夫婦という関係フレームの意味合いを深め、変えていくカウンセリング)の提供といった対人支援を中心に、多くのクライアントが人生を変えていく何百名ものリアルケースを見たことで、ウェルネスの探究を深めてきました。今は、そのウェルネスの観点と、ビジネスの観点で、事業再生を中心に活動しています。(事例①宮崎の年商3億円の卸売企業をM&A後、1年で黒字化 / 事例②東京都内の年商6億円の飲食企業と資本提携後9ヶ月で黒字化)
この先も、「動きたくなる毎日を」のテーマのもと、ビジネスとウェルネスの循環をつくり、長く続く企業へ貢献することでWellness Lifeを当たり前にします。

⑤WELLNESS CAMP 2024 in 南熱海の開催

コンセプトは「自分のWELLNESSが見つかるきっかけの1日」
イベント当日は以下を大切にしています
・身体的幸福=自然を感じられる環境で開催すること
・精神的幸福=参加型でありモヤモヤが消える場であること
・社会的幸福=利害関係ではない、人との繋がりを感じること

それぞれ、登壇される特別ゲストはもちろん、コンテンツから会場まで一貫したテーマで準備しております。そしてこの日で終わりのイベントではなく、この日から始まるウェルネスなご縁にしていただければと思います。

詳細は下記にリンクを貼っておきますが、メインコンテンツである午後のトークセッション&ワークショップの登壇者を、こちらでも紹介させてください。

【登壇】市来広一郎(いちき こういちろう)/ machimori代表取締役/NPO法人 atamista代表理事

1979年熱海生まれ熱海育ち。東京都立大学大学院 理学研究科修後、IBMビジネスコンサルティングサービスに勤務。 2007年に熱海にUターンしゼロから地域づくりに取り組み始める。2010年にNPO法人atamista設立後、2011年には熱海の中心市街地再生のための民間まちづくり会社、株式会社machimoriを設立。2012年に空き店舗を再生しカフェCAFE RoCAを、2015年には「guest house MARUYA」をオープンし運営するなど熱海のリノベーションまちづくりに取り組んでいる。著書「熱海の奇跡」、地域再生に向け、空き家・空き店舗の解消、新しい住民と古くからの住民とのコミュニティ構築、行政との連携による活性化を実践。

【登壇】齋藤 潤一(さいとう じゅんいち)/ AGRIST代表取締役/一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 代表理事

米国シリコンバレーのITベンチャー企業でサービス・製品開発の責任者として従事。 帰国後、2011年の東日本大震災を機に「ビジネスで地域課題を解決する」を使命に活動を開始。全国で10箇所以上で地方創生プロジェクトに携わる 2017年4月新富町役場が設立した地域商社「こゆ財団」の代表理事に就任。1粒1000円ライチのブランド開発やふるさと納税で寄付金を累計100億円以上を集める。2018年12月に総理大臣官邸にて国の地方創生の優良事例に選定される。 2019年10月に農業課題を解決するために収穫ロボットを開発するAGRIST株式会社創業。代表取締役社長就任。ベンチャーキャピタル、地域金融機関などから資金調達。農林水産大臣賞や世界最大級のテクノロジーの展示会CESなど国内外20以上のアワードを受賞。 Forbes Asia 100選定などその活動はCNNで世界に紹介される

【登壇】道廣 敬典(みちひろ たかのり)/ 琉球ウェルネス代表取締役/Blue Mobility代表取締役

大学卒業後、リクルートエージェント(現リクルート)に新卒として入社。中小から大手まで幅広い法人顧客の中途採用支援を担当したのちに、サイバーエージェントに中途入社。サイバーエージェントでは、広告事業における営業から始まり、新規事業開発 / 組織開発や新卒・中途両方の採用など、幅広い業務に従事。その後ヘイ株式会社(現STORES)に入社し、子会社経営 /経営チームメンバー・執行役員 VP としての全社マネジメント / 横断ビジネスチームの立ち上げを担当。現在はウェルネスツーリズム会社「琉球ウェルネス」、エアモビリティ会社「Blue Mobility」、スタートアップ支援会社「Cob」の3社の代表

【主催】小島有史(こじま ゆうじ)/ ウェルネスエイト代表取締役

前回のWELLNESS CAMP in 江ノ島のイベントムービーもぜひ!

多くの繋がりが創出されること間違いなしなので、ビフォーパーティーからご参加がおすすめです!


⑦これからについて


※ここからは、6月1日のWELLNESS CAMP当日にお伝えする内容となっております!イベント開催後にこちらにも公開させていただきますのでお楽しみに!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
来て良かったと感じていただける確信があります。

6月1日に皆さんと共にウェルネスな空間を感じられるのを、楽しみにしています!


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