vol.146 はつこい

年が明けて初投稿並びにかなり久々の更新です。

本日は昨年の秋から引き続きグッズも含めてハマり続けている作品の「五等分の花嫁」のエンディングテーマであったミディアムバラードの『はつこい』という楽曲について語りたいと思います。

2期目のエンディングテーマなので当初、敵対していた家庭教師である五つ子たちとの関係性の違いも大きく反映された歌詞となっております。

この作品はざっくりと解説をしますと、主人公の男はとても貧乏な家で借金も抱えている状態から物語が始まります。
主人公は勉強一筋の一匹狼タイプの主人公。

そして、父の紹介で突如、給料が普通より良いと言われる家庭教師のバイトを勧められその家庭教師の相手というのが新たに風太郎のクラスに転入してきた女生徒。

最初は1人に教えるのかと思いきや、まさかの家庭教師をしないといけなくなったのは同級生の5つ子。

最初は勉強嫌いで何かと敵対する5つ子に対して、悪戦苦闘しながらも少しずつ向き合ってきた結果色々と五つ子との変わっていく関係性が描かれていくのが2期の見どころの一つ。

5人がそれぞれに主人公に対して、好意を抱いていき
そんな5人の心情を歌詞にしています。

五等分の花嫁の楽曲ですごいのは数分しかない楽曲で
一つの曲に5人分の感情とか本当に劇中で描かれてきた言葉だったりをうまく使用していて、作る方も色々と試行錯誤したのではないかなと勝手に思っております。

好きな歌詞①
【なんで君なんだろ・・・
問う心に 響いたチャイム
その音は少し切ない
だけど愛おしい 初めての音色だった】

劇中で、どんなに恋心を抱かれたりとかしても全く持ってこの主人公は浮かれたりしません。
だけど、相手を思う不器用な優しさとかに段々とヒロインたちは惹かれていく。
チャイムってのも劇中でそのようなシーンが描かれている部分があります。

過去に自分も好きになりたくなかったけど好きになった人がいて、「なんでこの人がいいって思ってしまうんだろ?」って思った事がありこの気持ちがすごく共感できました。
このヒロインは後半、いわゆる色々な世間的に悪い手を使ってでも主人公と近づこうとしますが(その結果、人気は下がっていったらしいです)そこも共感出来てしまう自分はいるのでなんとなく切ない気持ちになります。

好きな歌詞②
【ねぇ おなじ人好きになったから
ここに絆があること知ったよ
(傷つき)
悩んで学んで行くの
きっと私が私らしくなるために】

これはあるシーンが思い出されて、この部分を聞くだけで本編を思い出して泣けてしまう・・・。

5人がそれぞれに主人公に対して想いを募らせていけばいくほど、ギクシャクする5人の関係性。
でも、最後には和解して終わるのだけど。

最後に色々とアプローチしてた事を主人公に「全部、嘘だよ」って伝えるシーンがもうしんどい( ;  ; )
で、映画に続いて最後に選ばれるのは一体誰なんだってお話です。

従来のこういうラブコメ作品と違うのはいわゆるハーレム系と言いながら個人的には主人公よりもヒロインの恋愛を応援したくなってしまう(主人公は序盤は「恋愛なんて必要のないものだ」的な事を言っており、マジで後半まで恋愛的な展開はなく本当に高校生ですか?って思ってしまうw)特殊なラブコメ作品だと思っています。

楽曲について語るといいながら、ほぼ作品について語ってしまう内容となってしまいましたがそれくらい劇中歌が作品の世界観とシンクロして作られている楽曲という事なのです。

本日はそんな楽曲について語らせていただきました。
こちらのnoteを読んでいただきましてありがとうございました😊

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