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本物は本物同士で喧嘩をし、偽物は本物の名前を出して金を稼ぐ

本物と偽物が見分けられる感性を持っていることの特権をひしひしと感じる。
当たり前のことだと思っていたのだが、これはもはや特権なのかもしれない。

世の中には偽物に騙され倒すグループと、本物の力を感じられる感性を持つグループがクッキリと2つに分かれている。

何を持って本物?何を持って偽物?
みたいな不毛な理屈合戦は、もうどうでもいい。
本物は本物であって、偽物は偽物。それ以上でもそれ以下でもない。
見極められないなら、もうそれまで。
分かる人には分かるのだから、言葉で説明できるものではない。
逆に分からない人には分からない。もう、それでいい。

本物は本物同士でリングに上がる。
決して偽物の話はしない。
偽物など眼中にないのだから話題にもしない。
清々しいまでに一流のプロフェッショナルを貫き、目利きの人間たちを魅了し続ける。

しかし、偽物ときたら…

群れながらグチャグチャと本物の名前を出しては金を稼ぎにかかる。
偽物のいる場所に偽物あり。彼らは絶対に偽物同士でつるむ。
おそらくはお互いに同じニオイを感じとるのだろう。
本物が本物の力を瞬時に見抜けるように、偽物は相手が偽物であることも一瞬で見抜ける特技がある。

偽物はなぜだか勘だけは冴えていたりする。
この才能だけはピカイチであり、お金のニオイがするところにはゴマをすりすりしながら誰よりも上手くハマる。
だから、偽物同士で結託してお金を稼ぐのは上手い。

しかし、残念ながらまともな感性を持つ人たちからは1ミリも尊敬されない。
彼らが騙せるターゲットは一部の感性の鈍い人か、経験値のない子供だけなのだ。
この現実は想像以上に残念なことである。
偽物だってそこそこの年齢を重ねているのに、向けているターゲットがまともな大人でないのは悲しすぎる。
考えただけでも情けなくて泣きそうになる。

偽者同士でつるむのはどうでもいいのだが
偽物たちには、2度と本物の名前を出すなと言いたい。

誰が誰の名前を出そうと勝手やろ!と偽物が大声でキレ散らかしてくるかもしれないが
残念ながらそれは違うんだ。

偽物は偽物として生きてきた代償を払うべきなのだ。
少々厳しい話だが、偽物として生きたことによって、言っていい言葉と言ってはいけない言葉が生まれる。
やっていいこととダメなことが生まれる。
これこそ差別ではなく区別。
その生き方を選んだ人には、その生き方を選んだ人が背負わなければいけない十字架が生まれる。

偽物は偽物同士で徒党を組んで、そのコミュニティ内だけでワーワーやって感性の乏しい人たちを騙していればいい。
こっちはアナタたちを放っておくので、アナタたちもそこのラインは踏み越えないでほしいんだ。
偽物が偽物ラインからハミ出して本物へと侵食してくるのは完全なるマナー違反。
本物側へ入りたいなら偽物の生き方をしなければよかったのだ。
しかし、時すでに遅し。偽物は偽物同士で肩を組んで生き続けてきたので、2度と後戻りはできない。
ならば、こっちに入ってきてはいけない。

本物の名前を出すことさえも封じられる生き方を選んだのは小物のアナタたちなのだ。
これが偽物として生きる道を選んだ人間が背負うカルマである。

失礼を承知で心の底からの本音を言わせてもらえば
偽物とは1秒たりとも関わりたくない。
本物側は何があっても絶対に偽物側とは関わらないので、偽物側も同じようにしてほしいだけなのです。

百獣の王ライオンだって、耳元でハエがブンブン飛んでたらイライラすることをお忘れなく。
これは切実なお願いです。







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