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銘言アンソロジー ⑦ 「後頭部自適打」

後頭部自適打

 松本人志など

そもそも正式にはそんな言葉は存在しない。漢字も筆者の当て字である。おそらく後頭部打撲と適時打が混同したのだろう。

主に小学生周りで使われたと記憶している。

誰かが転んだ時や頭を打った時などに実況したり、自分の負傷度合いを先生に報告する際、余裕があれば使うこともある。

発音してもらえば分かるが、なんとも口に気持ちのいい言葉なので、ただそれだけで重用されてきた。

ぜひ使い続けたい言葉だが、何とか意味を付加できないものだろうか。後世に語り継がれる中で、自己実現的に何かの役目が与えられることを切に願うものである。

余談だが、松本人志がラジオ「放送室 VOL.204」で小学生の頃に「後頭部自適打」の使い手であったことを述懐している。また、「松ごっつ」だったかと思うが、災難を列挙する流れで「後頭部自適打」を混ぜ込むという高度に昇華したネタも披露しているので、ぜひ探して見てほしい。

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