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神奈川で小学校の教員をしながら、仲間と教育研究活動をしたり、セミナー講師したり、雑誌原…

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神奈川で小学校の教員をしながら、仲間と教育研究活動をしたり、セミナー講師したり、雑誌原稿書いたりしてます。専門は社会科。数年前に、現職派遣で教職大学院を修了。現在小学校通常級担任。興味は教育技術、学級経営、学校経営、特別支援教育。

最近の記事

1ヶ月終了→この一ヶ月で大切だったこと7

新年度始まって、一ヶ月。 通常級担任として、一ヶ月過ごして4月に大切にしたこと、 大切だと気づいたことを書いておく。 できていなかったこともある。 それは、5月の課題。 1 明るい自己開示 簡単に言うと、教師の自己紹介、子どもの自己紹介。 その人の興味が自分と同じだと、近づきやすくなる。 2 話を聴かせる 話を聴く どこまでいっても子どもが教師の話を聴く、子どもの話を聴く というのは、学校で大事なこと。 これを安定して、実行できるようにしないといけない。 同時に、子ども

    • 個別面談→最初の面談のポイント7

      家庭訪問が廃止となり、4,5月に保護者と面談する学校も増えてきました。 その面談のポイントを7つにまとめてみました。 1 事前に保護者から聞きたいことを聞いておく。 面談の日程表の下に「面談で聞きたいことがあれば書いてください。」 と用紙を用意しておく。 用紙が提出されれば、それについて話をすればOK。 相手が求めることを話すのが一番。 2 事前の提出がなくても聞きたいことがある方はいるもの。 面談の第一声は 「気になることや聞きたいことなどあれば先に伺いますが、何かあり

      • 最初が肝心→授業参観・懇談会の心得7

        授業参観の時期です。 これまでの経験や読んだ本などから、授業参観・懇談会の心得を書きます。 1 一人ひとりの子どもが活動する授業にしましょう。 保護者は自分の子供の活動を見に来ています。 ずっと座って、ノートを写すだけでなく、 音読する、相談する、発表するなど様々な活動を入れたいです。 2 授業内容に変化をつけましょう。 1とも関わりますが、ずっと先生が話す授業は単調でつまらないです。 国語なら漢字、音読、暗唱、百人一首、教科書の授業など バリエーションをつけたいです。

        • 今年度こそ!→子どもにとって より価値ある教師になりたいと 思ったらすること7

          1 授業を録音して聞いてみよう これは誰でもできます。クロームで録音すればいいのです。 録音を聞くと色々気づきます。 話しすぎ、聞こえない、子供の声をスルーしている、ひどい言い方、などなど。 録画するともっといいです。一番わかるのは表情の悪さです。 客観的に見るのは大事です。 週に一回聞くのでも全然違います。 2 授業を見てもらおう 見てもらうのは緊張場面です。緊張場面で人は成長します。 そして人に指摘されて初めて気づきます。 自分で気づくのは、本当に難しいです。 年に1

        1ヶ月終了→この一ヶ月で大切だったこと7

          いよいよ新年度→初日に語ることは?

          1 1日目に何を語るか それを今日、考えていました。 2 よくある なかよくなる かしこくなるために学校に来る 先生が叱る三原則 でも良いのですが、 それは、どこかから借りてきた言葉のような気が最近します。 3 で、考えたことは、 学校の教育目標と絡めて話すのが筋が通るのではということです。 それならば一年間、一貫して語れることだなと考えたのです。 4 考えたキーワードは、 自分達で 違いを認める 挑戦と失敗 全ては、幸せのため そして、幸せを邪魔するものをなくそう

          いよいよ新年度→初日に語ることは?

          今年の校内研どうする?→研究授業準備の心得7

          1 指導案は自分で全部書く みんなで分担して書く指導案は、チグハグするし、やはり自分で全部書けるようになるべき。 2 できるだけ大作指導案を目指す 年に一度くらい、頑張って書こう。 教師なんだから、指導案くらい書けないと。 3 先行実践をできるだけたくさん調べる 研究なんだから、こらまでの実践の上に積み上げないと。 4 実態調査は、数値で 数値で捉えるからこそ、実態がはっきりする。 5 研究授業の準備は4月から その日だけうまくやろうなんて無理。積み上げたものしか出せ

          今年の校内研どうする?→研究授業準備の心得7

          さあ新年度、自分は自分、来年度心がけたいこと7

          1 ゴールイメージは、最後にみんなで笑顔で写真を取れるクラス そのためには、 暴力、悪口、差別と徹底的に闘う。 同時に、 一人の問題をみんなの問題に、先生が褒めるより互いが褒める。 2 第一に授業。授業こそ学級経営。 準備を最大化する。 3 余白を残す 100%で仕事しない。 完璧を求めない。 余裕こそが、安定を生む。 パソコンと同じ。ギリギリは、フリーズを生む。 4 教えるから学びへ。 子どもを信じ、学び方を学ばせる。 おせっかいになりすぎない。 5 危機に対して、

          さあ新年度、自分は自分、来年度心がけたいこと7

          大丈夫、大丈夫→学校で困難にぶつかった時に考えること7

          1 給料は下がらない クビになることもない 命まではとられない 私の尊敬する先生の言葉です。 民間では給料は下がるし、首にもなる。消防、警察は殉職もあります。 教師は、どれもほぼないです。 2 必ず良い方向になると信じる 良くなるかわからないけど信じるしかない。そう思わなければ良くはならない。 3 何か解決策があるはず、手を打ち続ける 必ず解決策はあるはずです。100点の方法はなくてもなにかあるはずです。 そのためには行動し続けることです。うまく行かないことは、 うまく行

          大丈夫、大丈夫→学校で困難にぶつかった時に考えること7

          良く考えよう→卒業式をより良くするための視点7

          1 卒業生入場から6年担任が退場するまで1時間34分でした。 4クラス規模の学校では、かなり時短したと思います。 もちろん短ければよいわけでないですが。 2 勤務校では、来賓紹介は「来賓の皆様です」のみです。 祝電は、卒業式1週間前から廊下に掲示。 当日は式での紹介はなし。昇降口に掲示。 これで、時間が短くなったと思います。 もちろん、これで良いかは色々考えがあります。 3 もっと時短するとすれば、卒業生の入場はいらないかなと。 時間が近づいてきたら、三々五々会場に集まっ

          良く考えよう→卒業式をより良くするための視点7

          やってよかったになる→ケース会議で大事なこと7

          1 資料を用意する 言葉だけで状況を互いに理解するのは難しいです。 資料を用意するだけで、話が短くてすみます。 2 しゃべって終わりにしない よくあるのは、大変だねで終わる会議。 大事なのは、何かを決めることです。 いつまでに、だれが、何をするか、これを決めることです。 3 犯人探しをしない 誰が悪いのか、なぜこうなったかという、原因論に陥ると悪者探しで終わります。 誰も悪くないのです。悪いのは、やり方です。 4 大事なのはこれからどうするか 現状は受け入れるしかないで

          やってよかったになる→ケース会議で大事なこと7

          このモヤモヤを解消したい→特別支援学級のあり方を考える視点7

          特別支援学級について、私に偏見があるのかもしれません。 それを含めて、色々ご意見いただきたいです。 1 支援級の教員には、空き時間がありません。 なぜなのでしょうか。学校の中で基本、空き時間がないのは支援級担任のみです。 これは、楽だからということなのでしょうか。 以前の勤務校や他の地域では、空き時間を確保している学校もありました。 2 支援級の教室が正規の数、用意されていないことが多いです。 もちろん、教室の数が限られているのは分かります。 しかし、子供の数が増えている

          このモヤモヤを解消したい→特別支援学級のあり方を考える視点7

          運動会の徒競走って何のため??徒競走前に子どもに伝えたいこと7

          1 徒競走は、一位になることが目標じゃない 2 もしそうだとしたら、全員が目標を絶対に達成できない。 3 何位になるかなんて、誰と走るかで左右される。   組み合わせがちょっと変わるだけで、6位にもなるし1位にもなる。 4 じゃあ何が目標か。   緊張場面で、全力を出し、ルールを守って、正々堂々、最後まで諦めず走り     自分の順位を受け入れ、結果を自慢せず、共に走った仲間をねぎらえる。   これが目標。 5 もちろん、結果も大事だけど、それだけでないということ。

          運動会の徒競走って何のため??徒競走前に子どもに伝えたいこと7

          学校プール廃止→移動水泳教室に行って考えたこと7

          移動水泳教室に支援級担任として行きました。 3年と5年と1回ずつ行きました。 様子と考えたことを書きます。 1 勤務市の小学校は、3校を残して、プールは老朽化のため順次閉鎖していきます。 勤務校は、既に耐用年数を超えていて、今年度、夏の水泳指導はありませんでした。 変わりに、3,5年生のみ、温水プールに行って水泳学習をしました。 2 行く回数は、2回。 9時過ぎにバスで学校出発、9時半に着いて、10時開始、11時過ぎ終了。 11時半くらいに現地を出て、12時頃学校到着、と

          学校プール廃止→移動水泳教室に行って考えたこと7

          運動会について、今あらためて考えたこと

          自分の指導を振り返っています。 1 運動会の目標は何なのか。それをどれくらい達成できたのか。 評価基準は何だったのか。何をもって成功と言えたか。 2 運動会練習を通して、児童にどんな力をつけたのか。 学校行事として、体育の教科として。 3 団体演技指導の仕方は適切だったか。もっと工夫の余地はなかったか。 何を目標にやっていたか。もっと主体的な活動にできなかったか。 4 運動会にかけた時数は、その結果に対して適切だったか。 子どもに体力的、精神的な過度な負担を与えていな

          運動会について、今あらためて考えたこと

          学校評価アンケートについて考えたこと7

          学校評価アンケートの担当でした。 考えたことをちょっと書きます。 1 紙でなく、オンラインで。 集計しなくて済む。打ち込みもいらない。保護者も本音を書きやすい。 2 記名式で回答してもらう。 意見に責任を持ってもらうのもあるが、無記名では、意見にフィードバックできない。 3 アンケート項目が大事。 項目は「学校の教育目標」と連動しているか?じゃないと、学校評価にならない。 4 評価が高い、前年からの評価が上がったというのも大事だが、 低い評価が誰で、なぜかという、ミク

          学校評価アンケートについて考えたこと7

          研究授業を見るときに大事にしたいこと7

          1 後ろから見るだけでなく、前からも見る。 子どもの顔が見える。表情は、言葉以上に伝わるものがある。 2 後ろから見るだけでなく、間に入って見る。 子どもが何をしゃべっているか、子どもが何を書いているかが大事。 3 授業記録を取る。 教師の言葉、子どもの発言、板書、子どもが書いたこと。 記録を取るから見えることがある。 のんびり見ちゃだめ。 4 よいところを見る。 教師の授業行為もしかり、子供の学習する姿もしかり。 5 自分ならどうするか考える。 完成された授業はない

          研究授業を見るときに大事にしたいこと7