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新著『資格が教えてくれたこと』スピンオフコンテンツ☆

#資格が教えてくれたこと』刊行。
noteでは、新著に書ききれなかった話や背景など、スピンオフ的な内容をまとめていきます。
お手元に新著があると、一層楽しめること間違いなし!(笑)



【新著にかけた思い】


初の著書『#社労士事務所のDXマニュアル』から約1年半、企画は3年以上前から前著と並行で制作。実は、 社労士事務所のDXマニュアルも、資格が教えてくれたことも、当初は今とはかなり違った方向の企画でした。

いずれの場合も、このままではイマイチということで方向性を変え、ということは原稿もほとんど書き直して、それぞれがほぼ生まれ変わってリリースされています。

電子出版と違い、紙の出版は非常に大きなコストが掛かります。モノとしての本を作るわけで、編集者・校正者・営業など多くの人が動きますから当然のこと。だからこそ、商業出版は失敗が許されないという面も。

社労士事務所のDXマニュアルが、途中で方向性を変える時に編集者さんからアドバイスされたのは「1冊作るのはチャンスがあればできるけど、失敗したら著者として次は無い」ということ。厳しいですが当たり前ですね。

さらに「何も分からない状態」で作る1冊目よりも、その「過程を知ってしまった後」で作る2冊目は大変なもの。ですが、紙の2冊目が出れば本当に一定の所まで来られたことになると思って、何とか最後まで走り切りました。(執筆中の孤独というのは、なかなか形容しがたいキツさがあります。細かい話が誰にもできないので。)

一方、初めてのときには分からなかった、様々な細かい部分も2度めは分かっているのがアドバンテージ。もちろん最初も全力でいいモノ作ったつもりですが、今回はまたそれと違った細かな工夫が散りばめられています。

内容としても、最終的には今のタイトルに落ち着きましたが、林が考えてること・実践していることを幅広く盛り込んだ自信作、いわば『林の全てを置いてきた』本。同じようなモノはもう出ないでしょう。実はそれだけに、タイトルを付けるのが相当に難航したわけですが。。。

ちなみにタイトル『資格が教えてくれたこと』は私が提案したものが最終的にそのまま採用されました。多分、めずらしい事だと思います。100項目について述べているので、100のこととかそういう言葉を入れようかなとも思ったのですが、サブタイトルに数字が入ったので100項目というのはタイトルに入ってません。

こういった細かい調整が無数に繰り返され、1冊の本が出来上がります。ぜひ、そんな様子なんかも想像しながら、読んで頂けたら嬉しいです。 そしてもし、お願いできますようなら読後にAmazonのレビューにご感想など簡単でも入れて頂けると、大変ありがたいです。

企画書が3年以上経ってついに実物に。


【新著の内容】

大まかな構成は以下の通りとなっています。

概要

この本は、とにかく資格・検定に詳しい私が、
・どういう資格を取得するべきか、組み合わせるべきか
・合格までのモチベーション維持
・働きながら勉強もするタイムマネジメント
・短時間でも効率的な学習法
・取得した資格を仕事に結びつける方法
などなど、日々実践している習慣や心がけ等を100項目にまとめたものです。
資格取得に興味のある人や、現在資格勉強中の人に、合格へのヒントと元気を与える1冊になっています。

目次


第1章 資格を学ぶ前に
(資格を使う、考え方)
01 そもそも資格を取る理由を意識する
02 既存の枠組みから外れてオンリーワンの存在を目指す
03 自分の強みを見つける
04 「出過ぎた杭」を目指す
05 幅広くインプットする
06 インプットと日頃の観察で良質なアイデアを出す
07 一期一会のチャンスをつかむ
08 目標達成前に、次の目標を立てる
09 学ぶことは、生きること
(資格の選び方)
10 簡単な資格も役に立つ
11 関連資格をまとめて取る
12 変わった資格で特徴を出す
13 資格の組合せ術「足し算」
14 資格の組合せ術「掛け算」
15 資格の組合せ術「割り算」
16 資格の組合せ術「引き算」
17 資格の探し方
18 体験談は補正して考える
19 ネガティブサーチする
(モチベーション)
20 合格率を気にしない
21 わからないのは、当たり前
22 まず行動することで、やる気が生まれる
23 わざと中途半端でストップする
24 「明日から頑張る」では、結果は出ない
25 「ちょい足し」で習慣化する
26 成果が出るのはゆっくり
27 模擬試験の得点を前向きにとらえる
28 試験評論家にならない
29 自分へのご褒美を有効に使う
30 コツや近道だけを探さない
第2章 資格学習&取得術
(時間術)
31 「時間がない」ときはまず、なにかを「やらない」決断をする
32 仕事・勉強を生活サイクルの一部にする
33 朝に勉強して、午前中にクリエイティブな仕事をする
34 午後に定型的な仕事をして、夜はボーナスステージ
35 週末の午前に集中する、仕事の合間にリフレッシュする
36 使っている時間を記録する
37 隙間時間を活かす
38 あえて「余白時間」をつくる
39 三段階のリフレッシュを意識する
40 睡眠にこだわる
41 余裕を持って日々過ごせる「3日ひとまとめ法」
42 スマホは常にサイレント設定
43 自分に合ったタスク管理をする
(効率的な学習)
44 計画が一番大事
45 計画は細かくし過ぎず、週単位で
46 最初に使う教材は試験問題
47 小学生に教えるつもりで学ぶ
48 暗記力・記憶力を高めるには
49 短時間でも意味はある、むしろ効率アップ!
50 不安になっても回答を変えない
51 奥の手「見ただけでわかる選択肢」
52 得点アップに一番効く方法とは
53 見直しのセオリー
(資格を取った後に)
54 資格取得を周囲に知ってもらう
55 資格で生まれ変わろうとしない
56 資格だけで名乗らない工夫
57 資格で開業・独立するには
58 資格を使って稼ぐには
59 大量の資格の管理術
60 商標登録する
第3章 資格を仕事にする
(士業のあれこれ)
61 種をまき続ける
62 知識を縦割りで考えず、他分野に応用する
63 速さは最大の武器
64 見た目を意識する
65 名刺を工夫する
66 印象を残すノベルティ
67 交流会や士業の会に参加する
68 自分の時間単価を判断基準にする
69 スタッフに任せる
70 外注する
71 依頼を断る基準を持つ
72 値下げを求められたら提供するサービスを減らす
(情報収集&発信術)
73 Googleアラートで情報収集する
74 音声入力する
75 SNS投稿のマイルールをつくる
76 人前で話すときは3つの目線を持つ
77 リアルセミナーでは動きと発声に気を使う
78 セミナー資料には次に繋がる要素を盛り込む
79 オンラインセミナーでも試行錯誤する
80 音声配信ではわざとクドい話し方をする
81 音声配信だからといって話し過ぎない
82 台本を作らない
83 文章を書くときは想定読者の姿を思い浮かべる
84 作ったコンテンツを使いまわす
(仕事環境整備術)
85 パソコンは3年以内に買い替える
86 PCセットアップはマニュアル作成のチャンス
87 マルチキャリアを徹底する
88 いつでも電源を確保する
89 スマホだけで仕事を片付ける
90 「自動化サービス」でウェブサービス間のコピペを不要にする
第4章 僧侶資格からの学び
91 資格勉強を続けていたら仏教に行きついた
92 僧侶になるまでに学ぶこととは
93 僧侶になる「得度」とは
94 期待しすぎない
95 自力と他力
96 すべては変化していくもの
97 行動の結果としての報い
98 ご縁を大事にする
99 お釈迦様のように、自分と向き合う
100 僧侶になって変わったこと、変わらないこと

Amazonのレビューや直接のご感想では、3冊くらいに分けたほうが良かったんじゃないかというようなお声をいただくほど、充実しすぎな1冊。どこから読んでもきっと発見があるはずです。


【新著本体には書かれていない、スピンオフコンテンツ!】

ここからは新著の100項目について、本に載っていること以外の背景やウラ話などを少しずつ公開。

0 まえがき

初回となります本日は、まえがきのことから。
まえがきは、本の冒頭部分。なのですが、実は執筆は一番最後に行います。
まえがきでは本の中身について言及したり、みなさんに読んでいただきたいです的な話をしていますね。
ということは、中身→あとがき→最後に「まえがき」という流れで書いてるのです。

内容的には、ちょっとしたセオリーがあって、その通りに展開しています。
それは、
●どんな著者か、簡単に自己紹介

●執筆内容に関する実績などの紹介

●本の中身の概要

●本のポイント

●ぜひ的なもう一押し(笑)

●感謝的な締めのメッセージ
というような。

この辺を知った上で、色んな本のまえがき見てみても面白いですね。
紙の本の良さというのも、全体で意識していますので、実物で色々感じていただけると非常に嬉しいです。稲垣先生のレビュー、とっても参考になりますよ↓


1 そもそも資格を取る理由を意識する

資格を取る理由は人それぞれですが、私の考えるそもそもの話を最初にいれました。さすがに400超えてる数もあり、非常によく聞かれることでもあります。

本に入れなかった、ここ数年&私だけの理由もあります。1つは、メディアを意識して。最初の著書を出すことになった当初、保有資格は30程度だったと思います。その中身は難度の高いものばかりではありましたが、いかんせん数字としてのインパクトはもう一息な気も。

著書が出るというのは大きな&数少ない露出のチャンスと考え、本作りと並行して比較的取りやすい資格取得を開始。資格ソムリエの名称も、本が出る前に商標登録。実は少し先を見ながら、見えない所でしっかり準備をしたりしていたのです。

この辺もあって、前著『社労士事務所のDXマニュアル』はカバーの袖部分に資格ソムリエのことや、資格のことが記載できました。今回の『資格が教えてくれたこと』も、前著と並行して進んでいた話なので、長く準備をしていたということにもなります。

また、最近では資格を取ってレビューしたりするのも仕事の一部のような面があります。いずれにしても、この辺りは私だけの理由すぎてしまうので、本には入れておりません。100項目もあるので何もかも書いているようですが、実は取捨選択されていたりします。何が書かれていないのか、というのを推測しながら読んでいただいても、面白いかもしれません。


2 既存の枠組みから外れてオンリーワンの存在を目指す

これは、私が意識してそうだなというのは、言わずもがなですね。でも、独立してからではなく、その前からだったというのは、意外だったのではないでしょうか。

私が副業経由で開業したのは、各所でお話している通りです。2年と少しの副業期間を経て、独立してもやっていけそうな仕事の量になったので会社を辞めました。ここで注目しがちなのは副業の時の営業などかもしれません。それも重要なのですが、実はこの状況を成立させたキーポイントは、会社側での立ち位置です。

いわゆる副業解禁のタイミングで、私が勤務していた大手IT企業も就業規則に兼業の規程が盛り込まれました。ただ、形式的に盛り込んだだけで、積極的に推進するわけではなく、手続きも何故か電子申請ではなく人事部長宛に書面を送るというもの。やりにくさを出してる感がありますね(笑)

そんな状況で届を出せば、当然あっという間に話が各所に回ります。上司やそのまた上司に呼ばれたりということになるわけです。さらに、副業の仕事が増えるにつれ、会社に週5日行くことが難しくなっていきます。そこで、毎週有給休暇を使ったり、それでも足りなくなって欠勤しながら週4日→週3日と徐々に日数を減らしていきました。

会社からすれば、あまりに勝手な正社員です。他にすぐ替えがきくと思われていたら、日数を減らす申し出などは断られていたことでしょう。しかし、既にこの時に自分がキーパーソンとなる業務が複数あったことなどもあり、最後まで会社側は「来られるうちは来て欲しい」といった趣旨の姿勢でした。このおかげで、私の独立の過程が成立したので、本当に助かりました。

どんな立場であっても、自分だけの立ち位置を確立するというのは重要なことだと思います。既に独立している方はもちろんですが、いつかはと思う方も、また会社で勤めていく方でも、意識すると良いでしょう。


3 自分の強みを見つける

「私には林さんのような強みが無くて。。。」といったご相談を受けることがあります。なんと、ちょうど昨日の会食でもこの話をしたくらいです。皆さん、悩むポイントのようですね。

執筆した内容の通り、私自身も自分で気づくのが難しかったので、誰にとっても難しいのだと思います。新著の表現の通り、または『息をするように出来てしまう』ことが真の強み。これに自分で気がつくのは難しいでしょう。

今でこそ、様々な方からのご相談に対応することで私自身が慣れたことにより、自分のことを見つめるのも上手くなった気がします。ただコレはあまり再現性がないと思いますので、やはり基本的には人の意見を聞いてみるのが手っ取り早いでしょう。

そこまではちょっと勇気を出せば行動できることなのですが、それでもピンとこないのが本当の強み(私も最初はアドバイスもらってもしっくり来てませんでした)。ピンとこなくても、それを使ってみるとか、別の人に聞いてみるとか、もう一歩進むことが大事。そうすることで「これかもしれないな」と感じられるはずです。

いずれにしても、自分の強みは自分の中にあります。資格を取ったり新しいことをするのは外向きのアプローチですが、それを行う自分自身の中に、真の強みがある。どうしても外へ外へと探しに行ってしまいがちですが、自分自身を振り返る、見つめ直すことが大事です。


4 「出過ぎた杭」を目指す

全体通じて、私自身で執筆したオリジナルの内容なのですが、同じようなことを外でも聞いたことがあるというものもあるでしょう。やはり、物事には一定のセオリーというものがありますので、どうしても同じような内容が出てきてしまいがち。
ただ、この項目は他に同じようなものを見たことがない、完全に私独自の見解です。

差別化して独自性を出すということは、何かと指さされたりしやすいということでもあります。(執筆した流れ・順番・内容というのは私が実感してきたものです。)
でも、どこか一定のラインを超えると「すごい」と言われるようになるので、このプロセスはどうなっているのかなと。じっくり考えた結果、4つ位の段階がありそうだなと思い、新著の内容に落ち着きました。

ここはぜひ、直接新著の内容をご覧いただきたいところ。そして、出過ぎた杭を目指していきたいものです。


5 幅広くインプットする

ずっとマインド的なことばかり続いてもということで、日々の行動で大事にしていることを入れました。専門分野を持って仕事をする上では、専門性を高める・深めるインプットが重要なのは言うまでもありません。ただ、それは行って当然のこと。必要ではありますが、イノベーション的な新しいことが生まれるかというと、少し難しいようにも思います。

そこで大事なのが、幅広いインプットです。ご存知の通り、私は多くの資格を学んでいますので、1つだけに取り組んでいることは少なく、いくつか並行することが多くなっています。これは新著の中でも触れているように、様々なメリットが。

個別のインプットの上でもメリットは多いのですが、様々な学びを並行していると共通点や物事の仕組みというのが分かってくることがあります。こういったことが、幅広いインプットの最大のメリットでしょう。

専門性が必要な仕事だとしても、その中でのオリジナリティは必要です。常に新しいことを、さらに幅広くインプットすることで、自分の中にあった要素との化学反応が起きて新しい視点が生まれます。「関係なさそう」と敬遠せず、色んな事に触れてみることが思わぬ効果を生むはずです。


6 インプットと日頃の観察で良質なアイデアを出す

これは前項目と繋がってる部分。インプットはもちろん重要なので単体で1つの項目としたのですが、やはりそれをアウトプットに活かしてこそ。そこで、私が日々実際に心がけている具体的な話を入れました。

といっても特別なことではなく、誰もが日々を過ごす中で実行できることです。電車でもコンビニでも、私たちの日常には大量の情報が溢れていますので、インプットし放題です。

また、SNSやブログなど、個人が簡単に発信できる場が増えましたので、アウトプットもやろうと思えばいくらでもできます。何事もそうですが、私が最近実感するのは、アウトプットも本当に慣れで良くなってくるということ。

単著の本(商業出版)は10万字くらいが分量の目安と言われますので、刊行済みの2冊で20万字ほどを書いたことに。実は方針の転換で没になった部分を含むともっと多いのと、各所の記事やコラムを含めると、相当な量を書いてきたと思います。(50万字くらい?)

これだけ書いていると、やはり慣れて余裕が出てくる部分があります。速さ、量ともに良くなっていきますし、内容は自分では分かりにくいですが、余裕が出てきた分だけこれまで出来なかった部分まで配慮できるはずなので、たぶん良くなってきているでしょう。

ただ、経験だけでは改善の効果は一定の範囲で止まってしまうと思います。新しい材料を入れないと、同じようなテーマや言葉を使い続けることになってしまうからです。そこで大事になるのが、本項目のインプット&観察&アイデアのアウトプット。ぜひ少しでも、実践してみてください。


7 一期一会のチャンスをつかむ

心がけ的な内容の中では、かなり重視しているものの1つがこれです。どんな方でも、チャンスが巡ってくるということはあるものだと思っています。それは後半で述べている『諸行無常』と言われたりもするように、世界は常に変化しているから。

その中でチャンスが掴めるかどうか、これは運ではなくて、準備だと思っています。チャンスがどう巡ってくるかは運もあると思いますが、それに対応できるかは受け手の問題だろうと。

具体的な話や、チャンスについてもう1つ重要なことは新著の中で。

私の経験で言えば、前著『社労士事務所のDXマニュアル』と新著『資格が教えてくれたこと』は、実はほぼ同じような時期にオファーをいただきました。実務や自分の勉強がある中で、受けるかどうかは非常に難しい判断。。。

と思うことはなくて、私の中では「受ける」一択でした。そんな大きな&ありがたいお話を逃したら絶対にいけないなと。もちろん非常に大変でしたし、2冊を書くには相当な時間がかかり、関係の皆さんにはお待たせしてしまうなどご迷惑も掛けてしまいました。結果的に、無事にリリースすることができ、その影響はもちろん大きなものがあるので、本当にやってよかったと思っています。

本の話を辞退していたら。
ITに詳しい社労士として今ほどは知名度上がらなかったでしょうし、
労働新聞社でのセミナーなど大きなオファーはなかったでしょうし、
そうなると各地での講演も無かったでしょうし、
東京会の委員にも声かけられなかったかもしれず、
もろもろ今とは大きく違う別の未来を迎えていたことでしょう。

どんな未来がやってくるかは、自分で決められない部分も当然あります。ただ、自分で選択できる部分も一定の範囲であるはずです。その時に備えて、準備しておきたいものですね。


8 目標達成前に、次の目標を立てる

ここは、短くまとめすぎちゃってもう少し書いておいても良かったかもしれません。また、常に何かに向かって進んでいる私が日々実践していることです。

大きな目標ほど、それを達成(または失敗)した時にしばらく燃え尽きたようになってしまうもの。ただ、それはもったいないなと思うので、目標を達成する前に次の目標を立てるようにしています。

そんな事したら大きな目標に対して、最後まで一生懸命に取り組めないと思われるかもしれません。ただ、むしろ逆で、その先の目標を立てるから最後まで走り切ることが出来るのです。

例えば、ハーフマラソンを走るのが大きな目標だとしましょう。20キロを超えて、ゴールに近づいてきたと思うと、それまでの辛さも思い出されるのではないでしょうか。最後は息切れしてしまうかもしれません。

これがもし、途中で『フルマラソン』も目標に追加されるとします。目標自体が一層大きくなって大変ですが、もはやハーフマラソンのゴールは単なる折り返し地点です。さっさと通過して、後半を頑張らなければなりませんので、そこは大して意識せずに走り抜けるでしょう。

このように、次の目標を先に設定しておけば、息切れせずに最後まで走り切ることが出来るとともに、すぐ次に向かって進むことができます。


9 学ぶことは、生きること

意識して作っているわけではないのですが、時々出るパワーワード。新著の中でも有数のパワーワードがこちら。実際、こういったことが根底にあって私の様々な活動に繋がっているのですが、それを項目のタイトルとして短くまとめたのがこちら。
(考えてみれば、100項目分のタイトルを付けたわけで、それはそれで大変でしたね。笑)

同じ例えをここで述べるのはなるべく避けようと思いますが、逆にいくつも書くわけにいかなかったので使ってない別の例えもあります。それは、プロスポーツ選手の例。

もちろん身体的な面が重要ではありますが、それだけではないのがスポーツ。特にプロの選手ともなれば、どんな状況でも結果を求められるわけです。ルールを熟知して、問題のない範囲で出来る限りの事をする。身体面はもちろん重要でも、決してそれだけではないのです。

身体的なパフォーマンスが前面に出るスポーツでも、このように学びは非常に重要。そうであるなら、他の多くの仕事や場面において、学びが重要であるのは言うまでもありません。

このように、学ぶことから逃げることは出来ないもの。それならば、やはり積極的に、また楽しんで学んでいきたいと思うのです。

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新著『資格が教えてくれたこと』スピンオフ2~資格の選び方~

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