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組織作りは空気作り。夢に向かって熱く! /(株)カウテレビジョン 執行役員制作部長 元吉 賢司さん

大学卒業まで夢が持てなかったところに、ある人とがきっかけで夢や仲間と出会い、人生を熱く生きる元吉 賢司さんのお話を伺いました。

 元吉 賢司さんのプロフィール

出身地:福岡市
活動地域:福岡市
経歴:長崎の大学卒業後、福岡のベンチャー企業「カウテレビジョン」に入社。
現在の職業および活動:先ほど行われた社内選挙に立候補し、当選。この7月から執行役員制作部長として奮闘中。
座右の銘:一燈照隅万燈照国(いっとうしょうぐうばんとうしょうこく)



「目指すところは世界平和」

Q1 元吉さんの夢やビジョンは何ですか?

元吉賢司さん(以下 元吉 敬称略):
23〜24歳の頃、会社の合宿で「何のために仕事をやるのか」というテーマを考える機会がありました。ずっと考えていたのですが、僕ら問わず世界中の人たちが働かなかったらこの世界って成り立たないじゃないですか。
人類、誰も働かなかったら今みたいな生活を成し得ない中でなんで働いてるのかと言えば、みんな豊かな生活をしたい・家族と幸せな暮らしをしたい、その思いの集合体だと考えるとつまりは世界を平和にするために仕事をしてると思ったんです。更に、僕らが魅力的な仕事に取り組むことで求職者に働きたいと思ってもらえる連鎖が起きる構造だなと思ったらそういう組織を創ることが社会貢献につながり世界平和にもつながることじゃないのかなと思ったんです。
そのことを自分に繋げると、今の会社の代表になりたい思いがあります。2012年に「自分の10年ビジョン」で10年後のゴールとして「2022年にカウテレビジョンジャパンの社長になる」と言ったことを思い出すある事柄がありました。
それは会社の管理職を選挙で選ぶと言う新しい試みでした。立候補側の主体性と責任感を育てる目的です。また、全員に投票権があるので一票を入れた側の責任もあります。立候補した側も選んだ側もどっちにも主体性を持たせるということですが、そこで、10年ビジョンを思い出し、「これはいくしかない!」と思い、執行役員と制作部長に立候補したら当選したんですよ。
だから7月から今までは制作課長だったのが急に執行役員制作部長になるって言う…。
夢には近づいたんですけど、今、器だけすごい広いところにぽつんといる感じなので、体をでかくしていかないといけないんです。


「どうにかなるっしょ!(笑)」

Q2 その夢を実現するための計画はありますか?

元吉:
社会から見て「執行役員制作部長」の肩書きで見られるので、襟を正す必要性は感じますね。
だけど、こればっかりは正直、行き当たりばったりです。今回の選挙に立候補することは自分の枠を広げるチャレンジだったので、そこに見合うだけの人間にならないとと思っています。

記者:今、どんなお気持ちなんですか?

元吉:正直、楽しみにしています。人生って壮大な実験みたいなものだと思うので、やらないと結果は何も出ないから、じゃぁやってみよう。それでよくなれば御の字ですし悪ければ僕じゃない誰かがなればいいだけの話なのであんまりそんな気負ってはないです。
まぁ、どうにかなるっしょ(笑)
やらないと自分に還ってくるでしょうけど、やったらやっただけどうにかなると思ってますね。



「自分の意識改善」

Q3 その夢を実現するために日々心がけている事はありますか?

元吉:
今はまだ手探りですけど、現場で上司がどんな関わり合いをしてくれたら嬉しいかなということを客観的に見ながら、その立場になった自分がどう振る舞うかって言うのを考えて行動しています。
月並みですけど、ちゃんと話を聞いてくれるとか聞いたきりにしないで改善まで移すとか自分の仕事よりも優先してくれるとか、こういう上司だったらいいなぁって自分の意識を改善しています。

また、仕組み作り・風土作り・モチべーション・目標管理、そういうところに時間をさけるように意識していますね。
組織作りって空気作りみたいなものだと思うんです。みんなで頑張る雰囲気を作れば、頑張らない人も頑張るようになっていく、難しいけど面白いところですね。



「社長からの本質的な問い」

Q4 その夢を持つきっかけにはどんな出会いがありましたか?

元吉:大学が長崎で就活もほとんどしていない時に、福岡にいい会社があるからと紹介してもらい、行ったその日に今の会社の社長と会いました。目力が強くて強烈なパーソナリティーを持った人で、こういうエネルギッシュ溢れる大人がいるんだと刺激を受けたのを覚えています。

入社後もいろいろ教わりながら考えるきっかけが増えたことで、夢を持つことになったというのはありますね。
何のためにその仕事をするのか?とか目的は?とか意思を問われたりとかどうなりたいの?などの問いを、それこそ合宿や出張に行った先で飯を食いながら話したこととかロケに行った先で話したこととか移動中の車でとかそういう機会の積み重ねだと思うんですけど、でも1つ共通点で言えるのはそこにだいたい社長がいて、社長がそのきっかけをくれてたなぁって今話をしながら思います。本質的な問いとか、お前は何のためにその仕事をしてるのかとかそういう問いを立ててくれるのは家族でも友人でもなく社長ですね。


「心の底にある熱く生きたいと思う火種」

Q5 その出会いに至った背景は?

元吉:
中学高校大学時代には夢は持てませんでした。聞かれても何も答えられないと思ってむしろ夢や目標を持つことに反発をしていましたし、夢を持てないことに対して考えないように蓋をしていました。そういうことを考える習慣がそもそもなかったってことですよね。大学まで行っても知識偏重の時代で僕も生きてきているので自分の意見が言えなかったです。
公務員の家庭に生まれてありがたいことに普通の幸せな家だったんですけど、このままでは嫌だという反発、なにかを変えたいという反動があったのかもしれない。その反動が社長と会った瞬間、就職先として現れたのかもしれないですね。
ベンチャー企業は親からみたらありえないかもしれないけれど、不思議と不安や将来への心配はなかったです。

カウテレビジョンにいないと間違いなく組織を創りたいってことは言ってないですし、日常社長からいろいろ問われることによって内省する機会が多かったんだと思いますが、どこかで僕は自分が変わりたいって思いがあったんだろうなって思います。実は熱く生きたいって思いの火種が僕の中にあって社長と出会い焚き付けられて少しずつその火種が大きくなっていってるのかもしれないですね。
夢や目標を考えることさえできなかったのに、今は持ててそれを言えてる、そして現実的に達成を目指していく自分になってると、僕自身が変化したなぁと一番実感しています。


記者:変わりたいと思っている元吉さんの意思が高橋社長とのご縁をむすんだのですね。
今日はありがとうございました。

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元吉賢司さんの詳細情報についてはこちら
↓↓
Facebook:https://www.facebook.com/kenji.motoyoshi





【編集後記】
今回インタビューの記者を担当した岩見です。
取材の場所に颯爽と現れた元吉さん。穏やかな佇まい・話し方の元吉さんですが、インタビュー全般を通じて生き方そのものにやりきりたい思いがある方なのだなと感じ、両極のバランスが素敵な方でした。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載さいます。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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