見出し画像

「初任者におすすめの一冊」過去3年の選書まとめ

もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、カタリスト for eduさんが毎年3月頃に開催している「初任者におすすめの一冊」に今年も寄稿させていただきました。4回目の寄稿で、毎年とても楽しみながら記事を書かせていただいています。せっかくなので、過去3年分の選書をまとめてみました。

ちなみにカタリストさんは「学校から社会を元気に」をテーマに活動されていて、ウェブサイトには教育に関する様々なコンテンツが掲載されているのでぜひのぞいてみてください👀

「初任者におすすめの一冊」という企画は、ちょっと先に現場に出た先生たちや教育に携わる方々からのこれから現場に出る先生たちに向けての応援メッセージのように感じられるだけでなく、選書の理由からは一人ひとりの想いが伝わってくるので初任者以外の方々にとっても全国の教育関係者の人たちと本を通して出会えるような感覚を持てる、素敵な企画だなーと思っています。


選書の観点

そんな素敵な企画だからこそ、実はこの選書、毎年すごく悩みます。笑
流行りの本はおすすめする必要すらなさそうだなと思う一方、マニアックすぎる本はお呼びでないかもしれないし・・・とか色々考えてしまうので。
ただ、ここ3年間の自分の選書を振り返ってみたら何を軸に選んでいたかは結構明確でした。

  1. 「学び」についてを学べる / 探究できる / 見直せる本

  2. わかりやすくてすぐ使えるHow to系ではなく、現場に出てからも何度も読み返すことで味が出てくるスルメ本

この2点がおそらく自分のこだわりだったのではと思います。

大学院で学習観に関する研究をしていることもあって、やっぱり自分の興味関心がそこにあるのと、子どもの教育に関わる上でそこがやっぱりめちゃくちゃ重要だなという感覚があるのでしっかりそれが反映された選書となりました。おすすめの理由は各記事に書いてあるので、以下にまとめてリンクを貼っておきます。そしてもちろん、初任者の先生だけでなく全ての先生方、子どもと関わる大人たちにおすすめしたい選書です。ぜひ読んでみてください〜〜!(そして、読んでみての感想など頂けたらとても嬉しいです)

2023年「私たちはどう学んでいるのか」(鈴木宏昭)

2022年「人はいかに学ぶか」(稲垣佳世子・波多野誼余夫)

2021年「教育心理学概論」(三宅芳雄・三宅なほみ)

※同じ放送大学の教材シリーズで、「教育心理学特論[新訂]」というものもあり、そちらもおすすめです。より現場での実践事例などを多く含めた内容になっていて、Teach For Japanの研修の課題図書としてもこちらを活用させていただいています。


こうして並べてみると今でも本当におすすめしたいと思える本がちゃんと揃っててよかった!これからも、そんな風に思える本とたくさん出会えるといいな。そして、他のみなさんのおすすめ書籍もまだ読んだことないものは時間を見つけて読めるといいな。

改めましてカタリストさん、素敵な企画をありがとうございます✨
ではでは。


My contact details and Archives


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?