あるひとつのプレーが野球人生を左右する
あるひとつのジャッジが野球人生を左右する

そういうことが、言われることがあります。
僕はそういうのは、好きじゃないし、また、そんなことはないと思っています。


▼ 自分で進む

息子は、学童時代を野球スクールで過ごし、中学を部活動の軟式野球部、高校を硬式野球部、そして今、大学を硬式野球部でお世話になっています。
娘は、学童時代を息子と同じく野球スクールで過ごし、中学時代をこれまた息子と同じく軟式部活動、高校で硬式野球部でした。
2人とも、高校は一般受験で入学し、息子はついにベンチに入ることはできませんでしたが、娘は2年秋からレギュラーを張ってきました。
息子はその後、大学では、試合に使ってもらっています。その大学も、普通に受験して入学した大学です。
2人は、自分の進路を、自分で進みました。


▼ 掴み取るもの

まあ、息子も娘も、

飛び抜けた実力がなかっただけ

ということではあります。
だから普通に、受験して入学するしかなかった。

実力があれば、推薦なり、特待なり、声がかかったことでしょう。

推薦とか、特待とか、それはそれで、その選手が実力で掴み取った進路なんだと思います。
それはスゴいと思います。

でもそれだって、自分で掴み取ってるんですよね。
自分の力で、能力で、実力で、自分の将来を掴み取ったんです。

ひとつのプレーや、ひとつのジャッジに、左右されなかったんです。

息子や娘は、実力がなく、声はかからなかったけど、その後自分で、自分の力で、自分の今の地位を掴み取った。

野球人生って、そうなんだと僕は思います。

自分の力で、自分の実力で、掴み取っていく。

ひとつのプレーに野球人生を左右されず
ひとつのジャッジに野球人生を左右されない。

自分の野球人生は

自分でハンドリングする。

そういうものだと、僕は思います。


以上でーす。