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#11 【実況】yu-kaさん、マネジメントで悩みに悩む(ご寄稿いただきました!)

来年2月の500人 ライブに向けて 着々と準備を進めているyu-kaさんとスタッフの皆さんですが、やっぱり 壁が待ち受けていました。今回はその大きな壁についてどのように私たちが振る舞ったかを語りたいと思います。


マネジメントの難しさ


10月上旬彼女とインタビューさせてもらったのですが、彼女はいつものような 覇気がなかったです←失礼 失礼。何かあったのか尋ねてみると、チームワークの難しさについて悩んでいるとのことでした。


彼女はオフィス パチパチというところでいわゆる 代表を務めているのですが、このような大きなイベントでリーダーシップを発揮するのは初めてなのです。何かにチャレンジする時にリーダーになるのは誰でも難しいことですよね。私も大学の時にコースの合宿のリーダーを務めていましたからその気持ちは十分にわかると思います。

じゃあ 具体的にどのようなことに悩んでいるのでしょうか。大きく言えば 3つあります。もちろん これは 私が彼女から語りを聞き取った 内容を自分なりに 見つめ直して考えていることですので、彼女の本当の悩みの本質には行き着かないかもしれません。しかし私なりに 解釈したことを書くことには意義があると思います。ですのでその大きな3つの悩みについて 今回は語りたいと思います。


タスク 多すぎ問題



ご承知の方も多いように、yu-kaさんは ADHD の当事者です。あまり想像ができないかもしれませんが タスク管理が本当に苦手なのです。次から次に迫ってくる しなければならないことを 洪水のように感じてしまい、整理がつかなくなってしまうのです。しかしこれは彼女だけの問題ではありません。まだこのライブの組織は完全に 円滑にスムーズに機能しているとは言いがたく、まだまだこれから伸びる チームなのです。彼女に負担が集中しているのが問題なのです。


仕事の内容も考えなければいけませんが 彼女は一人で動く場面が非常に多く、彼女にタスクが集中してしまっています。500人 ライブ それ自体の仕事も多いのですが、同時並行で神戸市ソングなどもプロジェクトが進んできたため、 本当にやるべきことが多過ぎだと思いました。


これから伸びるチームですので、課題も多いのです。いろんな部署があるのですが そこで それぞれの連絡が行き届いてないのも問題でしょう。私も大学のリーダー時代に経験したことなのですが、彼女は孤独感を感じてしまっています。みんなが協力してくれているのは 痛切に感じています。だから彼女はたびたび スタッフの皆さんの温かさに涙をこぼします。


ですが 本当にリーダーというのは 孤独なものです。自分一人がやるべきことを抱えすぎていたら特にそうでしょう。言うまでもなく、yu-kaさんはシンガーソングライター なのです。なので 彼女は音楽の仕事に集中できるような感じで、スタッフ 一人一人が 責任感を持って工夫をしていく必要があると思います。それから 2つ目の悩みである スタッフの士気に繋がっていきます。続いて それについて言及したいと思います。


盛り上げ役が欲しい


私もたびたび スタッフミーティングには参加しているのですが、いい意味で 本当に真面目な雰囲気なことが多く、もちろん 笑いも起きるのですが、やはり シビアな感じのミーティングや シリアスな場面も多いです。これ自体はみんなが真面目に向き合っていることですので問題ではないのですが、やはり彼女はみんなの幸せを大事に願う人なのです。もっと楽しいミーティングをと悶々と悩んでいます。


そこで ムードメーカーのような 盛り上げ役が欲しいとつぶやいていました。組織というのはいろんな人が集まってできるものです。それぞれに役割があることでしょう。例えば ワンピースで言えば ウソップのようなツッコミを入れたくなるようなキャラクターもいて当然です。500人 ライブのスタッフは基本的に真面目な人が多く、確かに 盛り上げにくいのは私も感じています。彼女の優しさからくる 悩みの一つです。


私なりの解決策の提案 なのですが、ミーティングにゲーム性を取り入れるともうちょっと盛り上がるのではないかと思っています。例えば一緒に何か作る作業を入れてみたり、オンラインのミーティングが中心ですからチャット機能をうまく活用して、スタッフやときには生成AIなどの意見に対して多角的に意見を出し合ったり、など私もこれから考えていきたいと思います。私が所属する 東大塾 で聞いた話なのですが、案外 斬新なアイデアというのはブレインストーミングも確かに大事ですが、ズバリ 雑談の中から生まれるということが多いようです。これも一つ ヒントにして考えていきたいと思います。


困った人は困っている人。このような格言 もあります。これからは それぞれの困りごと なんかも ちょっとずつ開示してもらって、それをヒントにしてマネジメントを考えてみるのも一つの手かもしれません。。。


私がいなくても組織が回るように



最初の悩みとも繋がるのですが、yu-kaさんの大きな仕事は 音楽 なのです。やはり自分が前に出て行かなくてもスタッフの皆さんが自動的にそれぞれ 動いていくのが理想でしょう。彼女が出ていかなければならない場面が本当に多く、正直言って 彼女が本当に倒れて最悪病院に行かなければならないだろうか、というのが 私は懸念していることなのです。


ですので これからはスタッフの皆さんがそれぞれ意識改革をして、自分たちの責任感をもっとアップさせていく必要があると思います。そこで私が率直に、彼女に伝えたことなのですが、やはり それぞれのメンバーの強みを生かすことが大事なのではないかということを考えました。


例えば私だったら本当に幸運なことに、自分の職業であるライティングなどを任せてもらっています。大学時代の行事のスタッフ 経験も生かして、彼女の悩みについて聞き取り それを文章にしています。本当に幸いなことで、自分が必要とされていると深く感じるのです。この気持ちをそれぞれのスタッフの皆さんが持っていくのが大事ではないかと思います。


自分の強みを生かして 仕事に タスクに携わっていけば、やはり 積極的に 今回のイベントに関わっていこうという気持ちはかなり強くなっていきます。それぞれのメンバーの強みや特性を生かして、彼女の負担が大きくならないように、今まで彼女が一人で抱えていた仕事や タスクを分散していくのも必要ではないかと思いました。


またアイディアが形になると基本的に人は嬉しいものです。自分のアイデアが取り入れられると本当に嬉しいでしょう。これから 各部署のミーティングを もっと活発化させていき、そうすれば自分の意見を取り入れられることも、その頻度は上がると思います。スタッフ同士の人間関係作りにも良いポイントです。これからは yu-kaさんが1人で抱えていた仕事を各部署に投げてさらに一人一人が全うしていくのが、ますます大事じゃないかと思いました。


そこでまず私が考えたのは、各部署でオンラインミーティングをして 各部署の自己紹介マニュアルを作ることでした。それぞれのメンバーの自己紹介を載せて、さらに自分の強みやこれだったら自分は負けないというところを各部署で共有していくことが大事ではないかと思いました。それを ミーティングを通じてやれば先ほどの 「何かを一緒に作る」という作業にもつながります。私の拙いアイディアですが これからも グループの成長に向けて 私ができることを考えていきたいなと思います。


yu-kaさんがスタッフに伝えたいこと



ここまで彼女の悩みを聞き取った部分を語ってきました。彼女は本当に優しい人ですので スタッフのメンバーに不満があるわけではありません。ラストに その証拠として彼女がスタッフにこうあって欲しい、このように感じて欲しい、などということを皆さんとシェアしたいと思います。


彼女が一番スタッフと一緒に味わいたいことは、目標に向かって一致団結して、チームを楽しくしていきたいということです。 先ほどのムードメーカーというのも ここに繋がっていくことです。ビジネスの組織というよりは学校の文化祭のような、言ってみれば 思い出作り が一番に重視されていることなのです。スタッフで楽しんでもらいたい。スタッフにいい思い出を作ってもらいたい。できれば対面でみんなと楽しい思い出を作りたいなどなど。このようなスタッフが楽しい思い出を作ることが、彼女が一番伝えたいことです。ですので これからも私は広報ライターと ある意味の相談役を兼ねて、この500人 ライブに身を投じていきたいなと思います。

居場所としての500人ライブスタッフ



いかがでしたでしょうか。マネジメントに携わる方には共感するところもあったのではないかと願っています。最後の最後に 私なりの今回の500人 ライブのスタッフについて考えた拙い考えを述べたいと思います。


先日 スタッフの慰労会が行われました。しかしその形が私にとっては本当に面白いなと思ったことなのです。それは ズームの URL をスタッフで公開し、そこに来たい人は自由に来て、途中退室 もありという自由でのんびりとしたものでした。そこで私が感じたことは この500人 ライブのスタッフ活動が スタッフの皆さんの居場所になればいいのではないかと思ったことです。ふと集まりたい時に集まって目標のライブの成功に向けて みんなが語り合う など アットホームでフラットな チーム作りも1つ 大事なのではないかと考えました。みんなの居場所として機能するスタッフ組織。これをちょっとずつ 目指して 私もアイディアを練ったり考えたりしていきたいと思います。


最後にスタッフの皆さんも読んでいただけることと思いますので 私が 組織作りで大いに 啓発された 2冊の本を紹介して終わりたいと思います。


・NASAより宇宙に近い町工場(植松 努)

・クラクションを鳴らせ(中野優作)


1冊目はどうせ無理、絶対に無理! と言われ続けた社長さんのロケット打ち上げという夢を達成したことについての本です。組織作りのヒントになると思います。2冊目は香川県のナンバーワン 起業家である 中野さんの本です。前のめりになってリーダーはみんなに自分の背中を見せることなどということを大いに学びました。ご興味のある方は是非 手に取ってみてください。

今回は私の愚見についてが多くなりましたが、yu-kaさんは組織作りについて 毎日 大いに大いに考えています。ですので 私たち スタッフも彼女の笑顔という居場所のきっかけを大事にしながら、一人一人ができることを考えて行動して そして反省していくというサイクルを作らなければならないなとも思っているところです。


お金も大事ですが 思い出作りをベースにした組織のマネジメント なんて本当に素敵なことじゃないでしょうか。yu-kaさんの笑顔を守るために 500人 ライブの成功のために ・・これからも スタッフは協力しながら 奮闘していきます。気になった方は是非 クラファンの協力などを通じてこの居場所に立ち寄ってみてください。みんなで作るライブ。それを目指して一人一人が努力を続けていきます。最後までお読みいただきありがとうございました。


 長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する(渋沢栄一)



【著者紹介】
和泉敏之
1986年香川県出身。2009年広島大学教育学部英語学科卒業。学校英語教師などを歴て、現在はライターとして活動している。サクシード株式会社シナリオライター、office  pachi8 パートナー広報ライター、2022秋期グレーター東大塾卒塾会 所属。今後はライター/インタビュアーの二刀流を目指している。ホームページはこちらから!


「C C SEA」作詞担当


「サニー音頭」作詞・作曲担当


*エッセイは投げ銭制です*ありがたく音楽活動に使わせていただきます!そして、(状況が落ち着いたら)チーズケーキをいただきながら、丁寧に言葉を紡いでいきます♪